ドラゴンボールZ/改 魔人ブウ編 4 純粋ブウとの決着~そして10年後 第28回天下一武道会 戦闘力

ドラゴンボール改 魔人ブウ編 Blu-ray BOX5



-魔人ブウの真実- 紫数字:完全推定数値

魔人ブウ(純粋)/悟空(超サイヤ人3) ×120兆??? ○1兆2000億(最大)60万キリ

 純粋ブウ最強説も否定はできないが、ここでは純粋ブウ最強ではないという観点から話を進める。

 そもそも超3悟空が120兆もの力を隠し持っていたなら、ポタラもフュージョンも必要ないのだ。120兆という数値は通常時の4万倍で、悟空がアルティメット化(フュージョン超3変身)したのも同然。そんな強さがあるなら、ゴテンクス吸収ブウから「ふはははムダだ」などとは言われない。悟空も、純粋ブウ相手に「悟飯・ゴテンクスを生き返らせて戦ってもらう」という発想が生まれるはずもない。

 原作でもアニメでも、展開上明らかに、アルティメット悟飯>超3ゴテンクス>>>超3悟空 という図式が成立している。アニメの悟空が純粋ブウ最強と言おうと、原作でベジータがカカロットナンバーワンと言おうと、だ。

 それらはレベルが近い者同士、互いに認め合ったことから発せられた言葉だろう。合体・吸収・他人の力を借りたパワーアップなど、一切混じりっけなし、自分だけの力による純粋バトル。その意味での最強、ナンバーワンと呼ぶならば、純粋ブウと超3悟空はまさに最強でありナンバーワンだ。

 「スカウターバトル体感かめはめ波」では、純粋ブウの戦闘力が11億5000万に設定されている。



魔人ブウ(500万年前) 1兆2000億(純粋)2兆4000億(南の界王神吸収)1兆(大界王神吸収=無邪気)

キリ換算 60万キリ(純粋)120万キリ(南の界王神吸収)50万キリ(大界王神吸収=無邪気)

魔人ブウ(現在) 36兆(悪)72兆(南の界王神吸収・逆変身)1兆2000億(純粋)
キリ換算 1800万キリ(悪)3600万キリ(南の界王神吸収・逆変身)60万キリ(純粋)

 悪ブウのリミッターである善ブウを分離したことで、南の界王神吸収ブウに逆変身した。その際に気が増大したのは、おそらく純粋ブウと悪ブウの吸収方法の違いが原因だろう。悪ブウは、吸収したピッコロ・ゴテンクス・悟飯を頭脳の一部に捕獲収納しており、分断可能だった。対して純粋ブウは、南の界王神・大界王神をもはや分断不能なまでに消化・吸収してしまっている。(悪ブウの頭脳には、南の界王神はいなかった。善ブウの頭脳にも大界王神はいないだろう)

 悪ブウは善ブウをリミッターとして残しており、純粋ブウへの逆戻りをひどく嫌がっていた。純粋から無邪気に変化したような、これ以上の人格への影響を排除したかったのだろう。ピッコロ・ゴテンクス・悟飯も完全に消化吸収しては、邪悪さが薄らいでしまうことも考えられる。

 500万年前、純粋ブウは南の界王神を完全に消化吸収することで、戦闘力をプラスではなく倍化させたのだ。そして現在、悪ブウから南の界王神吸収ブウに逆行する際、その名残で戦闘力倍加が働いたと見られる。しかし、純粋ブウに戻ってしまえば、戦闘力も元通り、最初の1兆2000億に縮んでしまったわけだ。ベジータや悟空の反応からも、南の界王神吸収ブウから純粋ブウへの逆行は、気が減少したことがうかがえる。



-地球の全元気玉- 赤数字:公式数値 紫数字:完全推定数値

超元気玉 1兆5000億75万キリ

 超3悟空と純粋ブウの戦闘力は完全互角の1兆2000億。普通ならとっくに決着がついているダメージでも、ブウは平気で再生してしまう。超3悟空が純粋ブウを消し去るエネルギー量をためるには、1分の時間が必要だった。しかし、1分を過ぎても気は満タンになるどころか、エネルギー超過で超3変身が解除される。ベジータは最後の手段として、生き返らせた地球人類全ての力を集めた元気玉にかけた。(元気玉を知っているということは、界王拳のことも知っていておかしくはないが、使えるかは別問題)

 純粋ブウ(1兆2000億)を完全消滅させるのに必要な元気量は、ずばり戦闘力 1兆5000億相当。フリーザ最終形態100%(1億2000万)VS超サイヤ人1 第一段階 悟空(1億5000万)の再来、再現のような数値だ。無論、本来の元気玉のように「ちょっとずつ」元気を分けてもらったのではとても無理な数値ではある。しかし、ベジータは元気玉の特性を熟知しているかのように、「ギリギリまで元気を集めさせてもらう」と言った。

 「みんな、オラに元気を可能な限り分けてくれ!」

 可能な限りギリギリの元気を分けてもらうには、本人の了承を得た証として両手を挙げてもらう必要がある。まずは、ベジータの呼びかけで仲間たちからの元気が集まった。


悟飯 60兆(基本最大 15億
悟天 11億(基本最大)
トランクス 11億5000万(基本最大)
ピッコロ 260億(基本最大 10億4000万
 ↓
297億5000万(基本値合計・ピッコロは神と融合状態)
(ピッコロが基本値なら 47億9000万


 アルティメット悟飯(60兆)のエネルギーだけでも事足りるように思えるが、実際はそうなっていない。悟飯がアルティメット形態を解除し通常状態(15億)に戻っているからなのか。あるいは、気を開放する前の段階で元気を送ったから、のどちらかだろう。(人造人間編のピッコロがゲロ〔20号〕に言ったように、爆発させる前の「たかが知れた」エネルギー?)

 もったいぶらずに最大限に高めた気を送ればよかったではないか、という問題が持ち上がる。しかし、悟飯たちに魔人ブウを倒すために必要な総元気量が判断できるとも思えない。あの場はただ、ベジータの呼びかけに応えて元気を送ることだけが最良の策だと考えたはずだ。よって、高めた気を送らなかったからといっておかしくはないだろう。

 アニメの悟飯たちは一度天界に戻ったが、魔人ブウ消滅時にはなぜか地上に下りていた。(原作ではずっと地上におり、天界に戻ったのは魔人ブウ消滅後)


クリリン 130万
人造人間18号 9億(人間女性としては 4
マーロン 0.5
ブルマ 4
ヤムチャ 60万
プーアル 1
ウーロン 2
チチ 130(通常時 ジャンプ付録)
牛魔王 60
亀仙人 139(通常時)
ビーデル 10.5(基本 7
ミスター・ポポ 1030(ジャンプ付録)
 ↓
190万1377.5(基本値合計)


 天界の神殿から元気を送った仲間たち。永久エネルギー炉を持つ18号なら、ずっと手を挙げていればずっと元気を送り続けられたのではないか? いや、それができなかったということは、18号が送ったのは「人間」としての元気なのかもしれない。人間の気→人造人間のエネルギー には転換可能だが、その逆は不可能なのだろう。永久エネルギー炉の人造エネルギーを元気に転換することはできないということだ。(エネルギーは減らなくとも、生身の部分はダメージを受ければ機能が低下する。元気を送るのも同様)

 続いては、悟空の呼びかけに応えて元気を送った者たちを紹介。


ウパ 205
ボラ 70
 ↓
300350(聖地カリンの住人含む)

 30代にたくましく成長したウパ。可愛い奥さんと、小さい頃のウパそっくりの子供が一人いる。ドラゴンボールZ初期に登場した10代後半のウパは、戦闘力 120(カードダス)。「悟空さんのように強くなる」を目標にさらに鍛え上げた戦闘力は、205と定めたい。超聖水を飲んだ悟空(150)と、超神水を飲んだ悟空(260)の中間の強さだ。ボラは年老いてはいるが屈強な肉体は健在で、戦闘力は変わらないだろう。アニメには、他にも聖地カリンの住人(ウパ・ボラの同族)が10数名登場した。


カリン 190(ジャンプ付録)
ヤジロベー 970(ジャンプ付録)
 ↓
1160


 アニメではベジータではなく、悟空の呼びかけで手を挙げていた。カリン様は一度天界の神殿に姿を現したが、すぐ後にカリン塔に降りたようだ。この時点のヤジロベーは39歳。毛皮を羽織りチョビひげを生やしている。


人造人間17号 12億(人間男性としては 5

 セルに吸収され、親子かめはめ波でもろともに消滅したが、ドラゴンボールで生き返ることができた(セルに吸収されたことは、セルに殺されたも同然のものとして神龍には受け取ってもらえたようだ)。アニメでも原作でもベジータではなく、悟空の呼びかけで手を挙げていた。(18号と同じく、ずっと手を挙げ続けていても意味はないだろう)

 原作ではランチさんとして描かれるはずだったが、17号に変更されたという。「久しぶりに聞いたなあいつ(悟空)の声も」という台詞はその名残だ。17号は悟空に一度も会ったことはない。悟空の声を聞いたとすれば、ゲロから悟空に関する映像を見せられたことなどが考えられる。アニメでは、通りかかった男性二人を猟銃で脅して手を挙げされた。

 2日前のバビディによる全世界通信で、地球人全員が悟空の声を聞いているはず。いや、単純に考えれば地球の半分は夜で、半分の人間は眠っていたはずでもある。17号も眠っていたのかもしれず、たまたま悟空の声を聞き損ねてしまったとも考えられるが…。ブウによる大量虐殺が続く中、地球人は全員がのんきに寝ていられるような状況ではなかった。それは元気玉の元気を集めるこの時点でも同じで、寝ている人間がいては不便なことになる。

 ドラゴンボール超を考慮すれば17号はこの時点から強さを増している可能性もあるが、とりあえず人間男性としての基本値は5のままとしておく。


天津飯 4800万(基本最大)
餃子 48万
 ↓
4848万

 アニメではベジータではなく、悟空の呼びかけで手を挙げていた。ベジータに殺されたことをまだ根に持っているのだろうか。


人造人間8号(ハッチャン) 120(人間男性としては
8
スノ 4
 ↓
50~150(ジングル村の住人含む)

 人間ベースの人造人間ハッチャンはドラゴンボールで生き返ることができた(原作では全人工製だが)。ジングル村の少女スノも、今や34歳の大人の女性。アニメでは悟空を懐かしみながら、村人とともに両手を挙げた。ハッチャンのパワーも17号、18号同様、人間としては大したことがないかもしれない?


ランチ 4(青髪)

 原作では17号に取って代わられてしまったが、アニメではしっかり登場。青い髪のランチさんが悟空の呼びかけに応え、両手を挙げて元気を送る。「ランチEXPRESS」と書かれたトラックに乗っており、運送業を営んでいるようだ。作者によれば、金髪ランチさんは天津飯を諦めてはいないが、すれ違い続けているという。ランチさんが食い下がって天津飯とは結局は一緒にいる、とも述べられているが、ブウ編ではまだの様子。「ジャンプスーパーアニメツアー08 オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち!!」にもちょこっと登場。

 悟空の呼びかけに応えた地球人はここまで。アニメでは悟飯たちが人々に声をかけるも無駄だった。しかし、世界の救世主ミスター・サタンの呼びかけが世界の人々の心を動かす。


ナム 76
ギラン 9
ミイラくん 110
アックマン 130
国王 3.5
 ↓
350400(ナムの村の住人・ギラン族含む)

 アニメに登場(第285話「超感激!!できたぜみんなの元気玉」)。悟空と面識がある者たちだが、なぜか悟空には応えずにミスター・サタンの呼びかけで両手を挙げた。ギラン・ミイラくん・アックマンはともかく、ナムまでサタンの信奉者になっていたとは驚きだ。


地球人の全元気 250億500億

 待ちに待った地球人の全元気。地球人の戦闘力を平均 5として、総人口を50億~100億と仮定した場合の総元気量は上記のようになる。だが、500億でも純粋ブウ(1兆2000億)を消し去る量にはとても届かない?


キビト神 585億
老界王神 13億0003
デンデ 800
閻魔大王 2000
占いババ 3
 ↓
700億~1000億(ナメック星人・あの世の住人含む)

 ナメック星のキビト神・老界王神・デンデ、百名以上のナメック星人。閻魔宮の閻魔大王や占いババ、大界王星から戦いを見守るあの世の達人たちの気も含まれているはずだ。戦闘力の上で見れば、地球人全員の元気よりも、あの世から集めたパワーのほうが大きくなる。だが、それでも純粋ブウ(1兆2000億)を消し去る量にはとても届かない?

 いや―


超元気玉 1500億1兆5000億
(元気が集まってより元気に)

 ここまでの数値を全て足して、約1300億~1800億。平均値を多少下方修正して1500億相当の戦闘力が集まったとしよう。確かにそのままでは純粋ブウ(1兆2000億)を消し去るには不足だ。しかし、元気玉は元気が集まれば集まるほどより元気になる性質があると考えられる(ナメック星でフリーザを倒しかけた特大元気玉は、残念ながら恒星になり損ねた木星のような状態)。ここでは、全ての元気が集まることで、元気玉は太陽のごとく燃え盛り、10倍元気になったと考えればよい。10倍元気玉、戦闘力 1兆5000億相当の超元気玉の完成だ。


ムーリ 1000
ポルンガ 700


 前・最長老1番目の息子にして、ナメック星の現・最長老ムーリ。年老いているとはいえ、ナメック星人の龍族としての強さは持っているだろう。ムーリの戦闘力を1000とすると、ポルンガの戦闘力は約700になる。(先代の神 280:神龍 200 神龍は創造主の戦闘力を下回る)

 フリーザ戦時点のポルンガは、一回の願いにつき一人、過去何度死んでようが生き返らせることができた。魔人ブウ編では、何とそのまま複数の人間をまとめて生き返らせることができるようにパワーアップしていた。一つ目の願いで地球を元に戻し、二つ目の願いでブウ復活の日(2日前)から死んだ者を、極悪人を除き全て生き返らせる(アニメではブウが地球以外の星をいくつか破壊した。ポルンガは融通を利かせてその星も元に戻してくれたか?)。最後の三つ目の願いで悟空の体力を回復させ、超元気玉で純粋ブウを消滅させるための後押しをした。

 「サンキュー、ドラゴンボール!」

 悟空は超サイヤ人(1-4)に変身し、超元気玉に推進力を加えた(アニメでは一瞬だが、とどめの押し込みで超サイヤ人2にも変身している)。純粋ブウは細胞一つ残さず完全に消滅し、世界に平和が戻ったのだ。



-間隙・観劇・大感激- 紫数字:完全推定数値

デンデ 850
神龍 600


 純粋ブウが消滅してから半年後、ドラゴンボールで人々から魔人ブウに関する記憶を消した。成長期のデンデは戦闘力850になり、神龍の最大戦闘力も570から600にアップ。

 この時点では、地球のドラゴンボールで叶えられる願いは通常3つ(セルゲーム時は2つ)。一度に多くの人間を生き返らせると、叶えられる願いは2つに減少する(1.5個分という扱い)。叶えた願いが3つのうち1つだけの場合、ドラゴンボールは4ヶ月で復活する(叶えられる願いは残り2つ)。今回のように、2つのうち1つだけを叶えた場合、ドラゴンボールは半年で復活する(叶えられる願いは残り1つ)。(今回の半年前にベジータに殺された人たちを生き返らせたため、願いは全て叶えられた。よってボールの復活は1年後)

 以後、デンデはムーリにならい、神龍をパワーアップさせたようだ。続く劇場版「龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる」やドラゴンボールGTでは、再び人々を復活させている。地球のドラゴンボールでも、何人でも何回でも生き返らせることができるようになったのだ。


魔人ブウ(善) 560(常人レベルに気を抑えた戦い方)4000億(最大)

 純粋ブウから吐き出されて完全分離。原作では純粋ブウにやられたまま気絶していた。アニメでは目を覚まして純粋ブウに飛びかかり、サタンが超元気玉からベジータを救う隙をつくった。半年の間サタンの家で保護され、ドラゴンボールでブウに関する記憶が人々から消された後、外出する。アニメ第287話「戻った平和!!正義の味方魔人ブウ!?」で活躍。怒って切れそうになる場面もあるが、サタンの言いつけを思い出しておとなしくする。「サタンの弟子」として知られるようになるエピソードも描かれた。


グレートサイヤマン1号(悟飯) 560(常人レベルに気を抑えた高い方)15億5000万(基本最大)
グレートサイヤマン2号(ビーデル) 10(通常時)15(戦闘時)

 アニメ287話「戻った平和!!正義の味方魔人ブウ!?」に登場。登場自体は劇場版「龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる」が先。初めはビーデルも「かっこわるい」と思っていた衣装だが、今ではすっかりお気に入り。「ヤッターマン」1号・2号のような雰囲気のヒーロー・ヒロインになった。銀行強盗を退治しに現れるが、善ブウの活躍ですでに犯人はお縄。悟飯・ビーデルとも修行を続けているだろう。戦闘力は半年前よりも確実にアップ。

 グレートサイヤマン2号は格闘ゲーム「ドラゴンボールZ Sparking! NEO」「同 METEOR」「ゼノバース2」に参戦。Sparking!シリーズのビーデル(グレートサイヤマン2号)は、気功波を撃ち、多重残像拳を使用できる。ゼノバース2のグレサイ2号はビーデルよりも気力が高く、豊富な気弾と打撃で遠近バランスよく戦うことができる。


 以下、純粋ブウ消滅から10年後(ドラゴンボールZ最終回)までの時系列を記載(ドラゴンボールGTへの流れ)。真武道会については「復活のフュージョン!!悟空とベジータ」を参照のこと。


・純粋ブウ消滅から10年後(ドラゴンボールZ/改 最終回)までの時系列・ ~ドラゴンボールGTへの流れ~
半年後 Z 第287話「戻った平和!! 正義の味方魔人ブウ!?」
1年後? Z 第288話「遅いぜ悟空! みんなでパーティ!!」
1年半後? PSP用ゲーム「ドラゴンボールZ 真武道会」ドラゴンロード(ラストバトル:ゴジータ選択)

(「真武道会2」アナザーロードで未来トランクスの世界へ)
1年10ヶ月後? 劇場版ドラゴンボールZ「龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる
2年後 ジャンプスーパーアニメツアー08 オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち!!
4年後 (映画「ドラゴンボールZ 神と神」/ドラゴンボール超 破壊神ビルス編)
5年後 (映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』/ドラゴンボール超 フリーザ復活編~“未来”トランクス編)
6年後 (ドラゴンボール超 宇宙サバイバル編)
10年後 Z 第289話「悟空おじいちゃん! 私がパンよ!!」
Z 第290話「オイラはウーブ! 今10歳で元魔人!?」
Z 第291話「もっと強く!! 悟空の夢は超でっけえ」(ドラゴンボールZ 最終回)

改 第158話「そして10年後…久しぶりの天下一武道会!」
改 第159話「もっと強く! 悟空の夢は終わらない!!」(ドラゴンボール改 最終回)
15年後 ドラゴンボールGT「究極ドラゴンボール探索編」開始
16年後 ドラゴンボールGT「邪悪龍編」 超サイヤ人4ゴジータ登場



-そして10年後- 赤数字:公式数値 紫数字:完全推定数値

*「神と神」が制作される前に考察した初期案。ドラゴンボール超を経た場合は未知数。ここでは悟空たちがビルスに出会わないまま10年を過ごしたという前提で話を進める。(もしくは「神と神」までは経たが、ゴッド吸収が定着せず『復活の「F」』以降には繋がらなかったという前提も可)

チチ 130(通常時 ジャンプ付録)
悟空 560(常人レベルに気を抑えた戦い方)50億(基本最大)〔→2500億(超1-4)5000億(超2)2兆(超3)〕

 悟空、46~47歳。チチ、47歳(悟空は計8年間の死亡期間、精神と時の部屋での修行期間を差し引くと39~40歳)。チチは多少老けはしたが、年相応の穏やかな色気がある? 戦闘力は変わらないものとした。悟空にいたっては若い期間が長いサイヤ人の特性で老けもせず、強さを伸ばし続ける。「待ってるからな、オラももっともっと腕を上げて」。第28回天下一武道会に出場し、10年来の待ち人とついに手合わせすることになった。悟空は超サイヤ人3まで変身可能。超2になればミスター・ブウ(善ブウ)を超える。


ブルマ 4
ベジータ 560
(常人レベルに気を抑えた戦い方)30億(基本最大)〔→1500億(超1-4)3000億(超2)

 ベジータ、52歳(精神と時の部屋での2年を加えれば54歳)。ブルマ、51歳。ブルマは悟空に「すっかりオバサン」と呼ばれてしまったが、熟女の色気がある? ドラゴンボールで若返ろうかとつぶやいたが、47歳で長女ブラを高齢出産するなどまだまだ元気。近所から「奥様お若いですね」と言われる今のブルマは、カプセルコーポレーションの女社長かもしれない。(ドラゴンボールGTではブリーフ博士が不在。トランクスが若社長になっている)

 ベジータはカカロットの後を追うことを止め、自分だけの強さを追い求めていることだろう。悟空(現在 40億)との差は10年前の1.5倍差から、多少開いて約1.7倍差の30億。10年前の自分、破壊王子ベジータ(魔人ベジータ)に追いつき、そして追い越す段階だ。悟空と戦うためではなく、悟空10年来の待ち人を確かめるために、第28回天下一武道会に出場する。超サイヤ人2まで変身可能。

 最終回前後の流れが異なる「DRAGON BALL 完全版 最終34巻」では、カカロットへのライバル心が残っている。


悟天 560(常人レベルに気を抑えた戦い方)15億(基本最大)〔→750億(超1-4)
トランクス 560(常人レベルに気を抑えた戦い方)15億4000万(基本最大)〔→770億(超1-4)

 悟天、17歳。トランクス、18歳。

 トランクスは雰囲気が初登場時の未来トランクスとそっくりになった。悟天はよく悟空に間違われるのが嫌で、髪をグシャグシャにして強引にヘアスタイルを変えている(悟天の髪は純粋なサイヤ人と同じで、そのままでは変化しないのかもしれない)。二人とも修行はサボりがちだが、全く鍛えていないというわけではなさそうだ。年齢体格の成長に合わせ、戦闘力もそれなりに伸ばしていることだろう。フュージョンしてゴテンクスになれば超3変身できるが、一人では超1-4まで。

 悟天はデートの約束があったのだが、悟空に言われて第28回天下一武道会に出場。トランクスは小遣いを半分にされそうになり、ベジータに言われて第28回天下一武道会に出場。悟天は1回戦でブウと戦うことになったが、アニメではブウが食事に夢中で試合放棄してしまったのか勝利。2回戦でキラーノを倒し、3回戦(準々決勝)でパンと戦い、パンッと見事な平手打ちを食らって敗れた場面が描かれた。(悟天の基本戦闘力がパンより弱いとは考えにくい。悟天の油断と修行不足が招いた敗北だろう)

 悟天もトランクスも、悟空から地球の未来を託され、修行すると返事した。修行にムラがあるのは仕方ないが、ドラゴンボールGTの時代にはもう少し強くなっているはずだ。


ビーデル 66.6(通常時)99.9(戦闘時)
悟飯 560(常人レベルに気を抑えた戦い方)20億(基本最大)〔→1000億(超1-4)2000億(超2)4000億(超2×怒り)→→→80兆(アルティメット悟飯)

 悟飯、26歳(もうすぐ27歳。精神と時の部屋での修行期間を含めると28歳間近)。ビーデル、27歳。結婚し、4歳になる一人娘のパンをもうけている。悟飯はかねてよりの夢である学者になった。ビーデルは髪型をボブカットにし、落ち着いた妙齢の色気をかもし出している。

 悟飯とビーデルが結婚したのはオレンジスターハイスクールの卒業後。悟飯が学者になった時期を考えると、大学時代に学生結婚(できちゃった婚?)した可能性もある。悟飯もビーデルもハイスクール時代は勉学に励みつつ、正義の味方にも邁進したはずだ。ビーデルはさらに「気」を習熟し、チチ(130)には及ばないが、戦闘力は限りなく100に近づいただろう。(結婚後は正義の味方を引退し、家事に専念するようになったようだ)

 悟飯は過去の反省から、学者になった今も定期的な修行を続けているに違いない。アルティメット悟飯になれば、かつて苦しめられたゴテンクス吸収ブウに並ぶ強さになるだろう(見た目はアルティメット悟飯のままだが、通常時とアルティメット形態を変身して切り替えているものとする)。しかし、悟飯もビーデルも、今回の第28回天下一武道会には出場せず、観客に徹する。(衆目にさらされ、「こんなことなら出場すればよかった」という場面もあるが)

 悟飯はサタンのことを「サタンさん」と呼び、ビーデルは悟空のことを「お義父さん」と呼ぶ。PSP用ゲーム「ドラゴンボールZ 真武道会 」では、高校生ビーデルが「お(義)父さん」と言って赤面する場面がある。


パン 560(常人レベルに気を抑えた戦い方)5億(最大)

 4歳(もうじき5歳)。悟飯とビーデルの間に生まれた一人娘。悟空の孫娘であり、悟空のことは「じいちゃん」と呼んで慕っている。おじいちゃん子。まるで孫悟飯じいちゃんと小さい頃の悟空のような関係。原作ではただ元気のいい女の子だが、アニメでは小さい頃の悟飯のような泣き虫な面がある。パパ、ママ、悟空じいちゃん、サタンおじいちゃん、悟天くん、トランクスくん、ベジータおじちゃん。(パパ、ママ、おじいちゃんはアニメ。悟天くん、トランクスくん、ベジータおじちゃんは原作から)

 超サイヤ人には覚醒していないが、サイヤ人のクォーターとして高い資質を備えている(悟天・トランクスと同じく、覚醒するならいきなり超1-4だろう)。修行にも熱心で、舞空術で短時間に地球を一周するなど、孫家で今いちばん根性がある娘。第28回天下一武道会には、その腕試しとして参加した。アニメではじいちゃんとの別れを惜しんだが、涙を拭いて見送った。大会では1回戦で猛血虎を破り、アニメでは3回戦(準々決勝)で悟天を破り準決勝(4回戦)進出を果たす(2回戦の相手は悟空かウーブとなるはずだったが二人とも試合放棄。2回戦はパンの不戦勝)。順当に行けばベジータかトランクスと当たったはずだが、勝敗は不明。決勝に進出していれば、サタンおじいちゃんとの対決になった。


ブラ 1(通常時)〔→4億(潜在能力)

 ベジータとブルマの娘。トランクスの妹。4歳(パンの生まれた翌年に誕生)。「クロノ・トリガー」に登場するマール王女のような髪型をしている。ドラゴンボールGTの彼女から判断するに、サイヤ人ハーフとしてかなりの資質を秘めているだろう。同年代のパンとは仲がいいようだが、悟天・トランクスのような親友関係は発展していない? クォーターであるパンよりも強くなる可能性があるが、修行をしている様子はない? もしかすると、初登場時の悟飯のような戦闘力変化を見せるかもしれない? 原作ではパンに相手(猛血虎)を「殺しちゃダメよ」と応援した(Zでは「パンちゃん頑張って」で、改では原作どおり)。アニメでは、ノック(ベジータの対戦相手)をノックアウトしたベジータに、「パパ強い」と喜んだ。

 大全集年表およびGTパーフェクトファイル年表ではエイジ780生まれ。パンの1歳下だ。しかし、大全集キャラクター事典ではエイジ778生まれとなっており、パンの1歳上。どちらが本当に正しいのかは不明だが、ここではGTパーフェクトファイル年表を優先した。ドラゴンボール超ではパンのあとに生まれている。


クリリン 130万
18号 9億
マーロン 3


 クリリン、48歳。18号、年齢不詳。マーロン、13歳。

 クリリンは年相応に老けたが、戦闘力は変わらないものとした。アニメでは、本当の意味で変わらない悟空を見て、「おじいさん」という言葉が似合わないとつぶやく。武道会に参加しなかったことを、18号に「ほんと、度胸がないねえ」と呆れられるという一幕もあった。

 人造人間である18号は老化はしていないが、ショートヘアで気品ある大人の雰囲気になった。クリリンのことは少し頼りなく思っており、尻にも敷いている様子。

 マーロンは普通の女の子。エッチなおじいちゃん(亀仙人)に困り始めるお年頃? 原作では台詞がなかったが、アニメでは「ママ、次はパンちゃんの番だよ」と言った。パンやブラと女の子同士の付き合いがあるのかもしれない。


ピッコロ 213億(重り)270億(重りを外す)
デンデ 2000

 ピッコロ、31歳(精神と時の部屋で修行した1年を加えると32歳)。修行は欠かしていないだろう。戦闘力は10年前の260億に+10億とした。アニメでは「今さら悟空と戦っても仕方ない」と、天下一武道会への出場を辞退している。原作では初めからウーブの正体を知っていたが、アニメでは優れた聴覚で悟空の会話を拾い聞いた。

 デンデは地球人でいえば20代前半くらい? ナメック星人の若者としては小柄なほうで、成長による戦闘力自然増加は2000が限界だろう。アニメではピッコロ同様に優れた聴覚を発揮し、悟空の会話を拾い聞いた。原作ではピッコロの「今大会一番の注目の戦い」に「え?」と返していたが、アニメでは「そうですね」と同意する。


ヤムチャ 60万
プーアル 1
ウーロン 2


 ヤムチャ、51歳。ウーロン・プーアル、44歳。3人とも年齢を感じさせず、存在感さえ消え入りそうだった? アニメではヤムチャのみ台詞があり、悟空がウーブと修行するといって飛び去ったのを不思議がっていた。


亀仙人 139(通常時)
牛魔王 60

 亀仙人は354歳になったが、サングラスがスタイリッシュになった以外変化なし。スケベ仙人も健在で、アニメでは双眼鏡で大会のコンパニオンガールを鑑賞した。牛魔王は年齢不詳、体に衰えは見えないが、白髪交じりで壮年の男を感じさせる。原作では台詞もなかったが、アニメではひ孫のパンを応援した。



-第28回天下一武道会- 紫数字:完全推定数値

ミスター・サタン(マーク) 6.66
ミスター・ブウ(善ブウ) 4000億
ベエ(老犬) 1


 サタン、48歳。ブウ、500万歳以上。ベエ、10歳。サタンはちょっとハゲたが、悪魔の戦闘力(6.66)は健在だろう。魔人ブウ(善)はミスター・ブウと名を改め、サタンの一番弟子ということになった。子犬だったベエも、10年経ってすっかり貫禄のある老犬になった。

 第26回、第27回、そして今回の第28回大会では、優勝者(準決勝勝利者)がサタンに挑戦する形(決勝戦)をとっている。挑戦者のチャンピオンと、スーパーチャンピオンであるミスター・サタンとの戦いだ。前回、前々回ではブウがチャンピオンとなり、サタンに敗れるという試合運びをした。サタンは天下一武道会のスポンサーも務めており、イカサマ試合で儲けているようなものだ。

 原作ではブウの勝敗は不明だが、アニメではどうやら1回戦で悟天に敗れた(?)らしい。弁当を夢中になって食べ散らかしている場面が描かれており、試合放棄してしまったか? 対戦相手の悟天からは「ブウさん」と呼ばれた(原作・アニメ)。観客の女性からは「ブウ様」と応援されており、チャンピオンとして人気を博しているようだ(アニメ)。この時点では、もう一人の自分であるウーブには何の印象も抱いていない。


猛血虎(もうけっこ) 7

 弁髪の巨漢。身長2m30。前大会である第27回天下一武道会では、準決勝でブウに敗れている(サタンに挑戦する一歩手前。サタンを除けば、前大会ベスト2の実力者)。アニメのサタンには「あんな凶暴なヤツ」と言われており、サタン(6.66)以上の強さはあるかもしれない。しかし、1回戦でパンに「パンッ」と平手打ちを食らい、蹴りで場外フェンスに激突、試合が終了した。初登場時のチチ(推定 7.7)にも勝てないだろう。サタン以上チチ以下、ということで戦闘力 7。


キャプテン・チキン 5.7

 アベンジャーズでお馴染みの「キャプテンアメリカ」とニワトリが合体したような姿。第28回天下一武道会、1回戦でキラーノと戦うことになっていた。アニメでは悟空とウーブの戦いに息を呑み、ノックに誘われて会場から逃げ出した。係員に呼び止められるが、正義の使者として悪に怯える少女を助けに行った(言い訳)。八面六臂ならぬ七面鳥チキンの活躍で、戦闘力は常人+0.7。


ノック 5.9

 長髪にバンダナを巻き、生意気に粋がっている若者。対戦相手や出場者にからむ癖があるようだ。アニメではウーブにからみ、原作どおりに1回戦の対戦相手ベジータにからんで試合前にノックダウンされた。担架で運ばれるが、アニメでは意外なタフさを見せて悟空・ウーブ戦には復活。しかし、試合には参加せず尻尾を巻いて会場から逃げ出した(係員にはトイレと言い訳)。戦闘力は常人+0.9(ック)がちょうどいい。


オトコスキー 6

 その名のとおり、男好きのナイスガイ。ブルー将軍よりも濃いものをもっていそうだ。戦闘力は6で、男を見る目はそれはセクシャルなシックスセンスにあふれているだろう。原作ではトランクスだけを標的にしたが、アニメではノックと悟天にも色目を使っている。第28回天下一武道会、1回戦でトランクスと戦うことになったが、勝敗は不明。ドラゴンボールGTでは、トランクスを追いかけてカプセルコーポレーションに入社した?


キラーノ 60?~600万??

 第25回出場のジュエールのような道着と金色の髪をしている。美形の青年で、ジュエールのように女性からの人気が高い(アニメ)。髪型は少年トランクスをもっと丁寧にセットしたような感じで、 顔立ちは「ドラゴンクエストVI 幻の大地」主人公そのもの。初登場時のシン(東の界王神)のように謎めいた雰囲気もかもし出している。

 ベジータが、悟空の言う凄いヤツをこいつだと勘違いしたほどの使い手、らしい。第28回天下一武道会、1回戦でキャプテン・チキンと、2回戦に行けば悟天かブウと戦うことになっていた。アニメではキャプテン・チキンが逃走(悟空・ウーブ戦を見て)し、悟天と戦うことになったようだ。が、悟天は3回戦(準々決勝)でパンと戦っており、キラーノは2回戦敗退してしまった様子。

 アニメでは、キラーノはベジータがノックをあっさりノックダウンした場面で目を見開いて驚いてもいる。しかし、やはりベジータの反応や、悟空にも「あいつは、そうだな」と注目されている点は見過ごせない。地球人離れした戦闘力を内在している可能性も大いにありうる。無論悟天に敵うレベルではないし、潜在能力でもウーブには及ばないが、修行次第ではいくらでも伸びる。地球人にもまだまだ高い可能性を秘めた戦士がいるよ、とキラーノは示している。というか、まさにそのために描かれたようなキャラクターだろう。

 戦闘力は、キラーノの存在意義を汲み取り、範囲と含みを持たせてあえて謎のままとする。下は悟空たちが常人レベルに気を抑えて戦う範囲内(5~60)での最高値。上は、突然変異で生まれた天才戦士として考えうる最高値。(数億では悟空たちと同レベルの域に達してしまい、数千万でも現段階では多すぎる)


ウーブ 560(常人レベルに気を抑えた戦い方)35億(最大)

 魔人ブウ(純粋)の生まれ変わりの地球人。悟空の願い「今度はいいヤツに生まれ変われよ。一対一で勝負がしてえ」。閻魔大王の計らいで、純粋ブウの魂が清められて地球人に転生した。純粋ブウ消滅の年には誕生しており、今年で10歳になる。南の島の村に生まれ育ち、五人兄弟の長男として幼い弟や妹の面倒を見る。第28回天下一武道会で優勝し、賞金で食い物をたくさん買って帰ると勇んで島から出てきた。

 ブウの超能力で、1回戦で悟空と当たるように仕向けられた。緊張のためガチガチだったが、悟空に両親の悪口を言われてブチ切れる。初撃の蹴りで悟空の腕をしびれさせた戦闘力は、ナッパ・悟飯戦が参考になる。

 4000(ナッパ):2800(悟飯・魔閃光)=50億(悟空・基本最大):35億(ウーブ)

 ウーブの最大戦闘力は、この時点でのベジータの基本最大値(30億)を上回る計算だ。さすがに純粋ブウ(1兆2000億)ほどのパワーは発揮できないが、地球人としては破格の戦闘力だ。生まれを考えれば純粋な地球人であり、地球最強の戦士の称号はクリリンからウーブに引き継がれたか。アニメでは会場全体に轟きわたる衝撃を発し、武舞台を半壊させるほどの戦いを繰り広げた。気の扱いは素人同然だが、「戦いの中で戦いを学んでやがる」と、ベジータからも一目置かれる存在となる。以後、悟空が実家への住み込み師匠を買って出てくれた。

 原作(およびドラゴンボールZ)では、悟空の背中にしがみついて実家のある南の島を目指す。「ドラゴンボールがある限り、これからのトラブルも乗り越えていける」と原作は締めくくられている。ドラゴンボールZからドラゴンボールGTに通じる流れにもなっている。

 しかし、加筆修正された「DRAGON BALL 完全版 最終34巻 」では、締めくくり方が多少異なる。「こんな凄い戦士たちがいるのだから、何が起きても大丈夫」と、ドラゴンボールに頼らない方向での修正だ。ウーブは悟空の背中にしがみつくのではなく、筋斗雲を与えられて飛んでいる。(ドラゴンボールと悟空に頼った未来をドラゴンボールGTとするならば、「完全版」が示す未来はそれとは別か?)

 対戦ゲーム「ドラゴンボールZ3」にウーブ(少年期)が参戦している。



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