ドラゴンボール 第22回天下一武道会~ピッコロ大魔王 戦闘力

DRAGON BALL #21 [DVD]



-悟空単独修行- 赤数字:公式数値 青数字:推定数値 紫数字:完全推定数値

〔参考戦闘力:地球人一般男性 5  女性 4  子供(10歳) 2  ミスター・サタン 6.66


チャオ 3(推定)

 アニメオリジナルキャラクター。第79話「金角・銀角の人食いひょうたん」に登場。占いババの宮殿を後にし、単独修行の旅に出た悟空が出会った少女。おさげ髪を両肩にたらした中国風の可愛らしい少女で、年齢は10代前半から中盤くらい。戦闘力的には10歳の子供よりは強いが、成長期のため一般女性にはもう少しというところ。父と祖父はジングル村のスノの父と村長にそっくり。

 村を支配する無法者、金角銀角兄弟を倒せる強い人を探していた。トラ型の山賊に食べられそうになっているところを悟空に助けられ、村に案内する。村の近くにはランファの花がトンネルをなす「夢見の並木道」があり、村の女の子の憧れだと紹介した。しかし、このところの日照り続きで木々は枯れ、今は「悲しみの並木道」だと嘆いた。悟空が金角銀角兄弟を成敗すると、雨が降りランファの花もつぼみをつけ始める。

 防災アニメ「ドラゴンボール 悟空の消防隊」にも同声(山本百合子)同名のキャラが登場するが、デザイン・性別が異なる。(「悟空の消防隊」のチャオは男の子で、お姉ちゃん〔声:餃子役の江森浩子〕がドラえもんに登場する『しずかちゃん』そっくり)

 ドラゴンボール超で天津飯が道場を開いた町の人々の中にチャオそっくりのキャラクターがいた。



金角 6.5(推定)
銀角 6(推定)

 アニメオリジナルキャラクター。北斗の拳に出てきそうなバイク野盗の兄弟。兄の金角は大柄でモヒカン頭、弟の銀角は痩身で長髪。二人ともコウモリ型の隈取を施している。チャオの住む村に月に一度やってきては、名物の野菜や果物をタダ食いする無法者。チャオが言うには「とても強く、村の大人が束になっても勝てない」強さ。金角は剣に、銀角は銃を得意とするが、戦闘力的には常人の範囲内だろう。この二人にならミスター・サタンでも勝てるに違いない。

 金角・銀角兄弟は「西遊記」のように「人食いひょうたん」を持っていた。西遊記のそれとは逆で、名前を呼び返事をしなかった相手を吸い込むひょうたんだ。吸い込まれた者はひょうたんの中で溶かされ、酒に変えられてしまう。その効果は離れていても有効で、ひょうたんから出た煙がどこまでも追いかける。これを利用して月に一度村人の出席をとり、言うことを聞かせていた。金角は生後2週間のチェンシーという赤ん坊さえひょうたんの標的にしたほど。

 ひょうたんの中は特殊な空間になっており、悟空のかめはめ波でも破壊することはできなかった。しかし、如意棒でつっかえ棒をしていた悟空は、銀角がフタを開けたと同時にひょうたんから脱出。悟空はひょうたんを奪い、金角銀角を吸い込みこらしめ、村に平和をもたらした。金角銀角はひょうたんから解放されたが、畑を耕す労働に奉仕させられた。(メイクを落とし村民の格好をさせられ、気を抜けばひょうたんに吸い込むぞと脅される)


陳大拳(ちん たいけん) 100(推定)

 アニメオリジナルキャラクター。第80話「いざ御前試合!悟空VS天龍」に登場。陳家星極流(ちんけせいきょくりゅう)拳法の師範。壮年の拳法使い。ワンタン王とハルマキ王妃が治める地方の都に道場を構え、息子の小拳とともに暮らしている。都でいちばんの使い手で、悟空にも見切れない拳さばきを披露した。胸を患っており長くは戦えないが、戦闘力 100はかたいだろう。王の御前試合に出場するため養生してきたが、悟空との手合わせで容態が悪化してしまう。

 悟空の残像拳を見て、亀仙流の使い手であることに気付いたようだ。悟空に陳家星極流の極意「幻星拳」(げんせいけん)を見せるとともに、技の理念を解説した。幻星拳は「星の光は目には見えれど、すでに実体はそこに在らず」という理念を具現化した技だ。悟空はよく分からないようだったが、残像拳みたいなものと理解し、翌日には修得していた。悟空の希望もあり、悟空を陳家星極流の代表として御前試合に出場させる。

 ドラゴンボール超で天津飯が道場を開いた町の人々の中に陳親子そっくりのキャラクターがいた。


陳小拳(ちん しょうけん) 4(推定)

 アニメオリジナルキャラクター。第80話「いざ御前試合!悟空VS天龍」に登場。陳大拳の一人息子。幼少期の悟飯のような雰囲気のある少年。世界一と尊敬する父の下、陳家星極流拳法を修行する。悟空に対しては「僕のほうが強い」と自信を見せた。確かに普通の子供よりは強いだろうが、戦闘力はまだまだ常人の範囲内に見える。初登場時の悟空が常人の倍ならば、小拳は普通の子供の倍といったところだ。

 料理の腕はなかなかで、味噌汁で悟空の舌をうならせた。父に代わって御前試合に出場するため、その味噌汁に下剤を盛ってしまう。しかし、腹を下しながらも素晴らしい戦いぶりを見せた悟空に態度を改めた。数年後にはきっと、陳家星極流の看板を背負うに相応しい武道家になっていることだろう。

 ドラゴンボール超で天津飯が道場を開いた町の人々の中に陳親子そっくりのキャラクターがいた。


豹牙天龍(ひょうが てんろん) 90(推定)

 アニメオリジナルキャラクター。第80話「いざ御前試合!悟空VS天龍」に登場。ワンタン王の都に道場を構え、多数の門下生を抱える豹牙流拳法の師範。若く痩身おかっぱ頭の武道家で、陳大拳をして「天才」と言わしめるほどの使い手。これまで無敗を誇り、その強さに慢心して拳に邪悪さがにじみ出る。御前試合で陳家星極流・陳大拳を倒し、豹牙流を都で唯一無二の拳法道場にしようと企んだ。

 御前試合では悟空と戦い、多重残像拳を「豹牙旋風脚」で打ち破るなど善戦した(前日にも、悟空に「速い」と感じさせる拳さばきを披露している)。悟空が陳小拳の盛った下剤で腹を下してからは一方的に攻めた。しかし、とどめに再び豹牙旋風脚を放つも、悟空の繰り出した幻星拳に敗れ去る。初めての敗北が効いたのか、改心して豹牙流一門ごと陳大拳に弟子入りした。


豹牙昇龍(ひょうが しゃおろん) 30(推定)

 アニメオリジナルキャラクター。第80話「いざ御前試合!悟空VS天龍」に登場。豹牙天龍の弟。おかっぱ刈り上げ頭の巨漢。天才・天龍ほどの強さはないが、それでもパワーと豹牙流の技は相当なものだろう。悟空には軽々と避けられてしまったが、常人を超えた戦闘力には違いない。非常に執念深く、悟空に小バカにされたことを根に持ち、復讐しようとした。しかし、兄・天龍の敗北とともに改心し、陳大拳に弟子入りする。


ミーサ姫 3(推定)

 アニメオリジナルキャラクター。第81話「悟空・魔界へ行く」に登場。南の小国、クレス王と王妃が治めるクレス王国のお姫様。茶色いセミロングヘアの少女で、年齢は10代前半から中盤くらい。地上に開いた魔界の門から魔界に連れ去られ、魔人シュラの花嫁にさせられそうになる。勇者悟空によって救われるが、勇者とは結婚しなかった。(悟空の食べっぷりに呆れていた)


シュラ 150(通常時 推定)300(リング状衝撃波 推定)

 アニメオリジナルキャラクター。第81話「悟空・魔界へ行く」に登場。(地球周辺の)魔界におけるプリンスのような存在で、魔界の武術の達人としても知られる。地上と魔界を隔てる「魔界の門」の下に呪いの剣をつっかえ棒代わりに突き刺し、門を開かれたままにした。配下の魔人が自由に魔界と地上を出入りできるようにし、門近くのクレス王国で悪事を働かせていた。呪いの剣を抜き去ることができるのは、シュラに勝利した勇者だけだった。

 クレス王国の勇者として現れた悟空と戦い、互角以上の強さを見せる。この時点の悟空は尻尾が生えており、占いババの宮殿で悟飯じいちゃんと戦った時以上の戦闘力がある。よって、シュラの戦闘力は最低でも150はなければならない。

 右腕に気を集中することで、重ねたリング状の衝撃波を発生するのが必殺技。その必殺技で悟空のかめはめ波を相殺するが、かめはめ波の光に目がくらむ(光に弱い)。目を閉じた隙を突かれ、悟空に壁にたたきつけられるとともにミーサ姫を取り返され、逃げられた。魔界の門は閉じたが、シュラはこれといって気にする風でもなく、ただ楽しみが減ったという具合だった。

 大全集/超全集の世界観用語事典によれば、「魔界」とは宇宙(人間が住む表の世界)の裏側にある世界のこと。ダーブラの治める暗黒魔界と同義で、悪魔界とも呼ばれる。科学よりも魔術が幅を利かせている。表の宇宙同様に東西南北のエリアに分かれ、ダーブラとは別に魔界王、魔界王神という神(魔界における界王、界王神)も存在するという。シュラは魔界出身の「魔人」と呼ばれる種族であり、「魔族」とくくることもできる。一口に魔族といっても、ピッコロ大魔王の産み出した魔族、魔凶星出身の魔族など種類は様々だ。シュラは地球周辺の魔界を束ねる魔族で、暗黒魔界全体から見れば底辺中の底辺になってしまうだろう。

 フルカラーコミック 魔人ブウ編 5巻末の龍珠問答によれば、魔界は宇宙中に存在するが規模は小さく、魔導師の隠れ家程度の世界だという。(魔導師は魔界に棲む妖怪のような存在)


メラ 130(推定)

 アニメオリジナルキャラクター。第81話「悟空・魔界へ行く」に登場。(地球周辺の)地上と魔界を隔てる「魔界の門」の門番で、紫髪のうら若き魔女。戦闘力はシュラには及ばないが、地球周辺魔族、魔女の中ではトップクラスだろう。首に巻いた赤いヒモの先に槍の穂先を結びつけ、武器としている。

 本来は通行証がなければ魔界の者でも勝手に門を出入りしてはならない掟。だが、シュラの地位と力を抑えきれないためか、メラはシュラの行動を見逃していた。メラは悟空の力なら事態を変えられると思い立ち、悟空をシュラのもとへ案内する。シュラに向かって槍の穂先を投げ、かめはめ波の光に目がくらむよう仕向けもした。メラはシュラに逆らう形になってしまったが、シュラからは特に咎めも何もない。逆にその性格を気に入られたようで、去ったミーサ姫の代わりに宴に誘われた。

 原作にも先んじて天界・魔界の構図が示され、閻魔大王・神の存在もほのめかされている。また、人間の魂を狩る「死神」の存在についても語られた。死神は閻魔大王や神から通行証を授かり、魔界の門を出入りしているという。


ゴラ 120(推定)

 アニメオリジナルキャラクター。第81話「悟空・魔界へ行く」に登場。地上と魔界を隔てる「魔界の門」の門番で、魔女メラに仕えている。魔界で力持ちナンバーワンといわれる巨漢の魔人。自慢のパワーも悟空には押し返されてしまったが、戦闘力にすれば120はあるだろう。ミーサ姫を連れ逃げる悟空を追いかけてくる魔族を、門の手前で押し留めた。門が閉じられると、シュラとメラの後に続いて魔界の奥に姿を消した。


イノシカチョウ 100(推定)

 アニメオリジナルキャラクター。第82話「あばれ怪獣イノシカチョウ」に登場。猪鹿蝶。猪の体に鹿の角、蝶の羽を持った怪獣。ライフルの銃弾も跳ね返すが、直火には弱い。約300年前、20歳前後の亀仙人と鶴仙人が山の奥で見つけた珍しい動物。最初はおとなしいウリ坊だったが、大きくなると荒々しくなり、怒り出すと手がつけられなくなった。

 20歳前後の亀仙人といえば、カリン塔に登る前、つまり戦闘力80~90くらいの頃だろう。その亀仙人でも手がつけられないということは、イノシカチョウの成獣の戦闘力は100以上が確実。亀仙人はその後引っ越したとかでイノシカチョウと別れたが、どうやら鶴仙人が育てていたらしい。(引っ越した亀仙人は、おそらくカリン塔に登り3年かけて超聖水を手に入れたはず)

 イノシカチョウは鶴仙人から天津飯・餃子の手に渡り、3人(2人と1匹)で悪事を働いていた。天津飯・餃子はイノシカチョウを適当な村で暴れさせ、退治したと思わせて村人から報酬を受け取る。悟空にそのからくりを見破られ、天津飯と餃子はイノシカチョウを見捨てて逃げた。イノシカチョウは助けてくれた悟空に恩義を感じ、対天津飯・餃子に向けての稽古を買って出る。悟空が天下一武道会に出発した後は、以前襲ったメンタンピン村とリンシャン村に引き取られる。耕運機のように畑を耕し、村の働き者としてみんなに可愛がられ、めでたく暮らしたという。

 なお、第82話でイノシカチョウに2度も村を追われた夫婦の抱いていた赤ん坊はピンフという(大全集)。また、大全集ではメンタンキ村となっているが、アニメではメンタンピン村と発音されている。


タンメン 3(推定)

 アニメオリジナルキャラクター。第82話「あばれ怪獣イノシカチョウ」に登場。イノシカチョウに襲われたメンタンピン村の少女。黒髪ポニーテールで赤色のチャイナ服。年齢は10代前半から中盤くらい。

 天津飯と餃子と空腹に倒され気絶していた悟空を助け、イノシカチョウ事件の真相を知る。悟空は見捨てられたイノシカチョウを助けたことでリンシャン村村長から誤解を受けた。タンメンはその誤解を解くとともに、イノシカチョウをメンタンピン村3000年の火傷薬で治療。天津飯と餃子がパパイヤ島の天下一武道会に向かったことを告げ、悟空の勝利を信じた。


コンキチ 2(推定)

 アニメオリジナルキャラクター。第83話「いそげ悟空!天下一武道会」に登場。悟空が第22回天下一武道会に急いでいる途中に助けたキツネ型人間の少年。孤児であり世をすねてコソドロに走ったが、助けてくれた悟空に恩義を感じ足を洗おうとする。しかし、借金があるトラ・ゴリラ・イノシシの三人組につかまり、銀行強盗の身代わり犯人にされてしまう。占いババと悟空によって再び助けられ、今度こそ改心すると誓うのだった。

 悟空がコンキチと出会ったのはヤッホイという場所だった。ヤッホイから見て、天下一武道会のあるパパイヤ島はちょうど地球の裏側。コンキチはアニキと慕う悟空のために、あれやこれやで飛行機代を工面した。事件に巻き込まれたことで飛行機は出発してしまったが、悟空は泳いでパパイヤ島に向かう。



-第22回天下一武道会- 赤数字:公式数値 青数字:推定数値 紫数字:完全推定数値

〔参考戦闘力:地球人一般男性 5  女性 4  子供(10歳) 2  ミスター・サタン 6.66


アントン・ザ・グレート 20(推定)

 第22回天下一武道会の予選でクリリンと最初に戦った巨人プロレスラー。原作では名前も呼ばれなかったが、アニメでヤムチャが名前とともに経歴を紹介した(巨漢というよりまさに巨人という体格。アニメのエンディングでも「巨人」とクレジットされた)。元プロレス世界チャンピオンで、あまりに強すぎて相手がいなくなり、地下プロレスで暴れまわっていた。岩をも砕く400kgの握力でクリリンを握りつぶそうとしたが、あっさりと抜け出されてしまう。初登場時の悟空よりパワーはあるのは確実だが、メタリック軍曹(推定 30)ほどではないだろう。第21回天下一武道会後の悟空(推定 110)でも、メタリックの握りつぶしから脱出するのに力が必要だった。


チャパ王 100(推定)

 第22回天下一武道会の予選で悟空が最初に戦った相手。浅黒い肌と縮れた髪の毛をしたインド修行僧のような武道家(日焼けしたミスター・サタン?)。以前出場した天下一武道会では、対戦相手からただの一度もかすられずに優勝をさらった。あまりの速さに腕が8本あるように見える「八手拳」(はっしゅけん)が必殺技だ。ジャッキー・チュンからの評価も高く、悟空でも苦戦は免れないと予想された。

 戦闘力にすれば陳大拳(アニメオリジナル)と同等の100はかたいだろう。陳大拳は短時間とはいえ悟空(2~3年前)といい勝負をした。しかし、チャパ王は悟空に手加減された上に一方的に仕留められてしまう(クリリンは悟空が思いっきり戦っていたと感じていた)。悟空の腕が3年間でそれだけ上がっていたということだ。決勝戦で悟空は天津飯の四妖拳に対抗するため、八手拳を繰り出している。

 アニメでは大会当日の晩、弟子たちの前でタンバリンに殺害され、弟子たちも後を追わされる。ドラゴンボールで生き返った時は、聖者が降臨したかのように神々しく演出された。同時に生き返った弟子たちはきっと、チャパ王が起こした奇跡だと感じたことだろう。

 大全集(キャラクター事典)によればエイジ710生まれ。第22回天下一武道会のあったエイジ753には43歳。妻と3人の子あり。八手拳のほかに飛龍拳という技を使うらしい。


男狼 6.5(推定)

 第22回天下一武道会、本選1回戦でジャッキー・チュンと戦った。満月を見ることで狼から人間に変身するが、月が消滅してしまい狼のままとなる。本人は狼よりも人間の姿を気に入っており、好みも普通の人間の女の子。狼の姿では人間の女の子から嫌われまくり、全然モテなくなってしまった。その元凶となったジャッキー・チュンを恨みに恨み、牙を剝いて襲いかかる。

 劇場版ドラゴンボールZ「銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄いヤツ」にも登場。天下一大武道大会の予選で常人レベルの選手たちに紛れ、そのまま敗退した。本編での戦闘力もそのようなもので、ミスター・サタン(6.66)にも劣るだろう。武道会予選を勝ち抜いたのは、拳法三十段の「技術」(戦闘力には表れない)。そして、ジャッキー・チュンへの恨み一徹、執念の復讐心が成せる業だ。

 クリリンの頭を満月代わりした催眠術で待望の人間の姿となる。ジャッキー・チュンへの恨みは一転して感謝となり、喜んで女の子をナンパしに行った。その姿はトロルのように不細工であり、クリリンはまだ狼のほうがマシだと評価する。しかし蓼食う虫も好きずきで、アニメではタンバリンに殺害されたことを嘆く女性がいた。ドラゴンボールのおかげで、その女性の前で墓の中からゾンビのように甦る。

 大全集(キャラクター事典)によればエイジ719生まれ。第22回天下一武道会のあったエイジ753には34歳。普段は動物園の職員をやっているらしい。DS用ゲーム「ドラゴンボール改 サイヤ人来襲」では雑魚敵として登場。(戦闘力は85とかなり強化されている。第23回天下一武道会で、悟空の稽古相手にもなってくれる。ウェアウルフ〔戦闘力676〕、金狼〔戦闘力966〕という同族も敵キャラとして出現する)


パンプット 30(推定)

 第22回天下一武道会、本選1回戦で悟空と戦った。基本スタイルはキックボクシング。天下一武道会以外の2つの世界武道選手権で優勝を飾っている超天才格闘家として紹介された。原作ではジャッキー・チュンがうわさと名前を聞いたことがある程度。アニメでは1年前に彗星のごとく世に現れた天才格闘家であると亀仙人が詳しく知っていた。大小様々な武道会に出場し、全て優勝を勝ち取り、上記2つの世界大会優勝も今年のこと。しかしまた、試合後にジャッキー・チュンから「あくまで常識レベルから見た達人」とも言われている。

 ウォーミングアップ代わりのデモンストレーションで、肘打ち一発でレンガの壁を粉砕する威力。ミスター・サタン(6.66)以上は確実で、初登場時の悟空(10)も超えていておかしくはないレベルだ。しかし、亀仙人の評価や実際の戦いぶりからすると、チャパ王(推定 100)には及ばない。アントン・ザ・グレート(推定 20)よりは強いと見て、戦闘力 30とするのがよいだろう。(カードダスでのBPは100。スカウター欄搭載のリメイク版では-50の計50。箔には「弱」の烙印)

 アニメでは売れっ子のアクションスター俳優という設定が付け加えられている。マネージャー(マフィアのボスのような姿)からは「宝の箱」として大事にされていた。悟空がレッドリボン軍をたった一人で壊滅させたという情報をつかんだマネージャー。ギャングのような部下2名とともに悟空を会場から連れ出し不戦敗にしようとたくらむ。しかし、偶然出くわした金髪ランチさんに計画を阻まれ、パンプットは悟空に敗北した。

 アニメのピッコロ大魔王編では、天下一武道会当日の晩には別の大会に出場していた。キックボクシングのチャンピオン防衛戦で、ルーク・チョンパという選手を一蹴する。その場にタンバリンが降り立ち、パンプット20連勝の歓声が瞬く間に悲鳴に変わった。ドラゴンボールで生き返ったのは間違いないが、復活の場面は描かれていない。


餃子(チャオズ) 60(通常時 推定)120(どどん波/ガード時 推定)

 幼く見えるが初登場時の年齢は15歳。第22回天下一武道会、本選1回戦でクリリンと戦った。サイヤ人編の戦闘力から逆算すると、この時点での戦闘力は推定 60程度。どどん波やガード時などは気の一点集中効果を利用して倍の120までは上がるだろう。通常時の戦闘力では2倍の開きがあるクリリンに善戦できたのは、鶴仙流の気の扱い方ができたからこそ。アニメではダイヤモンドよりも硬い頭をしているとされ、戦闘力以上の攻撃力・防御力が示されている。

 得意の超能力はブルー将軍のものよりも強力で、戦闘力差3倍の悟空の動きを封じることもできる。ブルーの超能力は一回にらみつければ効果が持続したが、餃子の超能力は常にかけ続ける必要がある。超能力発揮中は両手を構えていなければならず、その分隙も大きくなる。頭は硬くても頭脳は小学生以下で、苦手な計算問題を出題されて混乱しているうちにクリリンに倒された。

 初登場時は天津飯のことを「天」と呼び捨てにし、アニメでは予選の相手をどどん波で黒焦げにした。背格好が似ているクリリンのことを異様にライバル視し、ことあるごとに汚い言葉で罵倒する。冷酷な性格だったが、天津飯の改心とともに餃子の性格も丸くなり、天津飯のことも「天さん」と呼ぶようになった。


ヤムチャ 110(通常時 推定)220(かめはめ波 推定)

 20歳。第22回天下一武道会、本選1回戦で天津飯と戦った。亀仙流の修行を経て、戦闘力は3年前の9.8(推定)から10倍以上に急成長。狼牙風風拳を進化させた「新狼牙風風拳」、作中では4人目となるかめはめ波の使い手となった(亀仙人・悟空・孫悟飯じいちゃんに続く4人目。クリリンよりも早く独自に習得していた)。天津飯には左足を折られる大敗を喫するが、一度は「亀仙人の弟子でいちばんの達人」と思わせた。(原作では最後まで病院のラジオで大会の様子を聞いていたが、アニメでは病院を抜け出し直接観戦した)


クリリン 120(通常時 推定)180(かめはめ波にわか仕込み 推定)240(かめはめ波 推定)

 17歳。第22回天下一武道会、本選1回戦で餃子と、準決勝で悟空と戦った。自分自身の評価は「ヤムチャさんと同じくらいの実力」。ヤムチャのほうが強いと勘違いされがちだが、この時点でもクリリンのほうが上。亀仙流キャリアの差、サイヤ人編の戦闘力比較からそれは明らかだ。

 通常時の戦闘力は、鶴仙人や3年前の亀仙人に並ぶものと思われる。餃子戦での土壇場でかめはめ波を習得し、にわか仕込みでなければその一撃で勝負はついていた。悟空戦で繰り出したかめはめ波は、ほぼ完璧なものになっていただろう。「気」の扱いに関しては悟空に勝るとも劣らないセンスが、ここで花開いたのだ。

 悟空はチャパ王戦で爆風のような息を吐き出して空中で急停止した。それに対し、クリリンは悟空戦で体を風船のように膨らませて空中降下を遅らせた(クリリン版「ゴムゴムの風船」?)。とっさに新たな技を生み出すセンスも、悟空に引けを取りはしないだろう。


鶴仙人 120(通常時 大全集など)〔~240(どどん波/ガード時 推定)

 鶴仙流の開祖。亀仙人と同世代で、300歳を超える。亀仙人とは兄弟弟子として、ともに武泰斗を師と仰ぎ修行した関係。昔から亀仙人とは犬猿の仲だが、若い頃は今ほどお互いを嫌い合ってはいなかった。300年前、20歳の頃はイノシカチョウと一緒に写真にうつるなど、それなりに仲はよかったのだ。しかし、30歳前後にピッコロ大魔王に遭遇し、巨大な悪の前に正義の虚しさを痛感する。それ以来悪の道に走り、亀仙人とも険悪に、疎遠になっていったという。(アニメ)

 桃白白・天津飯・餃子の師匠であり、桃白白の兄でもある。ピッコロ大魔王封印時にはまだ2歳だった桃白白を悪の道に引きずり込んだのも、鶴仙人だろう。桃白白はつい20年前までサラリーマンをやっていたというが、もともと殺し屋の素養があったと考えられえる。また、天津飯に鶴仙流の基礎をたたき込んだのは鶴仙人ではなく、桃白白のようだ。アニメ第136話「殺し屋 桃白白の逆襲」で桃白白が少年時代の天津飯を鍛える場面が描かれている。当初の天津飯が桃白白のような殺し屋になろうとしていたのも、その影響に違いない。

 亀仙人や悟空たちから鼻つまみ者とされる鶴仙人だが、唯一の功労と呼べるものがある。鶴仙流「舞空術」は、これからのち激しさを増していく戦いにおいて、必須の技術となっていくのだ。(惑星戦士は当然のごとく空を飛ぶが、地球人で初めて「気」の力で空を飛んだのは鶴仙人)

 カードダスでのBPは130と高め。スカウター欄搭載のリメイク版では、何故か-40の計90に減少している。


ジャッキー・チュン(亀仙人) 139(通常時)278(かめはめ波/ガード時 推定)

 第22回天下一武道会、本選1回戦で男狼をくだし、準決勝で天津飯と激突。323歳の肉体は衰えを知らず、密かに訓練をしてさらに強さを増した(カメハウスの地下には秘密の地下闘技場があるという。亀仙人はそこで特訓した)。戦闘力は3年前の120(推定)から、ラディッツ戦後に計測された139に。天津飯にも「実力は鶴仙人(120)の上を行く」とはっきり感じ取らせた。

 気の一点集中を応用したガード法も使えるようだ。天津飯から飛び出したかめはめ波を両手で受け止め、軌道をそらしている。MAXパワー状態になれば戦闘力は1.2倍の166.8(推定)となり、肉弾戦でも天津飯に肉薄できたはずだ(同レベル内の戦いでは、天津飯にかめはめ波は大きさに関わらず全て通用しない)。しかし、老兵は去るのみと、新たな世代に希望を託して自ら場外負けを選択する。


悟空 160(試合用パワー 推定)180(戦闘用パワー 大全集など)360(かめはめ波/ガード時 推定)

 15~16歳。第22回天下一武道会、本選1回戦でパンプットと、準決勝でクリリンと、決勝で天津飯と戦った。クリリン戦までは力を抑えた「試合用」のパワーで戦っており、その戦闘力は160(推定)に相当する(この時点では「気を抑え」て戦闘力を下げることはできない。戦闘力はそのままに手加減しただけ)。それでも3年前の150(推定)+10で、以前よりも数段上の強さと迫力を感じさせていた。

 天津飯との戦いでいよいよ「戦闘用」パワー、全力の戦闘力 180を発揮する。3年前、レッドリボン軍との戦い数日での爆発的な成長に比べれば、150+30とはわずかだ。しかし、尻尾を握られると力が抜けるという弱点の克服に時間を費やしたと考えればそれも仕方ないだろう。この3年間は、カリン塔での修行で急成長した戦闘力を定着させ、次の段階に備えるためのものだったともいえる。


天津飯 180(通常時 大全集など)360(どどん波/かめはめ波/ガード時 推定)540(気功砲 推定)

 ブルマ・ヤムチャと同年齢の20歳。第22回天下一武道会、本選1回戦でヤムチャと、準決勝でジャッキー・チュンと、決勝で悟空と戦った。

 戦闘力は「戦闘用」パワーを発揮した悟空と完全互角の180。鶴仙流を基本としながらも、その格闘スタイルは型にはまらない自由なものだ。独自に「新鶴仙流・太陽拳」を開発したり、亀仙流かめはめ波を取り入れたり。三つ目族の体質を利用したと思われる「四妖拳」など、人間離れした力を技を見せた。

 鶴仙流禁断の「気功砲」は、かめはめ波よりも気の一点集中効果が高い。おそらく、かめはめ波最大出力(2.5倍推定)を上回る3倍には達しているだろう(界王拳のように、自分の限界以上にエネルギーを高め、放出することができる)。魔貫光殺砲に勝るとも劣らない戦闘力倍加を得られる分、コントロールが難しい。放出するエネルギーの量を誤れば、一回で命を落とす危険性もある。また、気でガードできる威力でもなく、悟空に「絶対に避けろ」と言ったのもうなずける。

 ドラゴンボールで「気」という概念が本格的になり始めたのが、この気功砲からだ。亀仙人も悟空も、ここで初めて「気」という言葉を口にしている。それまでは、たとえばかめはめ波の説明では、体内の「潜在エネルギー」などと呼ばれるだけだった。(アニメでは、ヤムチャのかめはめ波に対し、天津飯が「気」を感じ取っている)

 天津飯は気功砲で武舞台を消し飛ばし、空中戦に持ち込んで悟空の場外負けを狙う。悟空は「逆かめはめ波」(かめはめ波逆噴射)の推進力を利用した体当たりで天津飯を気絶させた。しかし、悟空は運悪く走っていた車に激突してしまい、先に場外負けとなった。第22回天下一武道会を制した天津飯は、鶴仙人の下を去り、新たな武の道を歩み始める。



-VS ピッコロ大魔王- 赤数字:公式数値 青数字:推定数値 紫数字:完全推定数値

〔参考戦闘力:地球人一般男性 5  女性 4  子供(10歳) 2  ミスター・サタン 6.66



若い頃の亀仙人 120(通常時 推定)240(気でガード 推定)
若い頃の鶴仙人 120(通常時 大全集など)240(気でガード 推定)

480(鶴亀合体防御 推定)

 今から約290年前、ピッコロ大魔王が出現し暴れまわっていた頃、30歳前後の亀仙人と鶴仙人(アニメ102話)。アニメで描かれた20歳前後の二人(イノシカチョウの回)は、現在の二人をそのまま若くしたような雰囲気だった。それに対し、30歳前後の二人はクリリンのように頭を丸め、そろいの武泰斗流の道着を着ている。亀仙人はカリン塔での修行を終えているはずで、戦闘力的にはすでに完成されていただろう。鶴仙人も同様に、30歳前後の戦闘力と現在の戦闘力は変わらないものとした。

 武泰斗の下で二人は、「気」を操る技術を修練していたものと思われる。その頃にはまだ、かめはめ波もどどん波も使うことはできないが、「気」を応用した戦い方は身に着けいてた。ピッコロ大魔王が放った魔族たちのエネルギー波を、二人で受け止めそのまま跳ね返して見せた。しかし、ピッコロ大魔王には師匠の武泰斗でさえ手も足も出ず、瀕死の重傷を負ってしまった。鶴仙人は正義に絶望し離反するが、亀仙人は武泰斗のそばに残り看病を続ける。

 奇跡的に回復した武泰斗は修行の旅に出、数年後に魔封波を完成させて戻ってきた。亀仙人は武泰斗の魔封波によるピッコロ大魔王封印の場に立会った(原作では鶴仙人も)。ピッコロ大魔王を封印したお札つき電子ジャーは、亀仙人が海の底深くに沈めたのだった。(武泰斗については次項で解説する)


ウクレレ 120(通常時 推定)240(魔口砲 推定)

 アニメ102話「クリリンの死 恐ろしき陰謀!!」、亀仙人の回想で登場したオリジナル魔族。クチバシの生えた鳥人(ガーゴイル)型。アニメには他にもドラゴン型・リザード型など無数に登場。ウクレレの名はファミコン用ソフト「ドラゴンボール 大魔王復活」から。アニメ本編では名もなき魔族。全盛期のピッコロが生み出した魔族の戦闘力は200に達する者もいるが、ピンからキリまで色々だろう。このウクレレは最低ランクの魔族であり、せいぜい若い頃の鶴・亀仙人(戦闘力 120)と互角程度と思われる。

 大魔王復活ではほかに、タコ型「バンジョー」、フード姿の「オルガン」、「シンセサイザー星人」という謎の宇宙人が出現する。ゲームオリジナルの地「秘境コンペイ」には、これまたオリジナルの守り神「コンペイ様」(ガネーシャ似)がおわします。ウクレレはゲームボーイアドバンス用ソフト「ドラゴンボール アドバンスアドベンチャー」にも登場。


悟空 50(武道会で力を使い果たす 推定)

 クリリンを殺し四星球を奪ったタンバリンを追いかけ戦う。悟空には珍しく怒りを剝き出しにし、髪を逆立て「ぶっ殺す」と叫ぶ様子はさながら超サイヤ人。タンバリンとフリーザ、クリリンの命を奪った者の声は奇しくも同じ(中尾隆聖)。しかし当然ながらこの時点で超サイヤ人になることはできない。武道会で力を使い果たした悟空に、タンバリンを倒すことはできず返り討ちにされてしまう。シルバー大佐の大砲でも消滅しなかった筋斗雲までが、タンバリンの魔口砲で完全消滅する。(アニメではタンバリンの発した息のような怪光線が筋斗雲を破壊している)


ピアノ 10(推定)

 復活したピッコロ大魔王が最初に産み出したプテラノドン型の魔族。ピッコロ大魔王の身の回りの世話をする執事、あるいは作戦参謀的な存在。悟空との戦いで吹き飛ばされてきたピッコロ大魔王の体に押しつぶされ死亡する。その程度で圧死するということは、戦闘力はよくて常人の倍程度。魔族としては皆無の戦闘力だが、それは復活したばかりのピッコロの魔力が完全ではないためか。あるいは、あくまで年老いたピッコロのサポート役として誕生したためか、その両方かだろう。

 ファミコン用ソフト「ドラゴンボール3 悟空伝」では変身能力を有しており、ニセ悟空として戦う。


シンバル 120(通常時 推定)240(電撃 推定)

 復活したピッコロ大魔王が三番目に産み出した魔族。ドラゴンボールを探し出す役目に相応しく、ドラゴン型の体を与えられた。手から雷のような電撃を放つことができ、それがヒットすればヤジロベーにも勝てたかもしれない。しかし、ヤジロベーの居合い斬りで胴体を真っ二つにされ、最後には焼かれて食われてしまった。アニメでは、亀仙人の回想にシンバル型の魔族が多数登場する。(カードダスでのBPは210。スカウター欄搭載のリメイク版では+100の計310。あまり参考になる数値ではない)

 ファミコン用ソフト「ドラゴンボール3 悟空伝」では『ベル』『マリンバ』という同型魔族が出現する。


タンバリン 150(通常時 推定)300(魔口砲 推定)

 復活したピッコロ大魔王が二番目に産み出した魔族。悟空にはシンバルとよく似ていると言われ、確かにドラゴンをより人間に近づけたような姿ではある。

 魔封波を使うおそれのある名のある武道家を倒すために、シンバルより強い力が与えられている(ピッコロはタンバリンの強さをシンバルの「数倍」と表現した)。原作ではクリリン、ナム、ギランを殺害。アニメではそれに加えてチャパ王、パンプット、バクテリアン、男狼を始末している。(カメハウスの場所を移して身を隠したヤムチャとも遭遇したが、ピッコロの命令で帰還)

 戦闘力の上ではクリリン(推定 120)でもそこそこ戦えるレベルのはずだ(悟空の「試合用」パワーよりも下)。しかし、魔族の残忍さはいうなれば、悟空の「試合用」「戦闘用」という心構えさえ一笑に付すものだろう。獅子は兎を狩るにも全力を尽くす、とは多少異なるが、魔族は相手を殺すことに一片のためらいもない。遊ぶ時は遊ぶが、殺すとなれば容赦なく必殺の一撃を見舞う。アニメでは、クリリンはタンバリンによる頭部への蹴り一発で絶命していた。

 タンバリンは武道会で力を使い果たした悟空(推定 50)を倒すことはできた。しかし、腹いっぱい力満タンの悟空には一方的にやられ、かめはめ波で完全消滅する。実力的に、天津飯にも勝つことはできなかっただろう(カードダスでのBPは340。スカウター欄搭載のリメイク版では+120の計460。高すぎる)。アニメでは、亀仙人の回想にタンバリン型の魔族が多数登場している。

 タンバリンは対戦ゲーム「ドラゴンボールZ Sparking! METEOR」にも参戦。アニメで筋斗雲を破壊した息のような怪光線が「ミスティックブレス」という技で収録されている。ヤジロベーに敗れると、シンバルのように食べられてしまうような台詞が出る。

 ファミコン用ソフト「ドラゴンボール3 悟空伝」では『ハープ』『マンドリン』という同型魔族が出現する。


ヤジロベー 190(カードダス)

 17~18歳(初登場時)の「怪」男児で、悟空以上の野生児。戦闘力は焼き魚で体力を回復した悟空や、カリン様と互角の190とするのがよい(カードダスのBPと一致)。武術や「気」の心得などほとんどないにも関わらず、ここまでの力を身に着けたのは驚嘆に値する。シンバルを一刀両断したり、悟空を背負ったままカリン塔を登りきったり。普通の地球人ではありえない素質を持っていることは間違いない。食欲でも悟空に劣らず、アニメでは仙豆(一粒で10日はもつ)をたらふく食った後にもう腹がすいていた。しかし、本人は面倒くさがりで向上心がなく、世界よりも自分優先なのが玉に瑕。

 対戦ゲームには「ドラゴンボールZ Sparking! NEO」「Sparking! METEOR」に参戦している。空中戦をできることにはできるが、不完全な舞空術でどんどん下降する。気弾は撃てず石を投げるだけ。「強襲!サイヤ人」「超サイヤ伝説」では大猿化解除の能力を持つが、「Sparking!」シリーズでは無理。


悟空 190(通常時 推定)380(かめはめ波/ガード時 推定)
200(ピッコロ大魔王との戦いで負った傷を仙豆で回復 通常時 推定)

 武道会とタンバリン戦で使い果たした体力を、ヤジロベーの巨大焼き魚を食べて回復、パワーアップ。タンバリンを圧倒しクリリンのかたきを討つことはできたが、ピッコロ大魔王には敵わなかった。いったんは心臓が止まるも、自力で鼓動を再開させる生命力の高さを見せる。ヤジロベーにカリン塔まで運んでもらい、仙豆で回復してまたまたパワーアップ(仙豆による傷の回復はこれが初)。カリン様(戦闘力 190)にも「このワシすらしのぐほどの力を身に着けている」と言われる。しかしまだまだピッコロには敵わないため、超神水を飲んでさらなるパワーアップを図る。


ピッコロ大魔王(老) 220(通常時 推定)440(気の集中で攻防力増 推定)〔→550(フルパワー 推定)

 神と分離したのは今から約290年前のことだが、「カタッツの子」としては500歳近い高齢。腹を痛めた我が子シンバルとタンバリンを殺され、怒りのピッコロ大魔王が悟空の前に降り立つ。通常時の戦闘力では、戦い方次第で悟空にもじゅうぶん勝機はある範囲だった。しかし、マント(別に重いわけではない)を脱ぎ捨て気を集中することで、悟空を圧倒した。

 ピッコロは「気の開放」とは行かないまでも、「気の集中」によって瞬間的に攻撃力を増強できるのだろう。最大増強率はかめはめ波最大出力と並ぶ2.5倍推定。ただし、フルパワーを引き出すには溜めに時間がかかる。これが悟空(推定 190)を追い詰めた時の、「まだ半分の力も出しておらん」発言につながるわけだ。そして、悟空のかめはめ波(推定 380)の直撃を物ともしなかった理由でもある。この時点では、悟空はかめはめ波を撃つ時やガード時にしか、気(戦闘力)を高めることはできなかった。ナメック星人の血を引くピッコロは、気の扱いに関して悟空の一歩先を行っていたということだ。


亀仙人 139(通常時)
556(魔封波 推定)

 師・武泰斗が放った最期の魔封波を見て、亀仙人はそれを己が技としていた。気の一点集中効果による魔封波の戦闘力倍加は、気功砲(3倍推定)を超える4倍に達するだろう。それゆえに、戦闘力200以下の者では魔封波による気の放出に耐え切れず、命を落としてしまうのだ。(練習段階や、弱い相手を封じ込める程度ならば、命を落とすほどの気の消費はない)

 亀仙人の全霊をかけた魔封波は戦闘力 556相当となり、ピッコロ大魔王の最大戦闘力 550を上回った。しかし、電子ジャーに封じ込める寸前に狙いが外れてしまい、不発に終わるとともに命を落とした。


神龍(シェンロン) 200(推定)

 亀仙人は神龍にピッコロ大魔王の壊滅を願おうとした。神龍は、ドラゴンボールの創造主である神の力を超える願いを叶えることはできない。しかし、この時点ではピッコロ大魔王よりも神のほうが強く、じゅうぶんに実現可能な願いだった。ただし、神龍自身にはそれほどの戦闘力はないようで、ピッコロの魔口砲一発で消し飛んでしまった。


ウパ 3(推定)
ボラ 70(推定)

 悟空はヤジロベーに運んでもらった聖地カリンでボラ・ウパ父子と再会した。ボラの戦闘力に変化はないとしても、そのパワーはやはり侮れない。悟空を背負ったヤジロベーを垂直に投げ飛ばし、雲を幾重にも貫くことができる。

 ウパは3年前(推定 1.5)の倍には成長しているだろう。それでもまだまだ常人の子供よりちょっと強い程度だが、数年後には見違えるように逞しくなる。


〔ウパ 120(カードダス)

 ドラゴンボールZ 第13話「手を出すな!エンマ様の秘密の果物」に登場。10代中盤くらい。ラディッツ戦直後、カリン塔に登っていった天津飯・餃子に置いてかれたランチさんと出会う。金髪ランチさんのぶっ放したライフル銃を素早く避けて見せた。カードダスによればBP 120で、すでに父ボラを抜いている(スカウター欄搭載のリメイク版では+50の計170)。この強さなら、父の成しえなかったカリン塔踏破も実現したに違いない。

 原作本編に再登場するのは魔人ブウ編、悟空との再会はドラゴンボールGTまで待たなければならない。本編ではクリリンたちはカリン塔に登るために二度ほど聖地カリンを訪れているが、ウパとはすれ違ったようだ。ニンテンドーDS用ゲーム「ドラゴンボール改 サイヤ人来襲」では、クリリンと再会するイベントがある。ウパは最初クリリンのことに気付かなかったが、すぐに「クリリンさんは全然変わってない」とちょっと困惑した。頼もしいボラ・ウパ父子のもとに人々が集まり、聖地カリンを守る集落が築かれていったと語られている。(ゲームではすでに集落が完成しているが、アニメではまだボラのテントしかない)


国王 3.5(推定)

 ドラゴンボール世界の地球を統一国家としてまとめ上げる王。戦闘力的には普通の老人。中の都にあるキングキャッスルに住み、そこを世界中心都市としている。アニメではピッコロ出現時に国王在位20周年の記念式典を催していた。数の上では少ないとされる動物型地球人(犬)でありながら、普通の人間からの支持率も高い。かつてドラゴンボールで王様になったという者の血筋の可能性もあるだろう(アニメでは、演説する国王の背後に歴代の犬の国王の肖像画が並んでいる場面がある〔DBZ173話など〕)。その後の在位も長く、ドラゴンボールGTの時代(約40年後)まで地球を治め続けている。アニメでは、ピッコロを倒した悟空に世界最高の栄誉「ブルースター勲章」を授与しようとした。


ヤミ 0(推定)
亀仙人 180(ジャンプ付録)

 アニメオリジナルキャラクター。第115話「手に入れろ!謎の超神水」、第116話「生きていた亀仙人!?」、第117話「孫悟空ついに発進!!」に登場。

 原作では超神水はカリン様の手元にあったが、アニメではすぐには手に入らない。北の果ての氷の迷路を抜けた先、暗い洞窟の奥深くにあった。その迷路はカリン塔のツボからつながっており、カリン様は「ヤミ」に気をつけろと言って悟空を送り出す。生き物のように人を惑わせるヤミが、超神水を人々から遠ざけていたのだ。

 闇そのものが意志を持ったような存在で、本体は真っ黒な海坊主のような姿をとるが、おそらく実体はない。よって戦闘力は0となるが、ヤミに呼応する者の力に応じて幻影が強さを持つようだ。超神水の力を求める者の心に、望む結果を楽で安易な方法を示してその場に留めようとする。悟空には死んだ亀仙人の姿を見せ、永遠の命と時間が与えられたかのように錯覚させた。ピッコロなど関係なく、カメハウスで仲間たちとともにのんびり楽しく暮らしていけると誘惑したのだ。しかし、悟空は自らの力でピッコロ大魔王を倒す道を選び、亀仙人の幻影を克服する。(ジャンプ付録にある戦闘力 180という亀仙人は、ここに当てはめるのがちょうどよい)

 猛毒でもある超神水に耐えるには、凄まじいまでの体力と精神力、生命力が必要。ヤミは幻影を通じてそれを試していたわけで、悟空には及第点を与えた。しかし、悟空以前にも14人の挑戦者を迎えたが、いずれも超神水で力を引き出す前に絶命していた。悟空は6時間近く苦しんだが、見事超神水によるパワーアップ第1号となる。


タマ 0.01(推定)

 ブリーフ博士が飼っている黒い小猫。アニメ第118話「天津飯の決意!!」で名前を呼ばれるシーンがある。ブリーフ夫妻もそうだが、このタマも初登場時から魔人ブウ編まで外見に一切変化がない。初登場時から数えると最低でも20数年は生きている。人間年齢に換算すると100歳を超える長寿だ。1000歳のウミガメの戦闘力が0.001であることにならい、タマ100歳の戦闘力を0.01と定めたい。寿命はともかく、ウミガメよりは戦闘力(生命力)が高いということで。


天津飯 180(通常時 大全集など)
720(魔封波 推定)

 武泰斗が習得するのに数年かかった魔封波を、たった一日で物にした。天津飯が放つ魔封波なら、若返ったピッコロの最大戦闘力も抑え込めるだろう。しかし、原作では練習中に電子ジャーを破損していたことに気付かず、ピッコロとの直接対決を余儀なくされる。アニメでは魔封波を繰り出すもドラムに阻まれ、電子ジャーをピッコロに破壊され不発に終わった。魔封波をピッコロより弱いドラムに仕掛けたためか、あるいは天津飯自身の強さか、命を落とさずには済んだ。


うすらでかい兵士 6.5(推定)

 キングキャッスル王立軍に属する巨漢衛兵。銃が効かないピッコロ大魔王に対し、「そこでオレの登場となったわけだ」と自信ありげに出てきた。しかし、ピッコロには自慢のパンチも軽く受け止められ、胸を貫かれて死亡してしまう。王立軍最強の兵士だろうが、軍のレベル自体レッドリボンには及ばないと思われる。この兵士が相手ならば、ミスター・サタンでも勝てるに違いない。きっと。


ドラム 210(通常時 推定)420(気の集中で攻防力増 推定)

 若返ったピッコロ大魔王が最初に産み出した魔族。タンバリンを太らせて一回り大きくしたような姿で、戦闘力も数段上がっている。通常時で若返る前のピッコロに迫るパワー。そしてピッコロ同様、気で瞬間的に攻防力増強するという戦い方ができるだろう。天津飯を圧倒し、心臓を握りつぶす直前に悟空が登場、一撃で頭を粉砕される。アニメでは魔封波からピッコロを守る盾となり、忠誠心の高さを見せた。しかし、悟空に倒された後、ピッコロに死体を無残に吹き飛ばされてしまう。

 対戦ゲーム「Sparking! NEO(Wii版)」「同 METEOR」では、ピッコロの技の一部として登場する。ファミコン用ソフト「ドラゴンボール3 悟空伝」では『ビオラ』『コンガ』という同型魔族が出現。


ピッコロ大魔王(若) 260(通常時 大全集など)
520(気の集中で攻防力増/爆裂魔光砲 推定)
650(フルパワー/爆力魔波 推定)

 ドラゴンボールの力で最もパワーにあふれていた肉体年齢に若返ったピッコロ大魔王。当初は「永遠の若さ」を欲していたが、実際叶えたのは単に「若返る」ことだった。永遠の若さを持っていないのは、フルパワーで戦うと「寿命が縮む」と言っていることからも分かる。

 フルパワーとなったピッコロは、全身レベルの「気の開放」をしたように見える。しかし、普通の「開放」ならば寿命が縮むほど体への負担が大きくなるわけがない。ピッコロは「集中」によって高めた気を、「爆発」させずに強引に維持継続しているのだろう。「集中」→「爆発」→「開放」の三段階を経ることで、初めて無理のない「気の開放」が完成するのだ。やはりこの時点では、全身レベルの正しい「気の開放」をできる者はいない。(ピッコロ大魔王は神と分離する以前の記憶を失っていた。ドラボンボールのことを知らなかっ。しかし、マジュニアが神やナメック語を覚えていたということは、全ての記憶を失っているというわけでもなさそうだ)

 なお、ピッコロ大魔王の最大の技・爆力魔波(ばくりきまは)でも、これ以上の戦闘力上昇はない。「気の開放」状態からさらに「集中」して戦闘力を高めることができないのと同様だ。ピッコロはフルパワーに気を高めた時点で、すでに現段階で発揮できる最大数値となっている。

 分身である息子に全ての力とピッコロの名を譲った後は、「初代」ピッコロ大魔王と呼ばれる。ゲームボーイアドバンス「舞空闘劇」で息子と融合するIFストーリーがあるように、対戦ゲームでも同様の演出がある。「ドラゴンボールZ Sparking! NEO(Wii版)」「同 METEOR」では、スラッグとも融合をたくらむ台詞があるほどだ。


〔ピッコロ大魔王(若・巨身術) 364650(推定)
〔ピッコロ大魔王(若・超巨身術) 520728(推定)

 ドラゴンボールヒーローズGDM4弾から登場した巨大化能力を持った初代ピッコロ大魔王(若)の想定戦闘力。この時点のピッコロ大魔王(若)の戦闘力に、第23回天下一武道会におけるマジュニアの巨身術(通常時の1.4~2.5倍推定)、超巨身術(通常時の2.0~2.8倍推定)の強化率を適用した。ピッコロの巨大化(巨身術)はナメック星人由来の能力であり、「ゼノバース2」のナメック星人アバターも覚醒技として巨大化が習得可能となっている。


悟空 260(通常時 大全集など)
650(気の集中で攻防力増 推定)
780(大猿拳〔不完全龍拳〕 推定)
270(ピッコロ大魔王との戦いで負った傷を回復 通常時 推定)


 超神水は「己の中に隠れ持っている全ての力を引き出すことができる」と言い伝えられていた。悟空に関していえば、これからも果てしなく続くパワーアップの一段階となったに過ぎない。だが、悟空の「気」の扱い方が一段階進歩したことは確実で、おかげでピッコロ大魔王と互角以上に渡り合えた。

 ピッコロのフルパワー状態が寿命を縮めるほどなのに対し、悟空は同程度の力を負担なく引き出している。継続的な「開放」ではなく、あくまで「集中」による瞬間的なものだが、この進歩は大きかった。悟空はさらに、後の「龍拳」の原型となる技をここで編み出している。大猿のオーラを背景にピッコロの腹を貫いた最後の一撃がそれだ。龍拳という技の性質上、瞬間的に「変身」したのと同様のパワーアップを得ることができる。もしこの時点での龍拳が完全なものだったならば、大猿変身相当、10倍の威力となったはずだ。(PS2用ゲーム「ドラゴンボールZ3」での少年悟空の究極技が龍拳)

 また、悟空はカリン塔からピッコロの「ものすげえ妖気」を感じ取っていた。第22回天下一武道会で近くの気を感じ取り、ここでは遠くの気も感じ取れるようになっている。とはいえ、この時点での「気を探る」能力は遠近ともに不完全もいいところ。自由自在に「気を探る」ことができるようになるのは、「気の開放」同様、やはりラディッツ戦以降のことだ。

 悟空はピッコロとの戦いで負った傷を、仙豆ではなく、カリン様特製の薬草で治した。そして天界に渡り、神龍を復活させて皆を生き返らせ、3年後の決戦に向けて修行に入る。さらなる飛躍。



-天界の神殿にて- 赤数字:公式数値 青数字:推定数値 紫数字:完全推定数値

〔参考戦闘力:地球人一般男性 5  女性 4  子供(10歳) 2  ミスター・サタン 6.66


ミスター・ポポ 270(通常時 推定)675(気で攻防力増 推定)

 先々代から「神」に仕え、天界の神殿を管理しつづけて1000年以上。ジャンプ付録によるミスター・ポポの公式戦闘力は1030だが、この時点ではまだ現「神」より弱い。戦闘力の上では天界に登ってきたばかりの悟空(推定 270)と同等だ。しかし、「気」の扱いに関しては悟空の二歩も三歩も先を行っており、悟空を軽くあしらうことができる。


神(地球の神) 280(通常時 推定)700(気で攻防力増 推定)

 ナメック星人「カタッツの子」からピッコロ大魔王の分離した姿。500歳近い高齢。年老いているがピッコロ大魔王のようには衰えてはおらず、若返ったピッコロ(260)よりも強い。「気」の扱いに関しても数段上で、本気で突っ込んできた悟空を指で弾き返すことができる。(ジャンプ付録では戦闘力 220となっているが、その数値は若返る前のピッコロに当てはめるのがよい)

 ドラゴンボールヒーローズでは「龍神光弾」という必殺技を使う。


〔カタッツの子 1300(最大 推定)260(ピッコロ大魔王と分離 推定)

 今から約290年前、神となる数年前の「カタッツの子」の身に起きた変化。もともとはナメック星人(龍族)として高い戦闘力を誇っていたはずだ。だが、ピッコロ大魔王と分離することで同化(戦闘力5倍化推定)と逆の作用が起きたのだ。戦闘力は1/5の260(若返ったピッコロの戦闘力)にまで落ち込んだ。(龍族の天才児と言われたカタッツの子だ。気の集中でさらに戦闘力を倍〔5200〕以上に高められたかもしれない。分離前は「気の開放」で最大 1300推定。分離後は気の開放ができなくなり、「気の一点集中」で戦闘力を上げる)

 また、「カタッツの子」は大魔王と分離し神となる前にもドラゴンボールをつくっていた(先代神の弟子となった322年前から、分離するまでの約30年の間のこと。分離時期はアニメによれば、神となる数年前のこと。ピッコロ大魔王は数年間地上で暴れまわり、現・神誕生の年に封印された)。神と大魔王の分離後は、そのドラゴンボールは石となって神殿の奥に眠っていた。しかし、人造人間編でピッコロが神と融合したことで復活し、ドラゴンボールGTの時代に災厄をもたらすことになる。

 ドラゴンボールヒーローズでは大魔王と分離する前後の若い神様が登場し、ピッコロ大魔王の爆力魔波と対を成す「爆力神波」という必殺技を使う。


〔ピッコロ大魔王(神と融合) 1300(推定)

 ドラゴンボールヒーローズGDM4弾のピッコロ大魔王編、IFミッションのボスとして登場。ピッコロ大魔王(若)が神様(老)を吸収合体し、パワーアップする。本編でこの形態が実現した場合、分離前のカタッツの子と同等だろう。



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