ドラゴンボールZ/改 サイヤ人編 戦闘力

ドラゴンボール改 1 [DVD]



-VS ラディッツ- 赤数字:公式数値 青数字:推定数値

農夫 5

「戦闘力…たったの5か…ゴミめ…」

 運悪くラディッツに遭遇してしまった農夫の戦闘力。作中初のスカウター計測。銃(ショットガン)を持っていたが、銃込みの戦闘力かどうかは不明。スカウターは生命エネルギーを計測するので、銃には反応しない可能性が高い。

 ドラゴンボール大全集や超全集には、平均的な地球人男性の戦闘力として紹介されている。同全集のキャラクター事典には「牧場のおやじ」でインデックスされており、「かわいそうなおじさん」と記載。たしかにかわいそうなおじさんで、ナッパに消された東の都の人々同様、生き返る機会はなかった。ファンの間では「戦闘力5のおっさん」の愛称(?)で親しまれているとかいないとか。牧場で使用していたトラックのメーカーは「CHEVROLET」(シボレー)。

 ちなみに、大全集/超全集では原作初登場時の悟空の戦闘力は10で、常人の倍とされている。



悟空 334(重り)416(重りを外す)924(かめはめ波)
ピッコロ 322(重り)408(重りを外す)1330(魔貫光殺砲)1480(魔貫光殺砲2回目 DBZ)

 悟空23~24歳、ピッコロ8歳。重い装備を外すことで戦闘力アップ。逆に言えば、重い物を持つと戦闘力はダウンすると考えられる。重量負荷によって戦闘力(気)の最大出力が抑えられるためだろう。100kg以上の重装備を外した悟空とピッコロの戦闘力は2割~3割増しになる。さらに、気を一点集中することでラディッツを脅かす戦闘力にまで上昇した。

 このころの悟空たちは、部分的な「気の集中」はできても全身レベルの「気の開放」はまだできない。気の感知能力も不完全で、ラディッツの接近を間近まで察知できなかった。悟空の舞空術も未熟で移動は筋斗雲頼み(蛇の道では舞空術で余計な体力を消費)。また、普段「気を抑える」ことをしていない。

 ドラゴンボール改では悟空かめはめ波924の計測は省略された。ドラゴンボールZではラディッツが「924、925…」とつぶやき、まだ上昇を続けていた。また、DBZでは2回目の魔貫光殺砲が1480と測定されているが、DB改でその計測はない。

 途中、ピッコロは左腕を失ったが再生せずにそのまま戦い続けた。これは魔貫光殺砲に回す気力を温存するためだったと考えられる。ナメック星でのネイルを見ると、再生にはかなりの体力を要することが窺える。ただ、戦闘力が上がると生命力、再生力も高まるのか、セル編のピッコロはしぶとかった。ブウ編になると頭さえ無事なら再生可能と、四肢を粉々にされた状態からでも難なく復活を遂げている。が、やはり心臓を貫かれるとダメなのか、ドラゴンボール超では再生できず死んでしまった。


ラディッツ 1500(大全集)〔→1万5000(大猿化 推定)

 悟空の兄として登場したサイヤ人戦士。ナッパいわく、栽培マンの戦闘力は1200でパワーだけならラディッツに匹敵する。ゲームボーイ用ソフト「悟空飛翔伝」のラディッツはBP1200で、まさに栽培マンと互角。※ただし、同ゲームの栽培マンのBPは、どういうわけか3000に大幅アップしている。

 戦闘力1307の悟飯の体当たりで大ダメージを受け、戦闘力1330の魔貫光殺砲で命を落としたラディッツ。そこから考えるとラディッツの戦闘力は1200台が妥当なのか。(カードダスにはBP1250のラディッツもある)

 しかし、大全集や超全集ではラディッツの戦闘力は1500となっており、栽培マンよりも高い。これはドラゴンボールZで2回目の魔貫光殺砲が戦闘力1480と計測されたことと関係あるだろうか。ラディッツは1回目の魔貫光殺砲(戦闘力1330)を避けており、それ以上の戦闘力を有しているとも考えられる。戦闘力1480の魔貫光殺砲をやや超える数値として、ラディッツの戦闘力が1500に設定されたのかもしれない。

 では、戦闘力が1500もあって戦闘力1307の体当たりで大ダメージを受けるものなのか? 特にサイヤ人の体は地球人に比べて頑丈にできている。戦闘力10の悟空でさえ銃弾を跳ね返す。一方で、ラディッツはサイヤ人の弱点である尻尾の強化を怠り、大全集では強敵との死闘経験が不足しているとある。たしかに、戦闘力710でスカウターが警戒信号を発したあたり、自分よりかなり弱い相手としか戦ってこなかった可能性が高い。そのためにサイヤ人としては打たれ弱い体になってしまったのかもしれない。

 「全宇宙一の強戦士サイヤ人」「一流の戦士」を気取っていたが、所詮は「よわむしラディッツ」。ラディッツは悟空の戦闘力を未完成と評したが、ベジータ・ナッパからすればラディッツこそ未熟だったのだ。ドラゴンボールZ第104話では、フリーザの命令でベジータ、ナッパとともにシャーツ星を3日で征服したことが描かれた。その戦いでラディッツはボロボロになり、早く治療カプセルに行きたいと笑いながら愚痴をこぼしていた。

 ラディッツは大猿化すれば戦闘力10倍の15000推定。フリーザ軍の上級戦士クラスに迫る。このレベルのサイヤ人が徒党を組めば、攻め方次第ではフリーザ軍に勝利できたかもしれない? 「ドラゴンボールZ Sprking! NEO」「同 METEOR」では、やや額の後ろ髪の長い大猿ラディッツが登場。下級戦士であるラディッツは、大猿化すると理性を失ってしまうという設定だ。


〔ラディッツ(超サイヤ人3) 60万(推定)~〕

 スーパードラゴンボールヒーローズ1弾から登場。ついにラディッツも超サイヤ人に目覚めたが、どういう経緯かいきなり超サイヤ人3。もともと長い後ろ髪が、さらに伸びて(というか増殖?)足元スレスレのところを舞っている。ライブミッション1弾では、現代日本にサイヤ人が来襲したという設定で出現した(超ボス)。元の戦闘力1500のまま超3化したとは考えにくいが、その場合フリーザ第一形態を上回る数値にはなった。ライブミッション3弾では超3ナッパ、超3ベジータとともにフリーザ最終形態(復活)の部下として登場(ゴッドボス)。




悟飯 1(通常時)710(潜在能力)1307(怒りによる倍加?)

 4歳。全身レベルでの「気の開放」の先駆けとなったのが悟飯といえるのではないだろうか。感情とともにガラリと変化した戦闘力は、一般的なサイヤ人の子供と比べると異常に高いらしい。ベジータはサイヤ人と地球人の混血は強力な雑種になると分析し、ナッパはそれを「スーパーサイヤ人」と評した。しかし、いかに強いパワーでも持続時間が一瞬ではサイヤ人に勝つことはできない。この後、悟空たちは気のコントロール精度を高めていくことになる。

 なお、この時点の悟飯は怒りによって通常時から1000倍以上ものパワーアップを果たしているが…。その後の戦いを見る限り、悟飯の怒りパワーはせいぜい戦闘力を2倍に引き上げる程度に留まっている。この時点の悟飯は710が基本値で、1307は怒りによる倍化(多少ロス)と考えていいかもしれない。


亀仙人 139(通常時)
クリリン 206
(通常時)
ウミガメ 0.001
(攻撃力)10(防御力)
天津飯 250
(通常時)
ヤムチャ 177
(通常時)
ピッコロ 329
(重り)
餃子 93(通常時 推定)
ヤジロベー 220(推定)

 亀仙人331歳、クリリン25歳、ウミガメ998歳、天津飯28歳、ヤムチャ28歳、餃子23歳、ヤジロベー26歳。戦闘力はブルマがラディッツのスカウターで測定した数値(ウミガメの計測はドラゴンボールZのみ)。ラディッツ戦を経たピッコロは戦闘力が7アップ(重りを外せば約417となり、ラディッツ戦の悟空をわずかに超える計算)。やはり気を抑えることはしていない(この時点の悟空なら気を消すことは可能)。また、スカウターなしでは仲間の居場所を知ることができない。「気を探る」能力にもあまり長けていないことがわかる。

 ドラゴンボールZではヤムチャ・天津飯・餃子を探すアニメオリジナル展開となり、その3人の計測はなかった。代わりに、天界での修行中にクリリン・ヤムチャ・天津飯・餃子の戦闘力が計測されるシーンがある。過去の惑星ベジータに現れた下級サイヤ人二人組が、4人まとめて1507と計測した。ナッパ戦時の戦闘力差の割合で1507を4人に振り分けると以下のようになる。クリリン 469、天津飯 485、ヤムチャ 392、餃子 162(サイヤ人襲来まで残り6ヶ月。小数点以下、四捨五入)。ファミコン用ゲームソフト「ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人」ではオニオン(パンプキン)・ブロッコを名乗る二人組。神様にはまだまだ半人前のサイヤ人と言われた2人だが、その時点でのクリリンらには強敵だった。

 ドラゴンボール改ではブルマによる天津飯・ヤムチャ・ピッコロの計測は完全に省略された。餃子 93 は対ナッパ戦から逆算。天津飯:餃子=1830:610=250:83.333... ←ではやや弱いので+10。ヤジロベー 220 は5年前の第23回天下一武道会時のカードダス数値を採用。成長はしていないものとした。

 ウミガメはDBZ第137話で、マロンを守るためナンパ男ふたりを拳法で撃退するというシーンがある。真面目に考えれば少なくとも戦闘力5以上。0.001から5000倍以上のパワーアップを果たしたことになるが―。強引にこじつけるなら、ウミガメ自身の銃撃に耐える防御力を、瞬間的に攻撃力に転化できるという特異体質とか? 初登場時の悟空に匹敵する(?)その力は、実に通常時の1万倍。名付けて『火事場の亀万年パワー』だ!?

 亀仙人については、ナッパ・ベジータ戦までの1年間に「気を探る」能力の向上が見られた。悟空たちとベジータの戦いが決着する寸前、遠くから生き残った者たち5人のわずかな気を感じ取っている。ドラゴンボール超のゴールデンフリーザ編(復活の「F」)になるとまさかの現役復帰、フリーザ軍の兵士相手に大立ち回り。かつてのように密かに特訓していたのかと思えば、「その気になりさえすれば、もともとあれぐらいは強いのです」?? 全王主催の武道大会、宇宙サバイバル編でも第7宇宙代表メンバーの1人として闘志じゅうぶんのようだ。


悟飯(大猿) 71001万3070以上?

 満月を見て大猿化した悟飯。ラディッツ戦の数値をそのまま10倍した。基本値で7100、さらに暴走する怒りによって13070。怒りによる戦闘力倍化がロスなく働けば最大14200には達しただろう。ピッコロが月を破壊したことで元に戻った。


神(地球の神) 280(通常時 推定)
ミスター・ポポ 1030(ジャンプ付録)

 サイヤ人来襲に備えてクリリン、ヤムチャ、天津飯、餃子、ヤジロベーを鍛えた。ジャンプ付録では神様の戦闘力が220、ミスター・ポポが1030と記載されている。ポポ1030はクリリンたちを鍛えているうちに自分も強くなったと考えられないこともない。神様は悟空の修行をほとんどポポに任せていたため、そのころから強くなっていた可能性も? 映画パンフレットでは神様が400、ミスター・ポポが300。

 分身であるピッコロがナッパに倒されたことで、神様も命を落とした。ベジータ戦後、ポポは神様の宇宙船のことを思い出し、魔法の絨毯でブルマをユンザビット高地に運んだ。ポポの絨毯は地球上どこでも瞬間移動できるという。それで悟空を送り届ければピッコロも神様も助かったのでは…?


閻魔大王 2000(推定)
界王(北銀河の界王) 3500(ジャンプ付録)

 あの世で暴れるラディッツを取り押さえた閻魔大王。映画パンフレットカードダスでのBPは1300となっている。ラディッツの戦闘力が栽培マンと同じ1200ならそれでもいいだろう。しかし、ラディッツの公式戦闘力1500に従うならば、最低でも2000は欲しい。のちに閻魔大王は戦闘力に関係なく死者を裁けることが判明。例:ダーブラ

 界王は閻魔大王より強く、ナッパには劣る(ナッパの公式戦闘力は4000)。ジャンプ付録や映画パンフレットの界王の戦闘力3500をそのまま採用していいだろう。ファミコン用ソフト「ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人」に登場する界王様のBPは4500。サイヤ人編では全宇宙の神の頂点に立つ存在とされていたが、フリーザ編で北銀河の界王だと判明。

 Dr.スランプの世界にもあの世があり、似たような閻魔大王が登場する(鳥山ギャグワールドのあの世?)。また、Vジャンプ1999年12月号の漫画『ドクタースランプ』(新)では、北の界王がゲスト出演している。


バブルス 200(推定)
グレゴリー 300
(推定)

 界王のペット・バブルスくんと、界王の身の回りの世話をする従者・グレゴリー。グレゴリーはアニメオリジナルキャラクター。ドラゴンボールZにも改にも登場している。2人の戦闘力についての考え方は、劇場版「燃えつきろ~」および「銀河ギリギリ~」の項に記載。

 ニンテンドーDS用ゲーム「ドラゴンボール改 サイヤ人来襲」には、グレゴリー一族の最長老「モンゴメリー」が登場。グレゴリー一族は天界に住む「妖精」の一種という扱いになっている。ゲームでは、悟空がバブルス・グレゴリーと協力してモンゴメリーに会いに行くイベントがある。元気玉習得に必要な「元気の結晶」をモンゴメリーが持っているのだ。地獄に落ちたラディッツとの戦いにもなり、バブルス・グレゴリーも戦闘に参加し活躍する。



-VS ナッパ- 赤数字:公式数値 青数字:推定数値

栽培マン 1200(通常時)2400(自爆 推定)

 サイバイマン。大全集によればフリーザ軍兵士が使用する戦闘生物で、発明したのはサイヤ人の科学者。「たったひとりの最終決戦」で登場した強化型の栽培マンが主力となっている。

 ナッパによれば、パワーだけならラディッツに匹敵するという。1200という数値は平均的なものか、あるいは好条件下のものかは不明だ。ナッパいわく、地球の土では「いい栽培マン」が育つとのこと。その栽培マンを指して戦闘力1200と言っているので、好条件下での数値だろうか。戦闘力は1200固定で、土壌の良し悪しは賢さなどその他の面に影響する可能性も考えられる。

 栽培マンは自爆によって、自分を上回る強さのヤムチャを即死させている。自爆時の戦闘力は通常時よりも高まるのかもしれない。戦闘力2倍の威力と推定すれば、ピッコロだけならどうにか耐えられそうだ。

 PSP用ゲーム「ドラゴンボール タッグバーサス」では、自我に目覚めた栽培マン1体がサイヤ人に反旗を翻す。悟飯とタッグを組み、他の栽培マンやナッパに徹底抗戦だ(悟飯には「栽培マンさん」と呼ばれる仲に)。そして最期に悟飯をかばい…「栽培マンさーん!!」。発芽してただ一度感じた自由を胸に散るのだった。PSP用「ドラゴンボール エヴォリューション」の戦闘生物フーラムも創造主ピッコロに反抗している。

 カードダスを参考にした映画パンフレットでは、栽培マンの戦闘力が1300と紹介されている。ゲームボーイ用ソフト「悟空飛翔伝」に登場する栽培マンはBP3000と、ラディッツの倍のパワーを誇る。「ファミコンジャンプII 最強の7人」では、さらに高い戦闘力4200に設定されている。


ピッコロ 1220(通常時)2500(開放時 推定)
3500(捨て身? 大全集)
悟飯 981(通常時)15002000(開放時 安定せず 推定)→2800(怒りの魔閃光)
クリリン 1083(通常時)1770(開放時 大全集)
ヤムチャ 1480(開放時 大全集)
天津飯 1830(開放時 大全集)→2745(片手気功砲 推定)
餃子 610(開放時 大全集)→1830(自爆 推定)

 ピッコロ9歳、悟飯5歳、クリリン26歳、ヤムチャ29歳、天津飯29歳、餃子24歳。この1年でのピッコロたちの急激なパワーアップは、気のコントロール方法の変化が大きく影響していると思われる。ラディッツ戦までの一時的な「一点集中」とは異なり、全身レベルの安定した「開放」に発展しているのだ。また、遠方の気を探れるようになり、ベジータ・ナッパの襲来も瞬時に察知できた(ラディッツは接近するまで気付かず)。この時点ではまだ明確ではないが、「気を抑える」技術も修得済みだろう。

 原作では981、1083がクリリンと悟飯のどちらの数値か判断できないが、ドラゴンボールZでは確定。ドラゴンボール改ではナッパによる悟飯・ピッコロ・クリリンの計測は省略された。悟飯の魔閃光2800は怒りによる戦闘力倍加とすると基本値は1400となるが、激戦で多少体力が低下? 魔閃光の数値は、アニメではZ・改ともに700~1200~2400~2800と変化している。

 悟飯の開放時(怒りなし)の数値は万全ならば、天津飯を上回る最大2000を見込んでいいだろう。ただし、自信のなさから一定数値を保つのは難しいように思われる。下限は怒り魔閃光の半分、1400(多少疲労)よりやや上の1500とした。

 クリリン、ヤムチャ、天津飯、餃子の開放時の数値は大全集をそのまま採用。開放前のヤムチャと天津飯の戦闘力は、ナッパの反応からすると1000前後だろう。餃子は栽培マンと2倍近い戦闘力差があるが、気で動きは捉えられるので超能力を使えば十分勝機はある。

 しかし、大全集のピッコロ3500は若干疑問が残る数値だ。原作ではピッコロが、その気になれば悟飯のほうがパワーが上だと認めている。よって、ここでは3500から1000マイナスした2500をピッコロの開放時の数値とした。栽培マンの自爆を戦闘力2倍の2400相当の威力とした場合、どうにか耐えられる数値となる。3500は、ナッパ(大全集では4000)の攻撃から悟飯を捨て身でかばったときの数値とすれば考えられないこともない。

 ラディッツ戦まではたしかに、気功波を撃つ際の一点集中で戦闘力が数倍にも高まった。しかし、「気の開放」修得後は、気功波を撃つ際にさらに戦闘力が上昇「しない」のが普通と読み取れる箇所が多い。例えば、悟空の界王拳かめはめ波は、界王拳の戦闘力上昇のみで、かめはめ波による一点集中効果は見られない。悟飯の魔閃光にしても、2800は全身レベルでの気の高まり(開放)がもたらした数値のように描かれている。

 基本的に、気を開放したあとに、さらに一点集中して戦闘力を高めることはできないと考えていいのではないか。ただし、悟空の界王拳や悟飯の怒りパワー、自爆などの「超開放」を可能とする技も例外として存在する。

 命を削って撃つ天津飯の気功砲も、そんな特殊な技のひとつではなかろうか。もしかすると万全な威力なら、ナッパに一矢報いることもできたかもしれない。天津飯は左手を失っており、右手だけの不完全気功砲だったとも考えられる。片手気功砲の威力は開放時の1.5倍、悟飯の魔閃光(2800)の一歩手前としておこう。餃子の自爆は栽培マンのそれを上回る3倍の威力とすると、奇しくも天津飯の開放時の戦闘力と並ぶ。しかし、その天さんへの思いも空しくナッパにはほとんどダメージを与えることができなかった。

 ナッパに直撃すれば両断する威力のあったクリリンの気円斬も「超開放」に類する技かもしれない。戦闘力差10倍以上の相手にも有効だが、気円斬生成による戦闘力上昇はないように見える。

 天津飯の片手気功砲の直前、DBZではピッコロとクリリンが「三身の拳」というべき技を披露した。ピッコロはナメック星人由来の分裂能力と考えられるが、クリリンは? 気の具現化か、残像拳だろうか。いずれにせよナッパには通用せず、ドラゴンボール改ではクリリンが分裂する場面ごとカットされてしまった。幻(?)のクリリン3身分裂はドラゴンボールZ第25話「天津飯絶叫!!これが最後の気功砲だ」に収録されている。

 また、原作とアニメでは戦闘以外にも細かい食い違いが多い。DBZではサイヤ人との戦いがテレビ中継され、アナウンサーはヤムチャやピッコロの素性を知っていた。テレビ放送を通し、ブルマとプーアルはヤムチャの死を、ランチは天津飯の死をそれぞれ知る。原作のブルマは最後までピッコロの死を知らなかったが、アニメでは占いババの水晶玉ですでに知っていた。DBZではベジータ戦初期にランチ再登場の回(第30話)があったが、DB改では丸々カット(EDには登場していた)。DBZ第27話ではチチが金髪ランチの武器を持ってきたり、写真に青髪ランチが映っていたり、ランチの存在はアピール。


ナッパ 4000(大全集) or 7000(悟空飛翔伝)
〔→4万or 7万(大猿化 推定)

 大全集によれば地球襲来時で50歳以上。名門出のエリート戦士を誇る屈強なサイヤ人。

 ナッパの戦闘力は大全集や超全集によれば4000(映画パンフレットでは4500)。戦闘力を扱ったほとんどのドラゴンボールゲームでもその数値が採用されている。しかし、ファンの中にはその数値を疑問視し、ナッパは最低でも5000以上だとする意見も多い。ここではどちらか一方に限定せず、双方の数値と考え方を示しておく。

●4000の根拠
・お遊びとはいえ、戦闘力2000前後のピッコロたちに翻弄されかけた。
・戦闘力2800の魔閃光を雄叫びを上げて弾き返し、かつ弾き返した左腕がちょっと痺れた。
・悟空の5000以上という数値にビビり、油断していたとはいえその動きが捉えられなかった。
・戦闘力を8000以上に上げた悟空にはまったく着いていけず、エネルギー波も気合いだけで掻き消された。
・冷静になって多少マシになったとはいえ、最高の技を悟空にあっさりと切り返された。

●5000以上の根拠
・ベジータの読みでは戦闘力5000以上の悟空が来ても多少厄介になる程度。
・ベジータの読みでは戦闘力8000以上の悟空の動きも冷静になれば捉えられる。
・戦闘力8000以上の悟空をして「きりがない」と言わしめる驚異のタフネス。
・戦闘力8000以上の悟空をして「まともにくらったらやばかった」と言わしめる最高の技。
・悟空の界王拳アタックでようやく動けなくなったものの、まだ意識はある。

 4000は悟空側の視点からの評価、5000以上はナッパ・ベジータ視点からの評価と言えるかもしれない。どちらに注目するかでナッパの評価が大きく分かれるのだ。

 例えば、ナッパが戦闘力2800の魔閃光を雄叫びを上げて弾き返し、かつ弾き返した左腕が痺れた場面。ナッパの戦闘力がもし本当に5000以上もあるのなら、戦闘力2800の魔閃光ごとき軽く跳ね返せるのではないか。ラディッツが戦闘力924のかめはめ波を受け止めて腕が痺れた場面と比較してナッパの戦闘力を求めてみる。ラディッツの戦闘力を1500とした場合、924:1500=2800:4545.45.…で、ナッパの戦闘力は約4500。ラディッツの戦闘力を1200とした場合、924:1500=2800:3636・36…で、ナッパの戦闘力は約3600。間を取って4000。大全集の数値は妥当なのではないか。

 対して、冷静になったナッパが戦闘力8000以上に上げた悟空に食らいついたという事実もある。そちらを重視すれば、必然的にナッパの戦闘力は5000以上に引き上げられる。悟空の5000という数値にビビったのも、下級戦士としてはありえない数値だったから。ラディッツが悟飯の710に驚いたのと同じと考えることができる。

 ナッパが5000以上なら、ナッパが悟飯たち相手に手を抜いていた(完全なお遊び)。ナッパが4000ならば、8000以上の悟空がある程度手加減していた(殺さないよう仕留めようとしていた)。そしてサイヤ人特有のタフネスが働いたと考えればいい(ベジータも4倍界王拳かめはめ波や元気玉に耐えている)。

 ベジータの態度にしても、4000と5000以上、両方の見地から解釈可能だ。ナッパが5000以上なら、戦い方次第で8000以上の悟空にもまだ勝ち目はあるとベジータも思っていた。ナッパ4000の場合、勝ち目はないがあえて鼓舞して悟空にぶつけ、その実力を確かめようとした。というように考えることができる。

 5000以上派はさらに細かく分かれるが、これ以上はナッパのごとく「きりがない」のでやめておこう。とりあえず5000以上を代表する数値として、 ゲームボーイ用ソフト「悟空飛翔伝」のBP7000を採用した。

 大猿化すれば戦闘力10倍。戦闘力4000でも40000となり、ネイル(42000)に迫るパワーアップを果たすことができる。このレベルのサイヤ人が徒党を組めば、攻め方次第ではフリーザ軍に勝利できたかもしれない? 「ドラゴンボールZ Sprking! NEO」「同 METEOR」では、やや額の広い大猿ナッパが登場。下級戦士のラディッツとは異なり、エリート出身のナッパは大猿化しても理性を保てる設定だ。ゼノバースにも大猿ナッパが登場するが、そちらは通常の大猿と同じ額の広さ。

 ドラゴンボールZ第26話、DB改第11話で、悟飯の悪口からナッパの「かあちゃん」がデベソであると発覚。「かあちゃん」が母親の意味か奥さんの意味かは不明だが、まさかデベソという名前というわけではあるまい。Z第104話では、ナッパがフリーザに殴りかかろうとし、ベジータに止められる場面があった。ナッパは惑星ベジータ消滅の原因が巨大隕石の衝突ではなくフリーザの仕業だと噂で知っていた。

戦闘力7000のナッパ様(悟空飛翔伝)

 ところで、惑星戦士は戦闘力をコントロールできないはずが、ナッパやベジータは戦闘力を高めるような仕草をする。スカウター上の戦闘力は変化していないはずなのに、ナッパやベジータの気が大きくなったように感じられる。戦闘力=気 ではなかったのか? これはどういうことなのか。単に作者がよく考えていなかったともいえるが…。

 こういう説がある。スカウターが計測する戦闘力は、乗り物のスピードメーターにおける最高速度を示していると。惑星戦士は戦闘力をコントロールできなくても、光弾や舞空術など「エネルギー」を扱う技術はある。ナッパやベジータがやったのは、単にアクセルを踏んでスピード(エネルギー)を高める行為なのではないか。一方、悟空たちはスピードメーターが示す最高速度そのものを上下させることができる。気を高めると戦闘力も上がるのは、メーター上限の開放とアクセルの踏み込みを同時に行っているという考えだ。

 基本的には「戦闘力=気=エネルギー」と考えて差支えないだろう。ただし、スカウター数値上の戦闘力(気)のコントロールと、体感的な戦闘力(気)のコントロールは同義ではない。アクセルを踏み込むことで体感的なスピード(エネルギー)は上がっても、メーターの最高速度は変わらない。という解釈をすれば、ナッパやベジータ、ひいてはフリーザのグゴゴ…の説明がつくのではないだろうか。


〔ナッパ(超サイヤ人3) 160万(推定)~ or 280万(推定)~〕

 スーパードラゴンボールヒーローズのライブミッション2弾の超ボスとして初登場。現代日本にサイヤ人が来襲したという設定で超3ベジータとともに出現した。SDBH1弾のラディッツ同様、超サイヤ人1、2を飛ばしての覚醒だ。髪の代わりに口ヒゲがもっさりと伸びて黄金に輝く。戦闘力4000 or 7000のまま超3化したとは考えにくいが、その場合フリーザ第三形態には匹敵しそう? ライブミッション3弾では超3ラディッツ、超3ベジータとともにフリーザ最終形態(復活)の部下として登場(ゴッドボス)。




悟空 5000(通常時)8000(開放時)

 24~25歳(1年ほど死んでいたため肉体年齢は23~24歳)。中腰に屈み拳を握り締めた悟空は、気合をこめて戦闘力を高めた。オーラの放出こそないものの、「気の開放」による戦闘力上昇の基本スタイルがここにできあがった。全身からオーラを放出して飛行する例も、蛇の道を全速で戻る悟空の舞空術が初。

 界王星での修行を経た悟空の戦闘力は通常時で5000以上、開放時で8000以上。大全集や超全集などでは、開放時の数値は8000ピッタリで記されている(「以上」はその数値も含む)。海外版DBZ(英語)では翻訳ミスでベジータが「9000以上だ!」(It's over 9000!)と叫んでしまっている。海外版DB改でもTV放送時には9000のままだったが、DVD収録にあたって8000に修正された。



 これ以降、ラディッツ戦のような気の一点集中による極端な戦闘力上昇例はなくなる。「気の開放」によって戦闘力がじゅうぶんに高まった状態からは、さらなる一点集中効果は得にくいのではないか。しかし、悟空たちは「気の開放」を覚えたことで、強大な惑星戦士に対抗する力を身に着けることができた。いや、戦闘力(気)の消費効率のよさでいえば、悟空たちのほうが有利かもしれない。

 が、さらに時代が進んでドラゴンボール超。第6宇宙編でピッコロが限界を超えた一点集中の魔貫光殺砲を披露した。破壊神ビルス編(神と神)のベジータや、漫画版「DB超」の未来トランクスが見せた形態無視の戦闘力上昇例もある。「神の気」という新たな概念も加わり、ドラゴンボールにおける気、戦闘力の概念全体がまた大きく変動している。


 ところで、100万キロの蛇の道を1日で戻った悟空の平均スピードはマッハ約35という計算になる。一方、カリン塔から猛スピードで飛ばしに飛ばした筋斗雲の最高速度は、大全集によればマッハ1.5。筋斗雲よりも悟空自身で飛ぶほうが20倍以上も速いのだ。筋斗雲で4分の距離なら10秒ちょっとで到着できる。体力温存のために筋斗雲に乗ったのだろうが、悟空がもうひとっ飛び頑張ればピッコロの死は免れたかもしれない…?



-VS ベジータ- 赤数字:公式数値 青数字:推定数値

悟空 8000(開放時)
〔→1万2000(界王拳 推定)1万6000(2倍界王拳 推定)2万4000(3倍界王拳 推定)3万2000(4倍界王拳 大全集)
〔→6000(体力低下 推定)1万8000(3倍界王拳 推定)2万4000(4倍界王拳 推定)

 「気の開放」を上回る戦闘力上昇技術、界王拳。体中の気をコントロールして増幅し、開放状態からさらに戦闘力を何倍にも高められる「超開放」技だ。ただし、無理して倍率を上げると体への負担が大きくなり、ダメージとなって跳ね返ってくる。考案したのは北の界王だが、体得したのは悟空が初めて。

 戦闘力上昇率は、界王拳2倍(2倍界王拳)で開放時の2倍となる。大全集や超全集では、界王拳倍数と戦闘力上昇率は完全に一致している。3倍界王拳なら戦闘力3倍、4倍界王拳なら戦闘力4倍と、以降同様に上がっていく。

 3倍界王拳かめはめ波がベジータのギャリック砲と拮抗したのは、悟空の体力低下が原因とも考えられる。界王拳は倍率が高まるほど戦闘力上昇効率が落ちていくという考え方もある。

 なお、界王拳(倍数宣言なし)と2倍界王拳(界王拳2倍)の違いはファンの間で意見が割れている。原作ナレーションでは「戦闘力を2倍にした界王拳」とあり 倍数宣言なしの界王拳=2倍界王拳 と受け取れる。その場合、悟空が「界王拳2倍!!!!!」と叫んだのは、直後に続く3倍界王拳にわかりやすく繋げるためだろうか。一方で、界王が「せいぜい2倍までのパワーに抑えておけ」と言っており、2倍未満の界王拳があるようにも思える。

 ちなみにファミコン用ソフト「強襲!サイヤ人」では界王拳と2倍界王拳が別個に存在。スーパーファミコン用ソフト「超サイヤ伝説」では1倍界王拳が使用できる(戦闘力上昇率は1.5倍)。超サイヤ伝説では「界王拳の倍数×0.5+1」で戦闘力が決定(3倍界王拳で戦闘力2.5倍、20倍界王拳で戦闘力11倍)。

1倍界王拳(超サイヤ伝説)

 界王拳を覚えた者についても諸説がある。作中で明確に界王拳を使ったことがあるのは悟空のみ(ゲームは除く)。しかし、界王星で修行したピッコロや天津飯などが界王拳を修得した可能性も捨てきれない。人造人間編でピッコロが言った「気の爆発」を界王拳の発展・改良型と解釈しようと思えばできないこともない。それらの考え方はデフレ検証案で採用するとして、ここでは基本的に界王拳を使えるのは悟空のみとして話を進めたい。

 原作ではフリーザ戦を最後に界王拳の存在は忘れ去られたも同然だったが、アニメではその後も何度か登場している。ドラゴンボールZでは「あの世一武道会編」で超サイヤ人と界王拳を併用したスーパー界王拳が一度だけ使用された。そしてドラゴンボール超では、悟空は奥の手として超サイヤ人ブルー界王拳を敢行し、10倍まで高めている。DB超の老界王神によれば、悟空は長いあいだ界王拳を封印してきたのだという。超サイヤ人ブルーでも界王拳を上乗せするのは非常に危険な行為だった。悟空は遅発性乱気症を発症し、しばらく気が思うようにコントロールできなくなってしまう。


ベジータ 1万8000〔→18万(大猿化 万全な状態 推定)
5000(パワーボール使用後 推定)5万(大猿化 推定)
3000(大猿から元に戻ってさらに体力減 悟飯に苦戦 推定)
1500(元気玉を食らって瀕死 でもヤジロベーには負けない 推定)

 30歳。サイヤ人ナンバーワンの実力者。惑星ベジータの名をもらうほどの天才戦士。この時点では王子であることは明かされていない。

 のちにドドリアの言から判明する、地球襲来時のベジータの戦闘力、18000。2倍界王拳では届かず、3倍界王拳で上回るものの、限界を超えた反動か18000のギャリック砲と拮抗。4倍界王拳かめはめ波でようやく均衡を打破するに至った。

 ただし、フリーザ軍が把握していたベジータ18000という数値は、地球襲来時には古くなっていた可能性もある。絶えず実戦で戦っていたベジータはすでに18000より強くなっていてもおかしくはないという意見もある。万全な状態で大猿化すれば戦闘力は10倍の18万に達し、ギニュー(12万)をも上回る。「超サイヤ伝説」でも稀にベジータが大猿化するが、全滅必至のとんでもない強さだ。しかし、原作のベジータはダメージとパワーボール(人工月)を作ったことで戦闘力が下がっている。「強襲!サイヤ人」に登場する大猿ベジータはBP70000に落ちているが、それでも恐ろしい強さだ。ここではさらに若干下げ、パワーボール使用後のベジータの戦闘力を5000とし、大猿化で5万と設定したい。5万もあれば、悟空が言ったとおり5倍界王拳(戦闘力最大4万)でも敵わない。

 尻尾を切られ元に戻ったベジータは、悟飯に苦戦するあたり、さらに体力が落ちていたかもしれない。悟空も悟飯も大猿から元に戻ったあとは気絶するほど消耗している。ベジータも大きく息を切らしていた。しかし、元気玉を食らって瀕死になるも立ち上がり、ヤジロベーに斬られても反撃するという驚異のタフネス。大猿悟飯の巨体に押し潰されてようやく体力が尽き、宇宙ポッドでの退却を決意するのだった。

 『ドラゴンボール アルティメットブラスト』では大猿ベジータが迫力の巨大ボスとして登場。

 ゲームボーイ用ソフト「悟空飛翔伝」のベジータはBP15000と、原作数値より3000も低い。映画パンフレットではBP16000と紹介されている。


〔ベジータ(超サイヤ人3) 720万(推定)~〕

 スーパードラゴンボールヒーローズのライブミッション2弾の超ボスとして初登場。現代日本にサイヤ人が来襲したという設定で超3ナッパとともに出現した。ブウ編以降の後期ベジータではなく、地球襲来時の初期ベジータが超3化した姿だ。戦闘力18000のまま超3化したとは考えにくいが、その場合スラッグ(巨大化)を超えた程度か。ライブミッション3弾では超3ラディッツ、超3ナッパとともにフリーザ最終形態(復活)の部下として登場(ゴッドボス)。


元気玉 7万(1度目 推定)3万5000(2度目 推定)

 悟空は元気玉が当たれば大猿ベジータも倒せると考えていた。大猿ベジータの最大戦闘力は18万。それを倒すには最低でも戦闘力20万相当の元気が必要だ。その半分の量でも10万。しかし、ベジータがどうにか耐えていることからすると、もっと少なかったのではないか。ベジータは悟空に受けたダメージとパワーボール生成によって戦闘力を大きく減らしたうえで大猿化している。

 ここでは大猿ベジータ5万、元気玉7万と設定したい。半分くらい気の逃げてしまった元気玉で、悟空の4倍界王拳かめはめ波(最大32000)をやや上回る威力。これならばどうにかベジータが耐えられるかもしれない(それでもタフネスだけではなくかなりの運が必要だが)。


悟飯 2500(怒り 推定)1万5000(大猿化 推定)

 クリリンが元気玉を撃つまでの間、時間稼ぎをしていた悟飯および大猿化した悟飯の推定戦闘力。ベジータに悟空を傷めつけられ怒りに燃える悟飯は、一時的とはいえベジータに苦戦を強いらせた。そのときの戦闘力は、ピッコロが死んだときの怒りの魔閃光(2800)よりはやや下回るものと推測。その悟飯に苦戦したベジータは相当に体力を減らしており、3000もあればいいほうだったのではないか。

 悟飯の大猿化は万全な状態なら余裕で戦闘力2万を超えただろう。しかし、ベジータは「ダメージさえ受けていなければ(18000なら)あんなやつの1匹や2匹」と言っている。悟飯の怒りのパワーが尽きたことと体力的な問題で、このときの大猿悟飯は15000程度が限界だったと推測する。


ヤジロベー 〔0(気を消す)⇔〕970(ジャンプ付録)

 27歳。打倒ベジータの陰の功労者。戦闘力はジャンプ付録に掲載されたものを採用(映画パンフレットでは2100)。これ以降は特に鍛えている様子もないので、戦闘力は最後まで現状維持の970とする。

 神様の下で修行してかなり強くなったものの、舞空術は(おそらく気功波も)使えない。しかし、気を感じる能力は身に着けており、ある程度の気のコントロールならできるかもしれない。ベジータの尻尾や戦闘服を切り裂いたのは刀が凄いのか、それとも刀に気を込めていたのか。悟空やクリリンにいたことを気付かれなかったところを見ると、気を消していた可能性もある。なお、気を抑えたり、戦闘力を0にまで下げたりする技術が明確化するのはフリーザ編から。



inserted by FC2 system