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●アニメオリジナル
(ドラゴンボールZ関連)
・たったひとりの最終決戦
〜フリーザに挑んだZ戦士 孫悟空(カカロット)の父〜
戦闘力
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-ストーリー紹介-
アニメ「ドラゴンボールZ」の1時間スペシャル(1990年10月17日放映)。
孫悟空(カカロット)の父、バーダックの戦いと最期を描いたストーリー。
『DRAGON BALL Z DVD BOX DRAGON BOX VOL.1 』の特典ディスクに収録。
バーダックはサイヤ人一族の未来に待つ滅びの運命を知った。
その元凶となるフリーザに単身挑み、そして壮絶に散る。
変えたかった未来、変わらなかった運命。
バーダックと一族の無念は孫悟空(カカロット)に託された。
ドラゴンボールの第0話ともいえる内容。
アニメオリジナルだが、バーダックの存在は原作にも逆輸入された。
劇場版の敵として登場するクウラ、ブロリーの話にもリンクしている。
「未来を変える」というテーマは本編の人造人間編へ受け継がれた。
2011年8月、TVSP単巻『DRAGON BALL Z SPECIAL SELECTION DVD 』が発売。
月刊Vジャンプでは続編『エピソードオブバーダック』が掲載された。
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-最下級戦士の反乱- 赤数字:公式数値 青数字:推定数値
バーダック 1万→10万(大猿化 推定)
孫悟空(カカロット)の父。カナッサ星にて大猿化。
最下級戦士だが幾多の死線をくぐり抜け、この頃のサイヤ人の中では最強クラスの戦闘力を誇る。
(サイヤ人のランクは「下級」「エリート」「王族」の3つに大別できる。「最下級」と呼ばれるのは今作のみ)
(サイヤ人王家は当代のベジータ王がツフル人から惑星プラントを奪い、一代で築き上げたものだと判明している)
(バーダックの年齢を考えると、出生時の戦闘力によるランク分けは惑星プラント時代からあったと推測できる)
アニメ本編では戦闘力が1万「近く」あるといわれた。(カードダスではBP9000。1万「以上」とする資料もある)
サイヤ人仲間のトーマ・パンブーキン・トテッポ・セリパとチームを組み、めざましい活躍を続けてきた。
だが、そのことがかえってサイヤ人が危険分子としてフリーザに目をつけられる一端となってしまう。
カナッサ星人のトオロから「未来を予知できる幻の拳」を打ち込まれる。
惑星ベジータとサイヤ人一族が滅びの運命にあると知り、その元凶であるフリーザに単身挑んだ。
ドドリアから受けたダメージも回復せぬまま、惑星ベジータの大気圏上でフリーザ軍に抗戦。
サイヤ人の魂をこめた渾身のエネルギー波をフリーザめがけて投げつける。
しかし、フリーザの配下もろともに惑星破壊のエネルギーに巻き込まれ、壮絶な最期を遂げた。
トーマ 5200(カードダス)→5万2000(大猿化 推定)
バーダックチームのサブリーダーで、面長のサイヤ人。カナッサ星にて大猿化。
カードダスに表記された戦闘力(BP)は5000(+200:隠し数値)で、地球襲来時のナッパ(4000)を超える。
バーダックと同じく最下級戦士だろうが、エリートに引けを取らない経験を重ねているようだ。
負傷したバーダックを残してチームを率い、惑星ミートの攻略に向かう。
惑星ミートの占領後、ドドリアらの襲撃を受けチームは壊滅。
トーマは、遅れてやって来たバーダックにフリーザの裏切りを告げ、事切れた。
バーダックのトレードマークである赤いハチマキは、もともとはトーマが左腕に巻いていた白い布だった。
拭われたトーマの顔の血と、バーダックが握りしめた拳の血で真っ赤に染まったのだ。
デザイン段階では「トマー」という名で、ベジータのような髪型をしていた。
(Dragonball Z 孫悟空伝説 テレビアニメ完全ガイド「ジョイントワークEX」より)
トマーらしきサイヤ人がDBZ第78話「悪夢の超変身!!戦闘力100万のフリーザ」に確認できる。
フリーザの回想に登場した、ベジータ王率いるエリートサイヤ人部隊の中にいた。
パンブーキン 5000(カードダス)→5万(大猿化 推定)
バーダックチームの一員で、ヒゲ面オカッパ頭の太ったサイヤ人。カナッサ星にて大猿化。
カードダスに表記された戦闘力は4200(+800)で、やはりナッパを超える。
しかしドドリア(2万2000)には敵わず、ドドリアとその配下の部隊に倒されてしまった。
デザイン段階では「パンブキン」という名で、トテッポのように大柄、髪とモミアゲが豊かなナッパという雰囲気だった。
(Dragonball Z 孫悟空伝説 テレビアニメ完全ガイド「ジョイントワークEX」より)
パンブキンらしきサイヤ人がDBZ第78話「悪夢の超変身!!戦闘力100万のフリーザ」に確認できる。
フリーザの回想に登場した、ベジータ王率いるエリートサイヤ人部隊の中にいた。
トテッポ 4400(カードダス)→4万4000(大猿化 推定)
バーダックチームの一員で、禿頭(両サイドに髪)巨漢、無口なサイヤ人。カナッサ星にて大猿化。
カードダスに表記された戦闘力は4000(+400)で、ナッパ以上。
バーダックチームのレベルの高さが窺えるというものだ。
だが惑星ミートでは、果敢にドドリアへ突撃するものの、一瞬で返り討ちにされてしまう。
デザイン段階では「ジャガ」という名で、パンブーキンよりも小柄、頭は完全なスキンヘッドだった。
(Dragonball Z 孫悟空伝説 テレビアニメ完全ガイド「ジョイントワークEX」より)
ジャガらしきサイヤ人がDBZ第78話「悪夢の超変身!!戦闘力100万のフリーザ」に確認できる。
フリーザの回想に登場した、ベジータ王率いるエリートサイヤ人部隊の中にいた。(デザイン画より長身)
セリパ 2500(カードダス)→2万5000(大猿化 推定)
バーダックチームの一員で、紅一点の女性サイヤ人。カナッサ星にて大猿化。
カードダスに表記された戦闘力は2000(+500)で、男性陣に比べパワー不足なのは否めない。
サイヤ人らしく勝ち気だが、女性らしい優しい一面も覗かせる。
惑星ミートでドドリアの部隊に倒された。
名前と個性を持った唯一のサイヤ人女性ということもあってか、意外な人気を集めている?
格闘ゲーム「ドラゴンボールZ Sparking! METEOR 」にプレイヤーキャラとして登場。
バーダック、ベジータ王に交じり、大猿セリパまでが所狭しと暴れまわる。
(サイヤ人が団結しフリーザ軍に挑み、勝利するというIFストーリー「ギャラクシーバトル」も収録されている)
(連戦に次ぐ連戦、最後の一人となったバーダックは、フリーザと差し違えの勝利を手にし最期を飾る)
デザイン段階では「コーン」という名で、髪型はポップコーンのようにこんもりしていた。
(Dragonball Z 孫悟空伝説 テレビアニメ完全ガイド「ジョイントワークEX」より)
セリパのようなレオタード姿の戦闘服デザインもあれば、戦闘服+ミニスカートというデザインもある。
コーンらしきサイヤ人は、フリーザの回想(DBZ第78話)には確認できない。
トオロ(カナッサ星人) 1100(カードダス)
半魚人を思わせる風貌の人種、カナッサ星人(惑星カナッサの住人)の一人。
戦闘力はカードダスのBP1100をそのまま採用していいだろう。
惑星カナッサは「変な超能力を身に着けられるエネルギー」のある星として知られていた。
その力に目をつけたフリーザの命令で、バーダックチームがカナッサ星を侵略。
トオロは死の間際、バーダックの延髄に手刀による突きを打ち込んだ。
それは、「未来を予知できる幻の拳」だった。
己が予知していたサイヤ人の末路を、バーダックにも見せることで苦しめようとしたのだ。
ドラゴンボールZ「あの世一武道会編」では、大界王星で修行するカナッサ星人の姿が見られた。
ファミコン用ゲームソフト「ドラゴンボールZII 激神フリーザ!! 」では、悟空がカナッサ星を解放するイベントがある。
悟空は20年前に父・バーダックが犯した所業と凄絶な末路を知り、複雑な心境でカナッサ星を後にする。
ミート星人 300(カードダス)
惑星ミートの住人。戦闘力はカードダスのBP300をそのまま採用していいだろう。
外骨格を持つ昆虫(たとえるなら肉団子を転がすフンコロガシ?)を思わせる風貌の宇宙人で、小柄。
バーダックを除くチーム(トーマ・パンブーキン・トテッポ・セリパ)によってあっという間に全滅させられた。
その後間もなく、ドドリアがバーダックチームを始末しに現れる。
強化栽培マン 1200
その名のとおり強化型の栽培マン、なのだが、外見は地球でナッパが生み出した栽培マンと全く一緒。
ベジータたちが地球に襲来するのはこの25年も未来のこと。
ここでいう「強化型」が後の栽培マン(通常型)として活躍するようになっている。(大全集キャラクター事典)
ベジータ 1万3000(推定)
少年時代のベジータ。5歳。前髪がある。
少年というにはまだ幼い年齢だが、強化栽培マン(1200)5,6体をまとめて数秒で倒す実力。
カードダスでは2900(×2)という数値だが、実際には+1万の戦闘力は有しているだろう。
のちのベジータ自身が「王(推定1万2000)の力などガキの頃にもう超えていた」と証言している。
ベジータ王はこのすぐ後にフリーザに倒されてしまうので、「ガキの頃」とは今以外にはない。
25年後、地球襲来時のベジータの戦闘力は1万8000。5歳時から5000伸びただけ。
推定どおりなら、ベジータの戦闘力はこの頃にほぼ完成していたということだ。
(30代から爆発的な成長を遂げることになるわけだが)
ドラゴンボールヒーローズGM6弾からベジータ:幼年期として登場。
ナッパ 3700(カードダス)
若き日のナッパ。20代中盤~30代前半(推定:25年後、地球襲来時に50歳以上)。
いわゆるパイナップル頭をしており、黒髪のリクームと言ったような風体。
カードダスではBP 3200(+500)という数値だが、実際もこの程度に当てはめて構わないだろう。
普通は若い頃のほうが強いものだが、サイヤ人は若い期間が長い。
頭はツルツルに禿げ上がってしまっても、肉体は常にピカピカの全盛期だったはず。
よって、ナッパ全盛期の戦闘力は25年後の4000に決定だ。
ドラゴンボールヒーローズGM6弾からナッパ:青年期として登場。
〔ラディッツ 1000~1300(推定)〕
孫悟空(カカロット)の兄にしてバーダックの長兄、なのだが名前すら一切登場せず。
のちに悟空のことを「父親にそっくりだ。一目で分かった」と言うからには、父と疎遠ではあるまい。
(格闘ゲーム「ドラゴンボールZ Sprking! NEO 」ではラディッツが「親父」と戦うIFストーリーがある)
(地球に襲来したラディッツが記憶を失い、孫一家と仲良くなってしまったという展開の先に、感動がある)
(ベジータ・ナッパに言われていたような「弱虫ラディッツ」となり、臆病な悟飯とは特に気が合った)
(PSP用ゲーム「ドラゴンボール タッグバーサス 」では似たような役をバーダックが務め、いいおじいちゃんとなっている)
年齢不詳。若い期間が長いサイヤ人だけに、この頃のラディッツが少年でも成年でも成り立つ。
ナッパより年上、ベジータより年下ということはないだろうから、この頃で10歳前後~20代前半あたりか。
戦闘力はサイヤ人戦士として最低ラインの1000以上はなければならない(1500ですらスレスレ)。
強くて強化栽培マン(1200)をやや上回る程度に収まるだろう。
(ラディッツは惑星ベジータ消滅時、他の惑星を攻めていた。戦士として立派に働いていたと思われる)
(25年後、地球襲来時には30代前半~40代になっている計算)
ドドリア 2万2000(大全集)
ザーボン 2万3000(変身前 大全集)
フリーザ 53万(第一形態最大)
3人とも25年後と容姿が全く変わらない。
戦闘力にも大きな変動はないものと考えて問題ないだろう。
フリーザはザーボンの一言でサイヤ人を危険視するようになり、ひそかに殲滅を決意する。
ドドリアにバーダックチームを始末させた後、宇宙船に乗って惑星ベジータに向かうフリーザ。
バーダックの反乱を笑い飛ばすように、惑星ベジータごと消し飛ばしてしまった。
ベジータ・ナッパ・ラディッツのみ使える手駒として残して。
カカロット(孫悟空) 2(バーダック計測)
「純粋なサイヤ人は頭髪が生後から不気味に変化したりはしない」
(ベジータ談 *ハゲたり、切れたら元の長さに戻ることはある。ハゲたらハゲのまま)
赤ん坊の悟空もその例に漏れず、髪型は悟空だった。
「サイヤ人は生まれてすぐ戦士の素質を検査される」(ベジータ談)
ベジータは悟空を「その時の数値が低いクズ野郎」と罵った。
バーダックもまた、我が息子の情けない戦闘力を見た時クズと呆れていた。
出生時の悟空の戦闘力は2。
惑星ベジータの重力(地球の10倍)影響下での数値なら、本来の数値はもっと上にはなるだろう。
だが特にそんな描写もないので、素直にこの時点での悟空の全戦闘力が2と考えてよい。
潜在能力が低く、将来を全く期待されないまま地球に送り出された悟空。
死にゆくバーダックだけは、カカロットとフリーザが向かい合う姿を思い描いていた。
孫悟飯じいちゃん 90(推定)
赤ん坊のカカロットを拾い、自分の名前と見上げた空から「孫悟空」と名づけた。当時79歳。
ラディッツ襲来時の亀仙人の戦闘力が139(修行で伸びているので初登場時はもう少し下)。
亀仙人の弟子だった孫悟飯はそれ以下だろう(いい勝負はしたらしいが)。
いずれ大猿悟空(戦闘力100:大全集など)に踏み潰されて命を落としてしまう孫悟飯。
(悟空の「とっくに死んじゃった」という台詞から、物語開始の数年以上前のことか)
生前の孫悟飯の戦闘力は多くても90あたりだろう。
-王の反乱- 赤数字:公式数値 青数字:推定数値
ベジータ王 1万2000(推定)〔→12万(大猿化 推定)〕
バーダックがフリーザに反旗を翻す前に、もうひとつの物語があった。
ドラゴンボールZ 第78話「悪夢の超変身!!戦闘力100万のフリーザ」。
(「たったひとりの最終決戦」の約4ヶ月後、1991年2月13日の放映)
ほぼ同名のサブタイトルとなったドラゴンボール改 第37話ではカットされたシーン。
ベジータの父である惑星ベジータの王、通称「ベジータ王」が起こした反乱があった。
ベジータ王はその頃のサイヤ人には珍しい知略家で、見事な統率力を発揮し一族をまとめ上げていた。
バーダックでは成しえなかった「徒党を組んだサイヤ人」をエリート部隊で実現し、フリーザの宇宙船に殴り込みをかける。
しかし、フリーザを目前にしてエリート部隊は怯え、結局はベジータ王とフリーザの一騎打ちという形になった。
結果は、フリーザの左腕アッパーによるベジータ王の一撃死。
フリーザは変身しなかったどころか、ベジータ王に触れさせることなく決着をつけてしまった。
惑星ベジータの消滅は、その後間もなくのことだ。
ベジータ王の戦闘力はカードダスによれば1万7000。(BP 15000+2000)
だがその数値では、ベジータが「ガキの頃に超える」には高い壁だろう。
1万近い戦闘力を誇るバーダックは、当時のサイヤ人では間違いなく最強クラス。
ベジータ王にはいざという時、そんなバーダックを鎮圧できる自信と実力はあったと見える。
ということは、ベジータ王の戦闘力は1万以上、かつ1万台前半が適正。
ベジータの戦闘力の成長率も考慮すると、約1万2000という数値が導き出される。
ベジータ王が大猿化すれば戦闘力は10倍の12万推定。ギニューに並ぶ数値となる。
「ドラゴンボールZ Sparking! METEOR 」ではアゴ髭の生えた大猿ベジータ王が登場。
徒党を組んだ大猿サイヤ人をこの大猿ベジータ王が統率すれば、あるいはフリーザにも…?
ドラゴンボールヒーローズGM6弾で巨大化(大猿化)アビリティを搭載したべジータ王が登場。
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