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●クロスオーバー
・CROSS EPOCH 戦闘力
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-ストーリー紹介-
クロスエポック。直訳すれば「交差する新時代」。ジャンプを代表する二代漫画、夢の共演だ。
週刊少年ジャンプ本誌には、2007年4・5合併号(2006年12月25日発売号)に掲載された。
(その号のワンピースは第439話「3人目と7人目」。エニエス・ロビー〔CP9〕編のラスト)
そして、2007年7月27日発売の『ONE PIECE 10th Treasures 』(WJ9/10増刊)に収録と相成る。
―それはある日突然のこと、ある国である男が王になり、幸せになったことから始まった。
なぜあんな男(ミスター・サタン)が急に王になることができたのか、クリリンが首を捻る。
だが次の瞬間には、クリリンはチョッパーと顔を見合わせて叫んだ。「そうか、わかったぞ!」
ブルマ、ナミ、亀仙人、サンジ、ベジータ、ロビン、トランクス、ウソップ、ピッコロ、ゾロ。
彼らが集う先には、奇跡の球の役目を終え一年の休暇に入った神の龍の姿があった。
山のようなお菓子に横たわる神龍の下、悟空とルフィを加え、一大ティーパーティが開かれる。
ストーリー原案はワンピース作者の尾田栄一郎だが、ストーリー性は皆無のお祭り企画。
世界観はドラゴンボールでもワンピースでもなく、登場人物も本編の設定とは異なっている。
というわけで、この世界での戦闘力も本編とは異なり、戦闘力=道力として格付けしたい。
(ナルトも参加のゲーム「バトルスタジアムD.O.N 」同様、摺りあわされた世界観での強さとして)
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-DRAGON BALL × ONE PIECE- 紫数字:完全推定数値
モンキー・D・ルフィ 5000戦道力(ギア1:通常)
→1万戦道力(ギア2:JET)
→1万5000戦道力(ギア3:ギガント)
姓はモンキー、名はルフィ。中間名の『D』には歴史の謎が秘められている。
ひとつなぎの大秘宝“ワンピース”を追い求め、未来の海賊王を目指す17歳の少年。
というのはワンピース本編のルフィ。本作のルフィは、ルフィであってルフィではない。
ドラゴンボールとワンピースの交差によって生まれた、いわば“クロスエポック界”の住人だ。
冒険好きなのは相変わらずだが、仲間はつくらず単独で世界を飛び回っているようだ。
(麦わらの一味やドラゴンボールキャラとは既知の仲。本編とは完全に異なる時空)
海賊女帝ハンコックの艶かしい裸体にも無関心な純粋さで、筋斗雲にも乗ることができる。
(ナミの裸を見て鼻血を出したことがあるが、それはウソップが隣にいたための“ノリ”らしい)
“戦道力”(センドウリキ)は5000。ワンピース本編、ウォーターセブン(CP9)編直後を想定した。
(戦道力とは戦闘力=道力とした、この世界だけの強さ指数だと考えていただきたい。基本は道力)
4000道力のロブ・ルッチ(動物〔ゾオン〕化前の基本数値)を降したルフィは、ますます腕を上げたはずだ。
島を、死線を一つ越えるたび、ルフィたちは確実に、強く、たくましく成長していっているのだから。
クロスエポックのルフィはギア2(セカンド)、ギア3(サード)は使用しないが、あえて数値を求めてみた。
界王拳を思わせるギア2では通常時の2倍、巨人族の力を得るギア3は通常時の3倍威力とした。
どこにもそんな証拠はないが、戦闘力考察には時に根拠なしの思い切った単純明快さも必要だ。
ワンピース本編、“覇気”をマスターした2年後のルフィは、この数倍は強くなっていることだろう。
孫悟空 3万戦道力(基本最大)
→30万戦道力(10倍界王拳)
→150万戦道力(超1-4)
→300万戦道力(超2)
→1200万戦道力(超3)
“悟”存知、ドラゴンボールの主人公。ルフィとはお互いに気安く名前を呼び合う仲。
ドラゴンボール本編どの時期の悟空とは限定できず、この世界での年齢経歴は不詳。
クロスエポック界はワンピース寄りの世界観のため、DB本編ほどの戦闘力スケールはない。
それでも悟空の“戦道力”は、ルフィのギア3のさらに倍、ざっと3万はあると見積もることができる。
本作では界王拳も使用せず、超サイヤ人に変身することもないが、能力としては有しているだろう。
(原作〔ドラゴンボールZ〕最後の超サイヤ人3までは変身可能なものとした。瞬間移動も可)
しかしそこまでせずとも、ワンピースキャラを一切寄せ付けないダントツ最強のサイヤ人戦士。
ルフィにとっても超サイヤ人化は「あんなの反則みたいなもの」(クリリンの声で)に違いない。
ベジータ 1万8000戦道力(基本最大)
→90万戦道力(超1-4)
→180万戦道力(超2)
サイヤ人の王子、ではなく、ベジータ空賊団の頭。空賊旗には逆立った髪のドクロを掲げている。
左目に眼帯、頭にフリーザ第二形態のような角が生えており、普通の人間とは異なる種族の様子。
“戦道力”はドラゴンボール本編、地球襲来時のベジータの戦闘力数値をそのまま採用した。
この世界の悟空(3万戦道力)には水をあけられているが、ギア3ルフィ(1万5000)には勝てるレベル。
トランクス 1万3000戦道力(基本最大)
→65万戦道力(超1-4)
ちょっと少年ぽさの残る青年トランクス。父(?)ベジータ同様、頭に二本、尖った角が生えている。
ベジータ空賊団での地位は不明。仲間のウソップに「さん」付けしているが、尊敬しているわけではない?
“戦道力”には、DBZ「たったひとりの最終決戦」に登場した、幼少期のベジータの戦闘力を採用。
超サイヤ人にならずとも、この世界のギア2ルフィ(1万戦道力)には勝てる力があるものとした。
ニコ・ロビン 70戦道力(基本)→2600戦道力(ハナハナ能力全開)
容姿端麗(ビューティ)で聡明(クール)、それでいて根暗(ダーク)な雰囲気のある女性。28歳。
本作ではベジータ空賊団に所属しており、参謀的な役割を果たしている様子。角あり。
ワンピース本編での懸賞金は、サンジ7700万ベリーを抑え、一味No.3の8000万ベリーを誇る。
ロビンの懸賞金は強さよりも政府に対する危険度の割合が高かったが、今や実力もそれ相応だろう。
基本の道力(体技レベル)でも並の海兵(10道力)は一蹴できるものと見て間違いない。
ハナハナの実の能力を全開にすれば、サンジに引けを取らない強さを発揮するはずだ。
ウソップ 40戦道力(基本)→800戦道力(武器込み全力)
ベジータ空賊団所属。やはり狙撃手かと思われるが、副艦長のごとく偉ぶる。角あり。
トランクスには「ウソップさん」と呼ばれるが、トランクスのことは呼び捨てにする。
ドラゴンボール本編初登場時のトランクスとは同年齢の17歳だが、仕切り屋の兄貴分?
ひ弱そうに見えて意外と打たれ強く、並の海兵(10道力)が相手ならば普通に勝てるかも??
必殺武器「カブト」を構えれば、CP9のフクロウに匹敵する強さを見せてくれることだろう???
ロロノア・ゾロ 2750戦道力(無刀流)→4125~8250戦道力(三刀流)
旅の剣客19歳。着流し姿で、雪国を獅子面のトナカイに乗って旅をしていた。
方向音痴の凄まじさは相変わらずで、自信満々に誤った道を突き進む。
“戦道力”はワンピース本編のカクとルッチ、そして本作のルフィとの対比から算出した。
2200(カク):4000(ルッチ)=2750(ゾロ):5000(ルフィ)
「剣豪が、刀失う、ヘナチョコだ」(サンジ詠)ではないが、剣士たるゾロは剣を持つことで強くなる。
ただ刀を持つだけではルフィの基本戦道力5000にも及ばないが、鬼気迫ることでまさに剣道三倍段。
ルフィもギア2を発動しなければ、本気を出したゾロに勝つことは厳しくなるだろう。
ピッコロ 9000戦道力
ゾロとともに旅する剣客として登場。着流し姿にマントを羽織る。扱う刀は一本。
どういうわけだがゾロに負けず劣らずの方向音痴であり、雪原で迷子になった。
“戦道力”は本気ゾロ(8250)以上、ギア2ルフィ(1万)以下の9000とした。
『ドラゴンボール改』本放送時にも、ゾロと強面コンビを組んで登場。
凄んで「ワンピースを見ろ」と、テレビの前の視聴者に脅しをかけている。
サンジ 2725戦道力(黒足)→5450戦道力(悪魔風脚)
クロスエポック界の保安官19歳。事件よりも美女を優先するのはサンジの性(サガ)だ。
“戦道力”はワンピース本編のジャブラとルッチ、そして本作のルフィとの対比から算出した。
2180(ジャブラ):4000(ルッチ)=2725(サンジ):5000(ルフィ)
基本体技の面では、ゾロ(2750)と大差ないことが分かる。
悪魔風脚(ディアブルジャンブ)はいわばサンジ版ギア2? キック威力の倍増だ。
亀仙人 1932戦道力(通常時)→2782戦道力(MAXパワー)
サンジを相棒とするクロスエポック界の保安官。
正義感はサンジよりも強いが、やはり美女の誘惑には抗えない。
最後には小さくナミに「ぱふぱふ」を催促する場面が描かれた。
“戦道力”は「道力=(戦闘力)2÷10」から算出。(参考:戦闘力と道力、懸賞金)
亀仙人の戦闘力139は、ワンピース世界では1932.1道力に換算される。
そのままでは若いサンジには敵わないが、筋肉ムキムキのMAXパワーになればほぼ互角の計算だ。
かめはめ波最大出力ではさらに戦道力アップするものの、この世界の月を破壊することは無理だろう。
トニートニー・チョッパー 50戦道力(人獣型:頭脳強化)
→600戦道力(獣型:脚力強化/人型:重量強化)
→1224戦道力(腕力強化)
→4444戦道力(暴走怪物化)
ヒトヒトの実を食べたトナカイ。人間トナカイ。人間に換算すれば15歳の少年。
クリリンとともに「クリチョパ海上列車コースター」を運営している。
列車強盗しようと乗り込んできたピッコロとゾロに驚き、ツッコミを入れた。
普段(人獣型)の“戦道力”は、ワンピース本編での懸賞金と同じ数値を採用。
ウソップ同様非力そうに見えて意外に打たれ強く、並の海兵(10道力)には負けないだろう。
獣型・人型でパワーアップ。腕力強化(アームポイント)ではクマドリ(810道力)を上回る。
暴走状態では、この世界のクリリンでさえ危うい、死を呼ぶ大パワーが吹き荒れるのだった!?
『ドラゴンボール改』本放映時には、幼少悟飯と組んで番組宣伝。
筋斗雲に乗ることができ、本作のルフィ同様に純粋な心の持ち主であることを示した。
人間の裸に興味はないくせにノリで鼻血出したり、医者のくせにナミの「おれは男」発言を真に受けたり。
クリリン 4242戦道力
坊主頭のクリリン。チョッパーとともに「クリチョパ海上列車コースター」を運営している。
“戦道力”はラディッツ襲来前後の戦闘力206を基本に、道力に変換した数値を採用。
ルフィには及ばないものの、クロスエポック界でもかなりの実力者であると想像できる。
『ドラゴンボール改』本放映時には、同じ声(田中真弓)のルフィとコンビを組んで番組宣伝をした。
ナミ 30戦道力(基本)→730戦道力(武器込み)
“泥棒猫”ナミはクロスエポックの世界でも泥棒稼業。しかも宇宙が仕事場だ。
「姉さん」と慕うブルマと組んで、宇宙を股にかける強盗に精を出すお転婆18歳。
なお、この世界の通貨は「Z」(ゼニー)らしい。このナミは金に目がくらむと目が「Z」になるのだろう。
基本“戦道力”はウソップ(40)には劣るものの、やはり並の海兵(10)には尻尾も掴ませない。
武器(光線銃)込みの強さは、OP本編で天候棒を駆使しカリファ(630道力)を打ち破ったそれに匹敵だ。
ブルマ 35戦道力(基本)→860戦道力(武器込み)
大会社の社長令嬢、ではなく、どういう経緯か宇宙強盗に身をやつしている。
外見は若く、18歳のナミに「姉さん」と呼ばれていることから20歳前後と推定される。
まるで金髪ランチさんと合体したかのような、「EVOLUTION」ブルマを思わせる女傑。
基本“戦道力は”ナミ(30)とウソップ(40)の中間で、武器(光線銃)装備では860(ブルマ)さん。
ベジータと付き合っている様子もなく、ではこの世界のトランクスは一体誰の子?(大穴ロビン!?)
神龍 -
奇跡の球より現れる神秘の龍。どんな願いもたった一つだけ叶えてくれる。
ドラゴンボール本編初期の設定で登場しており、デンデによって強化はされていない。
クロスエポック界のドラゴンボールの創造主が先代の神で、デンデが引き継いだかも不明。
「EVOLUTION」の神龍のように、創造主不在のまま存在し続けているとも考えられる。
この世界の神龍は願いを叶えると一年の休暇に入り、とある島で友が尋ね来るのを待つ。
ドラゴンボールで願いが叶えられた翌日の午後3時、神龍主催で開かれる一大ティーパーティー。
お菓子の島におかしな仲間たちが集い、かしましくも「いとおかし」風情が繰り広げられる。
ドラゴンボールとワンピースをクロスする中心には、人の願いを叶える龍がいたのだ。
DB本編の神龍の戦闘力は創造主の影響を受けるが、この世界では?
願いを叶える力とは、本来人間ひとりひとりの心に宿り、無限の可能性を秘めているもの。
ゆえに、その象徴たる神龍の強さも、本来は計り知ることができないほど神聖なものといえる。
ドラゴンボールはクロスエポックの世界でこそ、本来の輝きを放ち使命を全うできるのかも知れない。
-脇役 × 脇役- 紫数字:完全推定数値
ピラフ大王 0.9戦道力(基本)→90戦道力(武器込み)
道化のバギー 88戦道力
クロスエポック界支配を企む「ピラッパギー悪党同盟」の両悪党長。
アニメ化が実現すれば、千葉繁のスットンキョーな一人二役が見られることだろう。
ラディッツとTV版ガーリックJr.を加えたら、クロスエポック界も世紀末モード突入間違いなしだ?
悟空やルフィに何度邪魔されても、何度でも立ち直り、何度でも復讐に現れる。
本作では、フグ型のハリボテ戦艦「テッチリ55(フィフティーファイブ)」で出撃してきたが―
かめはめ波+ゴムゴムのバズーカ=ゴムゴムのバズー波 の前にあえなく破裂。
本体の鳥型戦艦で緊急退却するも、ブルマ一味とベジータ一味の挟み撃ち。
墜落した先ではゾロとピッコロの峰打ちで必殺され、無残に荒野に転がった。
通りがかった保安官、サンジと亀仙人にはギャル優先で無視され置き去りに。
ピラフの戦闘力3(推定)を道力に換算するとわずか0.9。武器込みでも90がやっとこさっとこ。
バギーの“戦道力”は、それとどっこいどっこい、ピーラピラの8(バ)ーラ8(バ)ラさ。
ミスター・サタン 66.6戦道力
「ある国のある男」としか紹介されていないが、どこからどう見てもミスター・サタン。
ドラゴンボールを7つ集め神龍を呼び出し、王様になるという願いを叶えた。(ピラフを超えた)
「真武道会2 」でもサタンがDBで願いを叶えているが、本作とは偶然にも発表(発売)時期が前後している。
(未来トランクスの次元で復活したドラゴンボールにて、バビディを出し抜き宇宙一のスーパーヒーローになった)
DB本編での「悪魔の戦闘力」6.66を道力に換算すると4.43556だが、ここでは王様の顔を立ててやろう。
腐っても世界チャンピオン。並の海兵(10道力)が束になっても敵わない、66.6、悪魔の戦道力! これでどうだ!!
ドクター・ゲロ ?戦道力
Dr.ゲロ空賊団を組織している。ベジータ一味に決闘を申し込んだが、ボイコットされる。
名前だけの登場のため“戦道力”を求めるには材料不足。ベジータいわく「あんな弱い奴ら」。
人造人間軍団を引き連れていれば強そうなものだが、自分自身も生身のままなのか。
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