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●アニメオリジナル
(ドラゴンボールZ関連)
・ジャンプスーパーアニメツアー08
オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち!!
戦闘力
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-ストーリー紹介-
ドラゴンボールGT(1997年11月19日放映終了)以来となるアニメ完全新作ストーリー。
2008年9月21日より開催の「ジャンプスーパーアニメツアー08」で上映された。
タイトルおよびオープニングテーマ曲はドラゴンボールZ(前期)を踏襲している。
「Vジャンプ」2009年5月号・6月号で前・後編に分けてコミカライズされた。
(←それとは別に、アニメコミックスが2010年9月3日に刊行されている)
事件は純粋ブウ消滅から2年後、悟空と仲間たちが再会した記念パーティ会場で起こった。
ベジータの弟・ターブルとその奥さん・グレの登場が発端となり、地球に巨悪(?)が舞い降りる。
かつてはギニュー特戦隊と肩を並べ、今ではフリーザに匹敵する力を持ったという惑星戦士2人。
アボとカドは合体しアカとなることでさらにパワーアップするが、悟天・トランクスでも役不足の相手だった。
超サイヤ人に変身しなくともフリーザを倒せるレベルになった悟空たちには、大した敵ではなかったのだ。
純粋ブウ消滅から2年後、ということは悟飯・ビーデルがハイスクールを卒業した頃の出来事になる。
ドラゴンボールGTにつなげるとすれば、「龍拳爆発」から約2ヶ月後とあまり間が空いていない。
今作では、神龍に頼んで消してもらったはずの、魔人ブウに関する記憶が人々に残っていたりする。
本編との食い違いがあり、パラレルストーリーといえなくもないが、「神と神」には繋がっている。
この項では「龍拳爆発」直後の戦闘力を採用し、今作をドラゴンボールGT開始までの一幕としたい。
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-帰ってきたZ戦士と仲間たち- 赤数字:公式数値 紫数字:完全推定数値
チチ 130(通常時 ジャンプ付録)
悟空 36億(基本最大)→1800億(超1-4)→3600億(超2)〔→1兆4400億(超3)〕
悟空、38~39歳。チチ、39歳。(悟空は計8年間の死亡期間、精神と時の部屋での修行期間を差し引くと31~32歳)
悟空の戦闘力は「龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる」(ヒルデガーン戦)から変化していないものとした。
それというのも、このところの悟空はチチに言われ、修行を休んで野良仕事に精を出していたからだ。
すっかり農夫が板についてしまったのか(?)、ドラゴンボールZ本編よりも田舎なまりがひどくなっている。
サタンから口止め料をたんまりもらっており経済的には問題なかったが、チチの意向で悟空も働くことに。
サタンホテル完成記念パーティには、悟空はラディッツ戦以来となる裏表亀マークの道着で出席。
通常時は気を抑えており、ターブルのスカウターには初め2~3桁の戦闘力数値(桁の区切り不明)しか表示されなかった。
(コミカライズ版では4~6桁の数値で表示されていたが、いずれにせよ普通の数字ではないため判読不能)
(ラディッツが計測した悟飯 710が4桁表示だったこともあり、桁数が地球数字と不一致の可能性もある)
しかし、超サイヤ人に変身(オーラが激しくスパークしており、超2化する勢い)することでスカウターを破壊する。
アボ・カドの相手は悟天・トランクスに任せたが、最後の見せ場は主人公として譲らない。
合体アカのフルパワーワハハノ波を超1変身してかめはめ波で相殺し、合体アカ自体もパンチ一発で沈めた。
(龍拳爆発と同じく、超1悟空が超1ゴテンクスと同格以上の強さとして描かれてしまっている)
ブルマ 4
ベジータ 22億2000万(基本最大)→1110億(超1-4)〔→2220億(超2)〕
ベジータ、44歳(精神と時の部屋での2年を加えると46歳)。ブルマ、43歳。
ベジータは特訓を欠かしていないだろうから、戦闘力は「龍拳爆発」から確実にアップ。
カカロットをナンバーワンと認め、自分なりの強さに磨きをかけている、と思いきや。
チチとブルマによれば、このところの悟空とベジータは会うたびにケンカしているという。
トランクスの悪いところはどっち似か、など、ブルマとベジータがぶつかることもしばしばの様子。
サタンホテル完成記念パーティには、ベジータは人造人間編の戦闘ジャケットで出席。
ベジータが「これがサイヤ人の正装だ」と言えば、亀仙流道着姿の悟空は「なら、これもオラの正装だ」。
今にも戦い始めそうな雰囲気だったが、パーティ開始となり勝負は早食い大食い対決に様変わり。
合体アカとの決着、および最後の楽しみに取っておいた寿司(トロ)を悟空に横取りされてしまうベジータ。
仕返しに悟空の残していたチャーシューを食い、超サイヤ人に変身して怒りをぶつけるのだった。
ビーデル 45(通常時)→67.5(戦闘時)
悟飯 17億(基本最大)〔→850億(超1-4)→1700億(超2)
~3400億(超2×怒り)→→→68兆(アルティメット悟飯)〕
悟飯、18歳(もうすぐ19歳。精神と時の部屋での修行期間を含めると20歳間近)。ビーデル、19歳。
2人ともオレンジスターハイスクールを卒業し、悟飯は学者になるための大学へ進学、ビーデルは短大?
(この2年後には悟飯とビーデルは結婚し、3年後にはパンが誕生する。悟飯は学生結婚の可能性大?)
結婚まではグレートサイヤマンとしての活動も続けているものとして、2人とも「龍拳爆発」より戦闘力アップ。
(ビーデルは結婚を機に戦いから引退するが、悟飯は学者になっても定期的に修行を続けたと考えられる)
悟飯は常時アルティメット形態だが、場面によっては通常悟飯(目の線が閉じていない)に戻っていたりする。
(コミカライズ版では完全に通常悟飯に戻っており、やはりアルティメット形態を変身して使い分けているのだろう)
悟飯の部屋にはパソコン、付箋のついた本の山が置かれているが、きちんと整理はされている。
ビーデルとはライブチャットで連絡を取り合い、サタンホテル完成記念パーティの件を聞いた。
パーティに乗り気ではなかった悟空をどうにかその気にさせ、早くも親戚づきあいの苦労を味わっている?
ビーデルはビーデルで、父サタンが調子に乗って英雄を気取っているのが、未来の義父にも世間にも申し訳ない。
アボ・カドとの戦いには悟飯も張り切って参加しようとしたが、悟天・トランクスにアドバイスするに留まった。
戦い終わりホテルは全壊するが、打ちひしがれるサタンをビーデルが「やり直そう」と慰め、新たな未来へつなぐ。
悟天 12億(基本最大)〔→600億(超1-4)〕
トランクス 12億5000万(基本最大)〔→625億(超1-4)〕
悟天、9歳。トランクス、10歳。
修行はサボりがちで(早くも)戦いの勘が鈍っているが、「龍拳爆発」から戦闘力は下がっていないものとする。
(龍拳爆発を今作の2ヶ月前とした場合、悟天がクリリンに「でかくなったなあ」と言われる点がおかしい?)
(いや、成長期の悟天はこの2ヶ月でまた身長が伸び、クリリンはその感想を述べたまでだと考えられなくもない)
(アニメ第288話「遅いぜ悟空!みんなでパーティ!!」や「真武道会 」を含めれば、この1年で何度も会っている)
アボ・カドのスカウターには初め、悟天・トランクスの戦闘力数値が3~4桁で表示されていた。(他にも6桁の表示あり)
その数値ではアボ・カドは悟天・トランクスを「戦闘力の低い子供」としか見ていなかった。
だが、悟天・トランクスは超サイヤ人に変身するまでもなくアボ・カドを圧倒した。
のも束の間だった。基本的には互角で、分身したアボ・カドの動きに着いていけずに形勢が逆転。
気を感じて敵の動きを見抜くことが不得手のようで、ベジータには「基本をサボりやがって」と叱られてしまう。
悟飯のアドバイスでようやくまともに戦えるようになり、今度こそアボ・カドを圧倒しアカへの合体へ追い込んだ。
(コミカライズ版では分身アボ・カドは登場せず、悟天・トランクスがアボ・カドに苦戦する場面はない)
ゴテンクス(太) 1200万(最大)
久々(?)のフュージョンに失敗し、太ったゴテンクスになってしまった悟天・トランクス。
本編ではトランクスが「ジョン」のポーズの時、本来グーであるべきところ人差し指を伸ばしていたために起きた合体ミス。
今作では、悟天・トランクスが2人とも「ジョン」で人差し指を伸ばしてしまい、この姿になった。
(コミカライズ版では最後の「はっ」の時に指がずれてこの姿に。本編ではその場合激痩せゴテンクスになった)
30分経ったのか、それとも自力で解除できるようになったのか、分離後すぐにフュージョンに再挑戦。
悟天 |
12億(基本最大) |
フュ
→
ジョン |
ゴテンクス 1200億(基本最大)→6兆(超1-4)
〔→12兆(超2)→48兆(超3)〕 |
トランクス |
12億(気を抑える) |
まずは通常ゴテンクスで合体アカに攻撃した。
ヤムチャの狼牙風風拳から天津飯の排球拳につなぐヤム飯コンボ(?)をお見舞いだ。
(コミカライズ版ではスーパーゴーストカミカゼアタックに変更されている)
とどめは超1ゴテンクスによるダイナマイトローリングサンダーパンチがクリティカルヒット。
だが、合体アカは何とその威力に耐え切り、怒りに燃えて立ち上がってきた。
ゴテンクス(通常)の戦闘力は基本となる悟天の100倍(推定)となり、悟天が超2変身したのと同等のパワーアップとなる。
つまり、通常ゴテンクスで超1悟飯(850億)・超1ベジータ(1110億)を超える強さを発揮できるのだ。
超サイヤ人(1-4)変身では6兆に達し、今作に登場したキャラ・変身形態の中では最強。(アルティメット悟飯除く)
だが、演出の都合上からか、超1ゴテンクスのパンチに耐え切った合体アカが超1悟空に倒されてしまった。
(本来は超1悟空と通常ゴテンクスで同列になるレベル。超1ゴテンクスと超1悟空では雲泥の差がある)
ピッコロ 207億(重り)→262億(重りを外す)
ピッコロ、23歳。(精神と時の部屋で修行した1年を加えると24歳)
セルゲーム以降大きくパワーアップはしていないが、修行は欠かさず戦闘力は2年前から若干伸びたものとする。
ビーデルが用意した送迎用飛行艇には乗らず、舞空術でサタンホテル完成記念パーティ会場まで追いかけた。
(それでもパーティ出席を決めたのは、界王様や界王神様が出席するからで、元「神」として欠席はできなかったのかも?)
戦いの第一線からは退いていたが、久々に戦いたくなったのか、アボ・カド戦に参加意志を表明。
(無言で挙手。だが、クジ引きの大根抜きには外れたかパスしたか。コミカライズ版ではそもそもその場面がない)
悟飯が悟天・トランクスにアドバイスする姿を見て、「まだまだ甘い」と師匠として厳しい一言。
ゴテンクスが弾き損ねたワハハノ波を魔貫光殺砲で弾き飛ばすなど、若手のフォローに張り切った。
(年齢を考えればピッコロもじゅうぶん若手だが。以上のシーンもコミカライズ版にはない)
クリリン 130万(最大)
18号 9億
マーロン 1
クリリン、40歳。18号、年齢不詳。マーロン、5歳(のはずだが見た目は3歳の頃と変わってない)。
コミカライズ版では観戦に徹したクリリンだが、オリジナルアニメ版ではアボ・カド戦に参加しようと名乗りを挙げる。
18号には「一銭にもならないだろうに」と白い目で見られ、結局はクジ引きに外れてしまうのだが。
合体アカの放ったスーパーワハハノ波でホテルが倒壊し、丸い尖塔部が18号とマーロンに向かい転がる。
クリリンは亀仙流の道着姿となって気円斬を放ち、尖塔部を切り裂いて妻と娘を救った。
(もちろん18号は自分で何とかできたが、あえて夫の助けを待ったという形)
ヤムチャ 60万(最大)
ヤムチャ、43歳。
コミカライズ版では観戦に徹したが、オリジナルアニメ版ではアボ・カド戦に参加しようと(どさくさに紛れるように)手を挙げる。
結局はクジ引きに外れてしまうが、スーツの下には亀仙流の道着を着込んで臨戦態勢をとっていたようだ。
ブルマ・ウーロン・プーアルに向かって落ちてきた建物を繰気弾で粉砕し、衰えぬ技の冴えを見せた。
(コミカライズ版ではその活躍がなかったことになり、代わりに合体アカのエネルギー波を見て「地球そのものが」と怯える)
ウーロン 2
プーアル 1
ウーロン・プーアル、ともに36歳。
非戦闘員にして、(主に亀仙人に対する)ツッコミ要員。
コミカライズ版ではプーアルに台詞はなかったが、オリジナルアニメ版では大根引きでコメントしている。
亀仙人が女体そっくりの大根を引き抜いたのを見て、顔を赤くして「武天老師様のエッチ」。(やっぱ男の子?)
アボ・カド戦の間は、ウーロンとプーアルがメイドに扮してコーヒーとサンドイッチの売り子をしていた。(アニメ版)
亀仙人 104(重り40kg)→127(重り20kg)→139(重りを外す)
ウミガメ 0.001
亀仙人、346歳。ウミガメ、1013歳。
送迎用飛行艇の中、亀仙人はチチの乳に向かって挨拶し、フライパンで返事をされた。
ウーロンには「相変わらずスケベなじいさんだ」と突っ込まれる。
ウミガメは悟空に「ウリゴメ」と呼ばれ、お互い相変わらずだと笑い合った。
亀仙人の戦闘力にも変化はないだろう。
今作では久々に亀の甲羅を背負っての登場だ。
単なる正装用かもしれず、重い甲羅かどうかは分からないが、重りの場合は戦闘力が多少下がるだろう。
パーティ会場では接近するターブル(とグレ)の気を察知しており、武道家としての勘も衰えていない様子。
だが、ターブルの妻グレの姿を見て、「サイヤ人はみんな変わった奥さんを選ぶ」と余計な一言。
チチの大お玉とブルマの巨大ゴテを避けきることができず、料理される(またしても倒される)。
コミカライズ版では観戦に徹したが、オリジナルアニメ版ではアボ・カド戦に参加しようとした。
ウーロンには「やめたほうがいい」と言われ、結局はクジ引きに外れてしまう。(亀仙人的にはアタリの大根を引いた)
崩れるホテルからメイド衆を守り、一応の活躍シーンをつくることはできた。
天津飯 5000万(基本最大)
餃子 50万(最大)
天津飯、43歳。餃子、38歳。
オリジナルアニメ版ではオープニングに登場しただけで作中本編には登場しない。
コミカライズ版ではパーティの招待客の中におり、アボ・カド戦を見守った。
(尻尾のあるターブルを見てアニメではクリリンが「サイヤ人か?」という台詞が、コミックでは天津飯に代わっている)
2人とも修行は欠かさず、戦闘力は間違いなく魔人ブウ編(純粋ブウ消滅時)から伸びているだろう。
餃子もヤムチャに追いついてきており、ドラゴンボールGTの時代には?
ランチ 4(青髪)〔⇔6.5(金髪)〕
44歳。
アニメ(ドラゴンボールZ)魔人ブウ編では口元にしわがあり、多少老けて見えたが今作では若返った。
本編初登場時と変わらぬ若くはつらつとした姿でパーティに参加する。(台詞はなく、金髪にもならない)
コミカライズ版では、悟飯を挟んで天津飯と向かい合う形でテーブルを囲んだ。
送迎用飛行艇の中では餃子を挟んで天津飯と同列席に座り、まるで親子のようにも見える?
キビト神 585億(最大)
老界王神 13億0003(最大)
キビト神、500万歳以上(東の界王神シンとして)。老界王神、7500万歳以上。
神の中の神である、界王の中の界王の頂点に立つ、界王神様が一地球人のパーティにお呼ばれになった。
地球の危機(アボ・カド戦)には見向きもせず、一地球人(サタン)とビールで乾杯して盛り上がる界王神様。
かつて散々苦しめられたブウ(同胞のカタキ)とも楽しそうに卓を囲めるとは、さすが神々の度量の深さは違う。
牛魔王 60
バブルス 200
グレゴリー 300
北の界王 3500(ジャンプ付録)
牛魔王は孫家のテーブルにはつかず、一日限定復活の北の界王様・バブルスくん・グレゴリーと同席した。
グレゴリーはアニメオリジナルキャラだが、コミカライズ版にも(一コマだけ)登場している。
界王神様同様、北の界王様一行も(北銀河である)地球の危機(アボ・カド戦)には見向きもしない。
(界王様も界王神様も、それだけ悟空たちの力を信頼しているという証なのだろう、きっと)
バブルスくんはウホホホとしかしゃべれないはずだが、サタンと意気投合したように盛り上がっていた。
デンデ 1200
ミスター・ポポ 1030(ジャンプ付録)
カリン 190(ジャンプ付録)
ヤジロベー 970(ジャンプ付録)
オリジナルアニメ版で卓を囲んだ面々で、コミカライズ版には登場しない。
ミスター・ポポ、1000歳以上。カリン様、800歳以上。ヤジロベー、41歳。
デンデは地球人でいえば10代中盤くらい? 戦闘力は「龍拳爆発」時よりもやや自然成長。
彼らも(一応)神々に列する者たちだろうか。(悟空たちを信頼し)アボ・カド戦には見向きもしなかった。
ヤジロベーだけは崩れる建物を刀で両断し、ホテルの従業員を救っている。
占いババ 3
500歳以上。
オリジナルアニメ版のみの登場で、コミカライズ版には不在。
パーティ会場で亀仙人・ウミガメと同じテーブルについていた。
ブリーフ夫妻 3.5
オリジナルアニメ版のオープニングにちょこっと登場しただけで、作中本編及びコミカライズ版には不在。
夫婦そろってカプセルコーポレーションで留守番をしているようだ。
まだまだ元気そうだが、2人の存命が確認できるのは時期的にこれが最後から2番目の作品となる。
(ドラゴンボールZ最終回前3話〔今作より8年後〕、およびドラゴンボールGTには登場しない。「神と神」には登場)
ミスター・サタン(マーク) 6.66
ミスター・ブウ(善ブウ) 4000億(最大)
ベエ(成犬) 0.8
サタン、40歳。ブウ、500万歳以上。ベエ、2歳。
サタンは魔人ブウ(純粋)を倒した記念に豪華なホテルを建設した。
着工は純粋ブウ消滅の年、それから2年、オープン前の落成記念パーティが開催される。
Z戦士と関係者だけの仲間内パーティだったが、オリジナルアニメ版ではマスコミが押しかけてきた。
アニメ版では、本編で神龍によって人々の頭から消されたはずの魔人ブウに関する記憶が残っているのか。
サタンは魔人ブウを倒した英雄として崇められ、多くのスポンサーを得てリッチに、さらにお調子に乗っていた。
ホテル名も、「魔人ブウから地球を守った英雄ミスターサタン!!スーパーゴージャスホテル」となっている。
(神龍が消したのは善ブウに関するものや人々が殺された嫌な記憶だけで、上手いこと整合性が取れているのかも?)
(コミカライズ版ではマスコミは押しかけて来ず、サタンがブウを倒したことや、ホテル名についても言及しない)
魔人ブウ(善)はすでにサタンの一番弟子「ミスター・ブウ」として認知され始めた頃だろうか。
オリジナルアニメ版では、サタンやベエ(犬)と遊んだり、お風呂に入ったり、楽しい日々を送っている。
その昔吸収した大界王神の記憶があるのかないのか、パーティ会場ではキビト神とも打ち解けていた。
(オリジナルアニメ版・コミカライズ版ともに台詞はなく、サタンのお供のように付き従っていただけ)
ベエはオリジナルアニメ版のみの登場で、コミカライズ版には不在。
2年前の子犬から中型犬に成長しており、年齢的には成犬のはずだ。
だが、8年後にはもう一回り大きな老犬になるため、未だ成長期を抜けていない?
ホテルのサタン像台座にマーキングして、ベジータには「地球を救った英雄も形無し」と皮肉られている。
結局、アボ・カド戦の衝撃から、合体アカのスーパーワハハノ波の被害が特に大きく、ホテルは全壊してしまう。
サタンは落胆するが、ビーデルから「やり直そう」と励まされ、(ちょっとは?)心を入れ替えるのだった。
なお、ビーデルはホテル全壊をサタンに対する「反省しなさいと言う神様からのメッセージ」と言った。
サタンがパーティ会場で本物の神々と語らっていた事実を知った上での発言だとしたら、物凄い皮肉だ。
よかったね大根 ―
チチが悟空とともに、パオズ山の自宅前で畑を耕し、額に汗して育てた作物。
種は「よかったね」という感じで笑っているように見える不思議な形をしている。
チチによれば、「すぐに芽が出てあっという間によい作物ができる」とのこと。
パーティ開催の日(数日後?)には畑いっぱいの大根が育っていた。
(普通の大根は種まきから収穫まで60日はかかる)
オリジナルアニメ版では、アボ・カドと戦う者を選ぶクジ引きとして大根抜きがおこなわれた。
一番長い大根を抜いた者が「アタリ」となり、アボ・カドと戦う権利を得ることができるのだ。
戦いに名乗りを上げたのは悟空・悟飯・悟天・ベジータ・トランクス・ピッコロ・クリリン・ヤムチャ・亀仙人。
大根を上手く引き抜くコツは、葉の根元と首を持ってまっすぐ上に引き抜くこと。
提案者である悟空が最初に抜いたのは、長さも大きさもごく普通の大根。
クリリンは、力がいった割には小さくみすぼらしい大根。(まさに小柄なクリリンそのもの?)
ベジータは、株みたいに太く丸っこい大根。(太く短くベジータの人生を表しているかのようだ?)
ヤムチャは普通で、亀仙人が抜いたのは女体のような大根だった。(よっ、このスケベ仙人?)
悟飯とピッコロは外れたかパスしたかで、大根抜きの場面は描かれていない。
悟天が自分よりも大きな大根を抜き、トランクスが先細りだがやたら長い大根を引き抜いた。
「長さ」勝負のためトランクスが「アタリ」となり、トランクス一人がアボ・カドと戦うことになった。
だが、2対2がちょうどよいということで、悟空が無理やり悟天も戦いに参加させてしまうのだった。
コミカライズ版ではよかったね大根自体は育てているものの、クジ引き代わりの大根抜きはない。
悟空とベジータどちらが戦うという言い合いをブルマとチチが止め、子供たちを戦わせることになった。
ところで、オリジナルアニメ版では、悟空はパオズ山自宅前のよかったね大根畑まで瞬間移動している。
本来、悟空の瞬間移動は「気」を感じて移動するもので、今作のように知った場所に移動できるわけではない。
いやもしかすると、精魂込めたよかったね大根の気を感じ取って瞬間移動したとも考えられなくはない?
植物にも、動物ほどではないにしても「気」があるのは間違いないからだ。(元気玉は万物の気を集合して放つ技)
(植物の気はごくごく微量なものだろう。よかったね大根をスカウターで計測しても、おそらく戦闘力は表示されない)
また、ベジータ・ターブル兄弟の再会を、大根(ラディッシュ)=ラディッツ・カカロット兄弟が祝う意味も込められているのだ??
-ベジータの弟夫婦- 紫数字:完全推定数値
ターブル 1万7000〔→17万(大猿化)〕
ベジータ王の第二子にしてベジータの実弟。サイヤ人の第二王子。
オリジナルアニメ版では青年悟飯に似た髪形をしており、身長はベジータより頭一つ分小さい。
(コミカライズ版ではベジータと同じ髪型に変更されている。「レイジングブラスト2 」ではアニメ版準拠)
惑星ベジータ消滅、ベジータ王戦死の時期を考えれば、ベジータとの年齢差は最高でも5歳。
現在のベジータの年齢(44歳)から差し引くと、ターブルの年齢は39~43歳だと推定できる。
戦闘に不向きなため、ベジータ王によって辺境の惑星に追いやられていたという。
ラディッツが言ったサイヤ人生き残り4名の中には含まれておらず、サイヤ人でも彼の存在を知る者は少ないらしい。
はぐれサイヤ人のパラガス・ブロリーやターレスとは違い、正統なサイヤ人王家の人間にもかからわずだ。
戦闘に不向きで辺境惑星に追いやられた、とは?
一つの可能性としては、出生時の戦闘力が低く、悟空のように赤ん坊の頃他の辺境惑星に送り込まれたか。
サイヤ人王家、超エリートの血筋から下級戦士並のサイヤ人が生まれたとあっては、隠したくもなるだろう。
ベジータ王がターブルの存在を抹消するかのように、出自をごまかして異星に送り込んでいたとも考えられる。
サイヤ人としての記憶や命令は宇宙ポッドで刷り込むことができ、ベジータのことを知っていてもおかしくはない。
ラディッツの言った「(悟空のように)星に送り込まれて助かった」サイヤ人とは、ターブルのことかもしれない。
サイヤ人王家の人間の中に下級戦士のように異星に送り込まれた者がいるというウワサでもあったのだろうか。
ラディッツはそのウワサを混同し、ベジータが「星に送り込まれて助かった」サイヤ人だと思い込んでいた?
その場合、ターブルの戦闘力はラディッツ(1500)並かそれ以下の弱小サイヤ人となってしまう。
しかし、ベジータは助けを求めに来たターブルに「相変わらず情けないヤツだ」とターブルの性格を知っている様子。
ターブルの戦闘力が低いことが理由に赤ん坊の頃に異星に送り込まれたのなら、こんな台詞は出てこない。
よって、ベジータとターブルは惑星ベジータ消滅までの数年、少なからずともに過ごした期間があるということだ。
ベジータの言った「相変わらず情けない」、ベジータ王の言った「戦闘に不向き」とは、ターブルの性格を指しているのだろう。
ターブルは純粋なサイヤ人には珍しく、戦いを好まないおとなしい性格をしており、下級戦士にも礼儀正しい。
強さが全てのサイヤ人社会の中にあって、強さで他人を判断しないという異端サイヤ人だったのだ。
ベジータ王がサイヤ人王家の汚点として、ターブルの存在を覆い隠そうとするのは当然といえば当然。
ただし、性格と戦闘力は別問題だ。戦闘に不向きな性格だからといって、戦闘力が低いとは限らない。
オリジナルアニメ版では、18号が接近するターブルを「大きな戦闘力を持った気」と感じ取った。(コミカライズ版ではクリリン)
実際にターブルは、フリーザに匹敵するというアボ・カドと戦って生き延びるだけの強さは持っている。
アボ・カドが極度に手を抜いていたとしても、少なくとも戦闘力1万以上は必要だろう。
大猿化して10数万。どうにかアボ・カドから逃げ延びることができる強さになるかならないかだ。
ターブルの性格からして、瀕死回復によるパワーアップを経験したことはまずないと考えられる。
サイヤ人王家、超エリートサイヤ人の血筋としても、地球襲来時のベジータあたりの戦闘力が限界だ。
地球襲来時のベジータ(1万8000)-1000として、ターブルの戦闘力と定めたい。
この2年後にあたる映画「神と神」では、ベジータの真面目な弟として話題に上がった。
超サイヤ人ゴッドを誕生させるための「心正しきサイヤ人」候補に挙がったのだ。
が、どことも知れない辺境の惑星在住で、連絡も取れないために断念。
ブルマがベジータを「(弟の)ケータイの番号くらい聞いておきなさいよ!」と叱りつけることに。
グレ 50
ターブルの奥さん。年齢、出身惑星、ともに不明。
ツルッとした豆のような顔に、幼児並の小柄な体で、「グレイ型宇宙人 」を極端に可愛くしたような姿をしている。
(「ネコマジンがいる2 」に登場する宇宙人に似ている。地球侵略をたくらんだが、ネコマジンの強さを知って諦めた)
「(アボ・カド退治を)お願いします」と手を握られたトランクスが、思わず眉を下げて頬を赤らめてしまうような愛嬌がある。
恭しく挨拶された「お義兄さん」ことベジータも、釣られてペコペコしてしまったほど。
ベジータ・ブルマ夫婦とは義理の兄弟となり、トランクスは甥っ子ということになる。
グレの戦闘力はとりあえず50→ゴレイ→グレとした。
オリジナルアニメ版ではよく分からなかったが、コミカライズ版ではオーラを放出して空を飛ぶことができた。
18号(クリリン)が感じた大きな気の一部に含まれるとしたら、普通の地球人よりは強い戦闘力を持っているはずだ。
(「ネコマジンがいる2 」に登場する宇宙人は、舞空術を使えず戦闘力は低い。グレの星の人間とは他人のそら似?)
(また、「SAND LAND 」に登場するピッチ人も、グレやネコマジンに登場する宇宙人にそっくりだったりする)
グレはターブルが追いやられた辺境惑星の住人の可能性が高い。
ターブルはその惑星を侵略することはなく、住人たちとも穏やかに交流しただろう。
グレと結ばれるまであまり波乱に富んではいないが、幸せな時間を過ごしたはずだ。
そこへ襲ってきたフリーザ軍残党のアボ・カド、打ち破られた平和。
ターブルとグレは助けを求め、宇宙に飛び出した。
ナメック星人に兄ベジータたちがフリーザを倒し地球に戻ったことを聞き、地球に到達。
アボ・カドも追ってくる中、ターブルはベジータと30数年ぶりの再会を果たし、協力を得ることができた。
アニメオリジナル版では、ターブルとグレは別々の宇宙ポッドに乗っていた。
(地球の街中を通過し、若干の被害を出してしまっている)
だが、コミカライズ版では二人乗りの宇宙ポッドに仲良く相乗り。(被害は出していない)
戦い終わり、オリジナルアニメ版のグレは悟空・ベジータら大食いサイヤ人の食欲に驚いた。
コミカライズ版では並んでターブルも呆然としており、やはり純粋なサイヤ人には珍しい小食型らしい。
-VS アボ・カド- 紫数字:完全推定数値
アボ 53万(戦闘力コントロール・小)→1億2000万(戦闘力コントロール・中)→10億8000万(最大)
カド 53万(戦闘力コントロール・小)→1億2000万(戦闘力コントロール・中)→10億8000万(最大)
フリーザ軍の残党兵士2人組。フリーザ軍壊滅時、運よく別の星に派遣されていた。
丸い頭に丸い体。青い肌で一本角がアボ、赤い肌で二本角がカド。スカウターに戦闘ジャケットを装備している。
かつてはギニュー特戦隊と肩を並べ、今ではフリーザに匹敵するほどパワーアップしているという。
分身と合体が得意技。分身は各3体、計6体。分身は気のない偽者だが、敵に攻撃を当てることはできる。
ターブルのいう「フリーザ」とはどの形態だろうか?
最も可能性が高いのは、戦闘力53万で知られるフリーザ第一形態だろう。
辺境惑星に離れて暮らしていたターブルが、フリーザの変身形態を知っているとは考えにくい。
アボ・カドの戦闘力を53万とした場合、(亀仙人はともかく)クリリンやヤムチャが参戦しようとした説明がつく。
クリリン(130万)やヤムチャ(60万)は、宇宙から接近するアボ・カドの気(戦闘力)が自分以下だと感じ取っていたのだ。
戦闘力 1万7000のターブル(大猿化 17万)がどうにか逃げ延びることのできる強さにもなるだろう。
だが、アボ・カドの実際の戦闘、悟天・トランクスとの戦いぶりを見るに、53万では足りなくなる。
ターブルの言う「フリーザ」を、MAXの最終形態100%(1億2000万)まで引き上げる必要が出てくる。
悟天・トランクスに一方的にやられ、すぐに合体したコミカライズ版のアボ・カドは戦闘力 1億2000万まででいい。
しかし、オリジナルアニメ版では分身アボ・カドでの戦いを含め、悟天・トランクス(約12億)とはほぼ互角に渡り合っている。
よって、アボ・カドの戦闘力をさらに高めなければならず、明らかに「(全ての)フリーザを超える」域となる。
悟空がダーブラに感じたように「セルくらい」→「思ったよりずっと強い」の図式がここにも当てはまるのだ。
(ダーブラの戦闘力は完全体セルと同等で、魔術を含めた戦い方全般が「思ったより強」かったわけだが)
アボ・カドはギニュー同様に、(大雑把に)戦闘力をコントロールできる宇宙人なのだろう。
小程度でフリーザ第一形態(53万)、中程度でフリーザ最終形態100%(1億2000万)、そして最大で10億8000万。
そう考えれば全ての描写に説明がつき、アボ・カド戦の無理のない戦闘力解釈が可能となるのだ。
合体アカ 972億
アボ(青)とカド(赤)が合体し、(名前はアカなのに)紫色の巨大戦士となった姿。(合体する際、スカウターは外す)
ドドリアと魔人ブウを合体させたような雰囲気。(ドドリア吸収ブウ?)
アボとカドが背中合わせになり、一歩進んで「合体!」と叫ぶだけで合体でき、フュージョンよりも隙が少ない。
(ムラサキ曹長の兄弟の一人がアカという名前だが、偶然の一致というか作者も覚えていまい?)
口から発射するスーパー破壊エネルギー砲「ワハハノ波」。
両手でつくったエネルギーの塊を口から四方八方へ飛ばす「スーパーワハハノ波」。
惑星破壊の威力を秘めたフルパワーワハハノ波などの必殺技を持つ。
(コミカライズ版ではワハハノ波がアニメ版におけるスーパーワハハノ波になっている)
合体アカの戦闘力はどうだろう?
通常悟天(12億)・通常トランクス(12億5000万)は圧倒するが、通常ゴテンクス(1200億)には敵わない。
合体アカのパワーアップ倍率はフュージョン(100倍)にやや劣り、アボ・カドの90倍といったところだ。
ダーブラや完全体セル(800億)を上回り、地球にとってはまさに脅威の侵略者となった、だろう7年前までならば。
「現れた時代がわずかに遅かったために、強敵とも認めれらず、人々の記憶にも残らなかった悲しい悪人の物語」
合体アカが超1ゴテンクス(6兆)のパンチに耐え切ったことは演出上の都合。
結局は超1悟空(1800億)のパンチ一発で沈み、今の悟空たちにとって大した敵ではなかった。
残虐なフリーザのような根っからの悪人とは違うようで、戦いの後アボ・カドは改心して悟空たちと打ち解けていた。
ターブルとグレを一思いに殺さなかったのも、いじめっ子のガキ大将のような心理を持っていたからだろう。
悟天とトランクスのフュージョンが終わるまで待っていてくれたりもする、意外と優しい悪人だった。
(オリジナルアニメ版では、乗ってきた宇宙ポッドに自分の体が当たって爆発してしまった。帰ることはできたのか?)
アボ・カド(14年前) 12万(戦闘力コントロール・小)→2700万(最大)
現在の強さから推測できる、フリーザ軍所属当時のアボ・カドの戦闘力。
普段は戦闘力コントロールによってギニューと同等の12万に抑えている。
現在の「戦闘力コントロール・中」程度のパワーが当時の最大戦闘力。
合体してアカになることもできず、フリーザ(1億2000万)を超えるレベルにはない。
力を隠し、いずれフリーザに取って代わる機会をうかがっていたのだろう。
フリーザが倒れた後、もう一段階の戦闘力開放とともに合体を覚えたものと考えられる。
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