DRAGON BALL
ドラゴンボール 戦闘力 <超非公式> 合点版

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・ドラゴンボール 最強への道 戦闘力

DRAGONBALL THE MOVIES #14 ドラゴンボール 最強への道 [DVD]


 -ストーリー紹介-

 劇場版 ドラゴンボールシリーズ 第17作。1996年3月2日公開。
 TVアニメ本編ではドラゴンボールGTが放映を開始したばかりの頃の作品。
 悟空の見た目はGT悟空(少年)そのままに、ドラゴンボール初期のストーリーが展開されるリメイク版だ。
 主題歌には、ドラゴンボールGTと同じく「DAN DAN 心魅かれてく 」(FIELD OF VIEW)が使用されている。

 ―今は昔、昔は今。繰り返され、語り継がれる物語は、少しずつ形を変えて―

 悟空とブルマが出会い、ドラゴンボールを巡る壮大な物語が“再び”幕を開けた。
 変身妖怪ウーロン、荒野の大泥棒ヤムチャとそのお供プーアルと、おなじみの面々が集う。
 だがしかし、悟空たちを待ち受けていたのはピラフ一味ではなくレッドリボン軍だった。
 亀仙人やウミガメまで巻き込み、新たなレッドリボン軍編が怒号を響かせる。

 レッドリボン軍編をベースとしているため、今作における悟空の戦闘力はそれに応じて高くなっている。
 本編初登場時の戦闘力 10のままだったならば、レッドリボン軍と戦うには厳しすぎただろう。
 今作の悟空は本編レッドリボン軍編にも増して、ZやGT悟空にも迫る気力・迫力・気迫がみなぎっている。
 確かに流れる戦闘民族サイヤ人の血。タイトルどおり、悟空はすでに「最強への道」を歩み始めていた。


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-最強への旅立ち- 紫数字:完全推定数値

(孫悟飯じっちゃん 90

 悟空の育ての親にして、功夫(カンフー:作品内での発音はクンフー)の師匠。
 (功夫〔カンフー〕は中国武術の俗称。アニメDBではカンフーと発音。原作では巧夫と書いてクンフーと読ませている)
 原作やアニメ本編では悟空から「じいちゃん」と呼ばれていたが、今作では「じっちゃん」と呼ばれる。
 (劇場版ドラゴンボール「神龍の伝説」でも同様だが、祖父・孫悟飯の名前が出たのは劇場版では今作が初)

 今作での死因は不明だが、本編同様に大猿化した悟空に踏み潰されてしまったと見て間違いあるまい。
 亀仙人の一番弟子であり、如意棒を受け継いでいたということにも変わりはない。
 悟空には形見として、四星球と如意棒、そして「ふかふかキンタマクラ」の感触を遺していた。
 「女には優しくしろ」と言い残してはいたが、女とはどういうものかは教えていなかった。
 おかげでブルマは貞操の危機に見舞われ、ドラゴンボールを巡る壮大な物語が幕を開ける。



悟空 100(通常時)200250(かめはめ波)〔→1000(大猿化)

 原作およびドラゴンボールZ最終回の衣装の悟空をそのまま小さくして、尻尾を生やした姿をしている。
 (旅立ち前は本編どおりの格好。旅立ち後にGT悟空と同じ衣装に着替えた)
 ドラゴンボールGT後期の悟空が、ドラゴンボール初期の時代に戻ってきたかのような印象を受けるのだ。
 (映画公開時期のGT悟空にはまだ尻尾が生えておらず、今作がGT後期の悟空の姿を先取りしたともいえる)
 さすがに戦闘力まではGT悟空(小さくなっても強さは変わらない)と同等と言うわけにはいかない。
 だが、本編初登場時の悟空(戦闘力 10)に比べると、今作の悟空はその10倍は強くなっている。

 並み居るレッドリボン軍兵士やロボットを撃破することは、本編初登場時の悟空には不可能だ。
 個々の強さでは本編初登場時の悟空が上で、ある程度の数ならばレッドリボン軍も倒せるだろう。
 しかし、本編の亀仙人(当時の戦闘力 120 推定)も言っている。
 「さすがのわしでもあれほどの軍勢を相手に戦うほどのスタミナはないじゃろう」
 戦闘力10の悟空にはなおさら、レッドリボン軍壊滅など到底実現できない。

 本編でレッドリボン軍を壊滅させた悟空の戦闘力は、カリン塔での修行を終えて150推定。
 今作の悟空にそこまでの強さはないが、本来ならば亀仙流8ヶ月の修行を経て身に着ける戦闘力がある。
 かめはめ波も一発で完全会得し、ブルー率いる潜水艦隊をまとめて沈めるという威力の高さを見せた。
 (普通のかめはめ波の比ではなく、亀仙人の「かめはめ波最大出力」に匹敵する「気の一点集中」効果が見受けられた)

 亀仙人から授かった筋斗雲を繰り、孫悟飯じっちゃんから譲り受けた如意棒で戦う姿は、西遊記の孫悟空そのもの。
 今作では大猿にならないが、大猿化すれば戦闘力は1000に達し、この時点の地球人では手のつけようがなくなる。
 孫悟飯じっちゃん(戦闘力 90)もどうにもならずに踏み潰されてしまったに違いない。
 (本編の戦闘力、大猿悟空 100とならまだ戦いようはあったはずだが、悟空を傷つけたくなかったのだろうか)



巨大肉食魚 5.5

 パオズ山付近を流れる河に生息する、巨大なピラニアのような肉食魚。
 人の言葉を話すことができるが、知能はそれほど高くはないようだ。
 川面から垂れる悟空の尻尾をサルかヤマネコかと勘違いし、襲いかかるが逆に仕留められる。
 原作其之一やアニメDBの第1話にも登場。DBの項での解説は省略したが、ここで改めて紹介。
 本編初登場時の悟空(戦闘力 10)の飛び蹴り一発で倒される程度の戦闘力(生命力)しかない。
 常人男性(戦闘力 5)よりは強いが、熊の山賊やプテラノドン(戦闘力 6 推定)には劣る。




-最強への道中- 赤数字:公式数値 紫数字:完全推定数値

ブルマ 4

 西遊記における三蔵法師的な位置付け、になる予定だったという。
 TVアニメでは
水色だった髪が、今作では原作準拠の薄紫色に変更されている(トランクスと同色)。
 家の蔵(倉庫)で二星球を見つけ、文献からドラゴンボールの存在を知り、ドラゴンレーダーを開発。
 (北の谷で)五星球を見つけ、パオズ山で悟空と出会い四星球を手に入れたところまでは本編と一緒。
 本編ではピラフ一味が所持していた一星球を、今作ではどこかの花畑で発見した。
 ピラフ一味の代わりにレッドリボン軍と遭遇、マッスルタワーで七星球(本編では牛魔王の城にあった)をゲットする。

 その後に迷子のウミガメと出会い、ウミガメをカメハウスのある島の海の浜辺まで連れていく。
 本編ではすぐに亀仙人が登場するが、今作ではウミガメが亀仙人(三星球)を連れて戻るまで一晩を要した。
 その朝方に悟空に下着を剥ぎ取られ、「はいてない」と気付いたところにレッドリボン軍の艦隊が押し寄せる。
 (ギャルのパンティ? パンツ? DBZフリーザ編のブルマ流に言えば、パンツじゃなくてショーツ??)
 亀仙人・悟空のかめはめ波で艦隊を撃退できたと思ったが、空挺部隊に取り囲まれボールを渡す羽目に。
 せっかく助けに来てくれたヤムチャを硬直させてしまい、皆(悟空除く)でレッドリボン軍本部に連行された。

 戦いが終わり、レッド総帥の持っていた六星球(本編ではウーロンの暴れていた村のパオズばあちゃんが所持)が揃う。
 ブルマはドラゴンボールから神龍を呼び出すが、かねてよりの願い「ステキな恋人」はもう目の前にいた。
 悟空に神龍への願いを譲り、人造人間8号(ハッチャン)の復活を見守る。



ウーロン 2

 西遊記における猪八戒的な位置付け、になる予定だったという。
 未熟な変身術(制限時間5分・休憩1分必要)の使い手であることには本編と変わりがない。
 が、本編では変身の際の掛け声が「変化(へんげ)」なのに対し、今作では「変身」に変更されている。
 ブルマに「鍵」に変身してと頼まれるが、蟹→紙→柿→釘→葱とダジャレのような変身をした。

 本編では、とある村を支配し、好みの女の子(同年代の10歳前後)をさらっていた。
 今作では年上好みが強調され(?)、バイクで走るブルマの前に猛牛姿で現れ、手篭め(?)にしようとした。
 一緒にいた悟空に「娘を置いていけ」と脅すと、悟空からブルマの父ちゃんだと勘違いされる。
 恐ろしい猛牛姿を悟空に単なる「牛」とバカにされ、怒って鉄人(鋼鉄ロボット)に変身した。

 鉄人姿のウーロンの胸には、「根・性」の二文字が刻まれている。
 本編では、持っていたラーメンのスープに親指を突っ込んで「熱い」と言った際「熱・熱」に変化。
 直後に村の子供に頭をスリングショットされて「痛・痛」と文字が変わった。
 「神龍の伝説」では、大笑いして「笑・笑」になるなど、芸の細かい演出がなされている。
 今作では、熱いスープに親指突っ込んで転び、ラーメンの皿を顔面で割り「痛・熱」の同時表示となった。
 悟空の強さを見てごまかし笑うシーンでは「笑・笑」、逃げるためにコウモリになる時は「変・身」。

 本編では、下痢になる「PP(ピーピー)キャンディ」を食べさせられてブルマに従わされたウーロン。
 年上好み(?)の今作では、ブルマの色気だけでドラゴンボール探しに協力することになる。(主に運転手)
 ウミガメ・亀仙人と出会ったタイミングの違いから、筋斗雲に乗ってみようかというシーンが追加された。
 ブルマには「結果は目に見えてる、命をかけてもいい」とまで言われてしまい、乗る以前の問題だったが。
 神龍からギャルのパンティをもらいそこねた代わりに、ブルマの「はいっ!!!」を拝めるという絶好の機会(!?)に恵まれた。



プーアル 1

 ヤムチャのお供で、ウーロンの元同級生(泣き虫プーアルといじめられた)ということには本編と変わりがない。
 ただ一点、本編では「南部変身幼稚園」出身のところが「南部妖怪幼稚園」に置き変わっている。
 変身術ではウーロン以上の使い手のはずだが、今作では一切変身しない。
 レッドリボン軍本部に捕まった際にも、ウーロンが牢の「鍵」に化けようとして「紙」になったのを怒っただけ。
 (南部「妖怪」幼稚園出身に変更されたのは、今作のプーアルが変身しないことへの配慮なのだろう)



ヤムチャ 86(通常時)8.6(ブルマを見て赤面硬直)

 西遊記における沙悟浄的な位置付け、になる予定だったという。
 本編では荒野の「大悪党」「大盗賊」を名乗るが、今作では荒野の「大泥棒」を自称。
 ウーロンが退治(?)された直後に登場し、悟空たちから金かカプセルを巻き上げようとする。
 今作では、本編で悟空たちを二度目に襲撃した際に使用したパンツァーファスト(ミサイル)をいきなり使用。
 本編では如意棒に苦戦し、ジャン拳で叩きのめされてしまうが、今作では悟空を一方的に追い込んだ。

 今作の悟空が本編初登場時の10倍の戦闘力なら、このヤムチャも同様にパワーアップしている。
 ヤムチャの本編初登場時の戦闘力は8.6(ヤム)推定で、今作では10倍の86とすることができるだろう。
 狼牙風風拳を繰り出す際には、髪の毛が逆立ちまるで自身が狼と化したかのような容貌になる。
 悟空に再び狼牙風風拳を仕掛けようとしてブルマがいたことに気付き、硬直して倒れる。
 女の子が嫌いではないが女性恐怖症に近い緊張感を抱いてしまうのは、本編同様だ。

 いったん退却し、態勢を立て直して悟空たちの追跡を開始。
 愛機のジェットモモンガは寒さにやられ、マッスルタワー周辺で乗り捨てることに。
 冬眠する熊親子の巣穴で暖を取ったあと追跡を再開し、悟空たちが亀仙人と出会う場面に居合わせた。
 そこで初めてドラゴンボールの情報を知り、憧れの結婚に向けて女性恐怖症の克服を思い描くようになる。
 木の陰に隠れて様子をうかがっていたためか、ブルマの「はいっ!!!」を見逃してしまったようだ。
 (本編ではブルマの裸をさんざん目撃しており、それがショック療法となって女性恐怖症の克服につながった?)

 その代わりに、亀仙人のかめはめ波を目の当たりにして武道家としての血が騒いだ?
 ブルー隊に取り囲まれてピンチのブルマを救うべく、ブルー大佐の背後から忍び寄る。
 颯爽とブルー大佐を倒す、はずがブルマを見て硬直し、あえなく返り討ちにあってしまった。
 その際、本編で悟空にやられたよりも一本多く、二本も歯を折られている。(男好きのブルーに見向きもされなかった?)
 連行されたレッドリボン軍本部では、ハプニングでブルマとスキンシップすることにもなり、自然と女性恐怖症を乗り越える。
 もうドラゴンボールを横取りする必要もなくなり、神龍への願いを悟空に譲った。



ウミガメ 0.001

 亀仙人の愛亀(の割には一年間放っておかれた。芭蕉扇をあっさり捨てる亀仙人らしいといえばらしい)。
 本編では悟空とブルマが出会った翌朝、トレーニング中の悟空に岩と間違えられ持ち上げられる。
 今作では悟空たちがマッスルタワーを攻略した後に、ウーロンの運転するカプセルワゴンに轢かれそうになった。
 キノコ狩りに来てみんなとはぐれ、一年間海を求めてさまよい、悟空たちに助けられるのは本編と一緒。

 ウーロンからは竜宮城やら乙姫様を期待されるが、浦島太郎の「助けた亀」とは違う。
 悟空たちが助けたウミガメは亀仙人を連れ戻り、筋斗雲と三星球を授けてくれることになる。
 本編では亀仙人をすぐに連れてきたが、今作ではカメハウスまで遠いのか戻ってくるのに一晩かかった。
 後は特に活躍する場面はないが、レッドリボン軍本部に連行されて最後まで顔を出している。



亀仙人 90(重り40kg)110(重り20kg)120(通常時最大)
144(ムキムキMAXパワー)
288(MAXパワー時における通常かめはめ波)
360(かめはめ波最大出力 MAX × マックス)
30(力を使い果たす)

 長年亀仙人役を務めた声優、故・宮内幸平に代わり、俳優・愛川欽也が特別ゲストとして声をあてた。
 (愛川欽也は「いなかっぺ大将 」で声優の経験があり、悟空役の野沢雅子と共演した)
 (ドラゴンボールGTの亀仙人は、「サザエさん」のマスオさんや「アンパンマン」のジャムおじさん、増岡弘が担当)
 (ドラゴンボール改の亀仙人は、今作でブラック参謀役を務める佐藤正治が担当している)
 (愛川版亀仙人は本家・宮内版よりも声質が軽く、増岡版と似ている。佐藤版のほうが本家に近い)

 今作の亀仙人は、何というかスケベさも心もち、ちょっとだけ軽く控え目になっている?
 ブルマの「はいっ!!!」を目撃した本編の亀仙人は、嬉しがってウミガメに「思わぬ収穫」と同意を求めた。
 今作の亀仙人は、ありがたいもの拝むように、ブルマに持っていた三星球を差し出すのであった。
 なお、本編の亀仙人は三星球を百年ほど前に海底で拾ったが、今作では「この前」となっている。

 今作の亀仙人は、本編同時期の戦闘力をそのまま採用して構わないだろう。
 通常時(最大)は鶴仙人と互角の120推定で、亀の甲羅を背負っている場合はやや下がる。
 40kgの甲羅を背負っていても、一番弟子であった孫悟飯と互角に戦える強さがあるものとした。
 本編では悟空と悟飯の関係を牛魔王から知るが、今作では悟空の如意棒を見て自分で気付いた。
 (孫悟飯を一番弟子というからには、今作には登場しないが二番弟子の牛魔王も存在するはずだ)

 今作亀仙人の最大(にして最後の)見せ場は、ムキムキMAXパワーの開放から放つかめはめ波だ。
 ブルー大佐率いる大艦隊を前に、甲羅と上着、杖を捨て、一瞬だが白いオーラを噴出してMAX状態に変身。
 本編でフライパン山を消し飛ばした(MAX時の通常)かめはめ波か、それとも月を破壊する最大出力(マックスパワー)か。
 今作の亀仙人のかめはめ波はレールガンのようにほとばしり、海を割り、ブルー艦隊を一気に全滅させた。
 海中にはまだ潜水艦の大軍が残っていたが、亀仙人には二発目のかめはめ波を撃つ余力はなかった。
 (一発で力を使い果たしたということは、月を破壊する威力の「かめはめ波最大出力」〔MAX × マックス〕だったのだろう)
 それ以降は逃げ惑うだけの老人となり、レッドリボン軍の軍事力に逆らうことができず連行されてしまう。



不死鳥 ?

 「ワンピースの不死鳥 」は力の続く限り自らの傷を再生・回復することができる。
 ドラゴンボール世界における不死鳥は、他人に永遠の命を与えることができるが自らは不死ではない。
 ウミガメによれば、ドラゴンボール世界の不死鳥は、食中毒によって去年他界している。
 いや、永遠の命といっても完全な不死ではなく、不老という意味での永遠なのかもしれない。
 いやいや、不老とも少し違い、年は取るが寿命で死ぬことはなくなるということかもしれない。
 本編の亀仙人は「不老不死の水」はウソと言ったが、不死鳥による永遠の命に関しては本当の可能性がある。
 地球人にしては異例の300歳以上という超高齢も、不死鳥から授かったものと考えられるのだ。
 不死鳥自身も不老(寿命では死なない)ではあったが、食中毒などが原因で命を落とす場合もあるのだろう。




-VS 最狂のレッドリボン軍- 紫数字:完全推定数値

ホワイト将軍 7.5

 デザイン、声優など、ほとんどの要素が本編から一新された新ホワイト将軍。
 これまたデザイン一新のマッスルタワー(機械要塞)を本拠にドラゴンボールを捜索していた。
 ダークブラウンの髪をオールバックにして後ろで束ねており、痩せ型、面長、鉤鼻、垂れ目。
 「超戦士撃破!!勝つのはオレだ」に登場するメンメン(ジャガー・バッタ男爵の従兄弟で秘書)に似ている。
 役どころは今作未登場のムラサキ曹長を兼ねており、ムサラキと似ていなくもない印象だ。
 戦闘力は本編ホワイト将軍(推定 8)とムラサキ曹長(推定 7)の間とするのが相応しいだろう。
 (ミスター・サタン〔6.66〕を超えるレベルだが、本編の10倍強い悟空相手にはどうしようもない)

 本編ではジングル村を占領し村の男衆を働かせていたが、今作にはジングル村もスノも登場しない。
 悟空たちが来る頃には七星球(本編では牛魔王の城にあったもの)を入手し、ひとり悦に入っていた。
 (本編レッドリボン軍編でジングル村周辺にあったのは二星球。ハッチャンが隠し持っていた)
 悟空たちの持つボールも奪おうとするが、悟空の予想外の強さに自慢のロボット軍団はあえなく全滅。
 最終兵器の人造人間8号も頼りにならず、拘束されホワイト隊ごと警察に突き出されることになった。
 (8号のコントローラー〔兼爆破スイッチ〕を如意棒で弾かれ、悟空のヒップアタックで気絶する)



メタリック軍曹 15

 レッドリボン軍ホワイト隊所属。マッスルタワー3Fを守るロボット軍曹。
 本編ではアーノルド・シュワルツェネッガー扮する「ターミネーター 」そっくりだった。
 今作では黒人、スキンヘッドの巨漢に変更されており、より強い印象を受ける。
 が、悟空のジャン拳グー一発で頭部がもがれ機能を停止しており、耐久力は本編よりも確実に低い。
 (本編では、戦闘力 110 推定の悟空の攻撃に耐える強固なメタルボディを有している)
 その分、戦闘力(パワー値)も本編メタリック軍曹(推定 30)の半分しかないものと思われる。
 本編初登場時の悟空(戦闘力 10)になら勝てただろうが、その10倍はある今作の悟空の敵ではない。



ロボット軍団(一般兵士含む) 510

 機械要塞マッスルタワーに巣食うロボット軍団。ホワイト将軍自慢の兵士たち。
 メタリック軍曹や人造人間8号を除き、ほとんどが人間の搭乗するタイプのロボット。
 タワー周辺の雪原地帯では二足歩行戦車型、タワー内部ではバトルジャケット型のロボットが活躍する。
 個々の強さではメタリック軍曹には及ばないが、集団戦でこそ、それら真価を発揮するのだろう。
 が、悟空との戦力差がありすぎて、ただまとめてやられにいったようなものだった。



ブルー大佐 9

 髪が多少伸びたくらいで、基本的なデザインは本編のブルー将軍と大差なく、オカマ口調も変わらない。
 (本編ではピッコロ役の古川登志夫が声をあてていたが、今作ではブロリー役の島田敏)
 しかし、将軍から大佐に降格しており、その分戦闘力も激減しているものと思われる。
 得意であるはずの超能力を使用することもなかった(使用できない?)。

 大艦隊を率いて悟空たちのいる浜辺を襲撃。
 MAX亀仙人のかめはめ波で母艦を破壊され、危うく巻き込まれるところだった。
 潜水艦にしがみつき難を逃れるが、今度は悟空のかめはめ波に潜水艦隊を全滅させられる。
 それでも残っていた空挺部隊でブルマたちを取り囲み、ドラゴンボールを差し出せと迫った。

 ブルマを見て硬直したヤムチャ(戦闘力は本編どおりの8.6に減?)をノックアウトする強さはある。
 だが、屈強な兵士二名に取り押さえられるともう身動きが取れず、銃殺刑に抗うことはできなかった。
 (ブルマの持っていたドラゴンボール五つを持ち帰るが、悟空の四星球を見落とすミスを犯したため)
 本編のブルー将軍(推定 90)並みの戦闘力があるならば、簡単には銃殺などされなかったはずだ。
 今作のブルー大佐は、その1/10程度の戦闘力しかないのだろう。(だから超能力も使用できない)
 ブラック参謀に取って代わりレッドリボン軍のナンバー2になるという野心があったようだが、叶える力はなかった。



バイオレット大佐 7

 レッドリボン軍の紅一点。才色兼備の女性指揮官、のはずだが。
 本編とデザインに大差はないが(口紅をしている程度)、本編のような色気は感じられない?
 アニメ本編では原作よりも出番が多くなっていたが、今作では台詞がなく原作よりも扱いが低い。
 戦闘力はとりあえず本編の推定値を採用した。(サタンより強く、兵士としては一級)

 筋斗雲でレッドリボン軍本部に向かう悟空をジェット戦闘機で迎え撃った。
 操縦テクニックはなかなかだが、悟空に飛びつかれて驚き、コックピットウィンドウを破壊され墜落、爆死。
 アニメ本編でレッドリボン軍の金品を奪えるだけ奪い脱走したのとは対照的な最期となった。
 (傭兵的な印象の強かったTVアニメ版に比べれば、今作のほうが軍人としてのバイオレット〔原作準拠〕をよく描いている)



レッド総帥 5

 レッドリボン軍総帥。
 今作では六星球(本編ではウーロンがいた村のパオズばあちゃんが持っていたもの)を初めに所持。
 (本編レッドリボン軍編では、ブラウン〔名前だけの登場〕が発見した五星球を最初に手にした)
 基本的には本編と同じ声・デザインだが、髪のボリュームが落ちオールバックの印象が強くなった。
 やはり低身長がコンプレックスで、ドラゴンボールで身長を伸ばそうとしてブラック参謀に殺される。

 ブルー大佐を銃殺刑に処し、「いい音だ」と暗い快感を覚えるのは本編のブルー将軍を思わせる。
 それはブルー大佐のブルー将軍に対する風刺的な表現でもあったが、このレッド自身にも大いなる皮肉となった。
 本編のレッド総帥は額を撃ち抜かれ苦しむ間もなく死亡したが、今作のレッドは胸を撃たれて苦痛を味わう。
 そして緊急脱出カプセル乗り場の足場から滑り落ち、シェルターで転落死するという末路をたどった。


ブラック参謀(ブラック補佐) 6

 レッドリボン軍のナンバー2。レッド総帥の補佐役、参謀係。(原作ではブラック補佐、アニメではブラック参謀)
 本編ではスキンヘッド、分厚い唇の黒人だが、今作では唇が薄くなり、刈りそろえた黒髪が生えている。
 (スキンヘッドと分厚い唇は今作のメタリック軍曹に継承されており、肌の色も若干薄くなっている)
 口ヒゲもワイルドな「ちょびヒゲ」から紳士的な「どじょうヒゲ」に変わり、参謀というより執事のような雰囲気がある。

 レッド総帥からはその高長身を疎まれているが、有能ゆえに参謀の座を任されているのだろう。
 今作ではブルー大佐に参謀の座を狙われていたのか、ブルーの成功を快く思っていない様子だった。
 ブルーがミスで処刑されることになると、喜ぶかのように冷ややかに笑って見せた。
 レッド総帥を撃ち殺した際には、本編では至極冷静だったのに対し、今作では動揺を隠せないでいる。
 狂ったように笑い、そして吐き気を抑えるように苦しんだ後、秘めていた野望を爆発させる。

 「世界の支配者はこのブラック様だ」




-VS 最驚のバトルジャケット- 紫数字:完全推定数値

巨大ロボ(バトルジャケット) 260(本体のパワー)
390(ミサイル乱射/本体の耐久力)
520(高出力レーザー)


 レッドリボン軍本部に眠っていた超巨大バトルジャケット。(ブラックは「巨大ロボ」と称した)
 本編でブラックが用いたバトルジャケットの数十倍はあり、ヒルデガーン並みの巨体を誇る。
 参謀を辞め自ら総帥となることを決意したブラックによって起動し、レッドリボン軍本部を破壊。
 レッドリボン軍の最終兵器にして、ブラックリボン軍設立のための尖兵となった。
 (本編のブラックはあくまでレッドリボン軍の再建を目標としていた)

 「わが御許に集まれ、そして平伏すのだ!」

 ブラックリボン軍ブラック総帥は、まるで自分が神になったかのように陶酔する。

 本編のバトルジャケットは、本体のパワーが推定戦闘力 140相当。
 背部ミサイルの拡散破壊力が210相当で、腕部融解レーザーの局所破壊力が280相当。
 カリン塔での修行を経た悟空(通常戦闘力 150 推定)の敵ではなかった。

 だが今作の超巨大バトルジャケットは、本体のパワーで260、若返ったピッコロ(通常時)と同等はあると思われる。
 腹部のユニットにはミサイルポッドと高出力レーザーが搭載されており、威力は戦闘力換算でさらに高まる。
 ミサイル乱射で390相当、および本体の耐久力もそれくらいあるだろう。
 悟空のかめはめ波(200~250相当)を正面から受けてもビクともしない。
 おそらくMAX亀仙人のかめはめ波最大出力(360相当)でも破壊できまい。
 最強武器の高出力レーザーは戦闘力520相当となり、ピッコロ大魔王の爆裂魔光砲に匹敵する威力だ。

 ブラック総帥は悟空をブラックリボン軍に勧誘するが、拒否されたことで抹殺を開始。
 超巨大バトルジャケットをジェット噴射でジャンプさせ、上空から悟空を地面にたたきつけるメテオスマッシュ。
 巨大さゆえに小回りが利かないことが弱点だったが、一度でも攻撃がヒットすれば絶大なダメージとなる。
 フラフラになった悟空にミサイル乱射のダメ押しで、勝利は目前かと思われた。
 だが、悟空の救援に駆けつけた人造人間8号をを破壊したことで、戦況が一変する。
 (悟空にとどめの高出力レーザーを発射する直前、ハッチャンの攻撃で転倒し暴発、腹部が溶解した)



人造人間8号(ハッチャン) 120(通常時)240(戦闘モード)

 マッスルタワー内のロボット工場に格納されていた最終兵器。
 スリープ状態にあり、ホワイト将軍がコントローラーの電源をオンにすることで起動した。
 本編のハッチャンは人間+機械による人間ベースの人造人間だった。
 今作でもその可能性はあるが、16号のような全人工製のロボット型の印象が強い。(ホワイト将軍には「機械人形」と称されている)
 ※フルカラーコミック 人造人間・セル編 2巻末の龍珠問答では、鳥山明が人造人間1~8号は19号と同じ全人工製と答えている。

 起動時には白目を剝き、理性のない暴走モードのような状態で悟空を追い詰めた。
 だが悟空を握りつぶす寸前に理性を取り戻し、戦いと命令を放棄する。
 本編のハッチャンと同じで、今作も基本的には戦いを好まない心優しい人造人間なのだ。
 同じく体内に爆弾をセットされており、コントローラーはその起爆スイッチを兼ねている。
 ホワイト将軍に悟空ともども爆破されそうになるが、悟空によってホワイトは倒れ、コントローラーも破壊された。

 本編のハッチャンの戦闘力は、マッスルタワー攻略時の悟空(推定 110)を上回る120推定。(亀仙人と同等)
 今作のハッチャンはその戦闘力を通常時とし、戦闘モードに移行することで倍のパワー値を発揮するものと思われる。
 また、コートの下にジェットバーニアを搭載しており、空中を飛行することも可能。
 (格闘ゲーム「ドラゴンボールZ Sparking! METEOR 」に登場するハッチャンも空を飛べる)
 悟空のピンチに駆けつけ、ブラック操る超巨大バトルジャケットに戦いを挑んだ。

 パワー値では超巨大バトルジャケットに迫り、押し返すこともできたが、それもわずかの間。
 限界を超えたパワー出力に己の体が耐えられず、きしみ、たわみ、ねじれ、部品がはじけとぶ。
 ついには超巨大ロボットの巨大ハンドに握りつぶされ、半壊し、機能停止、イコール、死。
 悟空が初めて心通わせた親友の死は、悟空の心に激しい悲しみ、そして怒りを渦巻かせる。
 まるで、ナメック星でクリリンがフリーザに殺された時のように―?



悟空 100200(悲しみによる開放)400500(怒りのかめはめ波)

 ハッチャンが死んだ。
 とめどなく流れる涙とともに悟空の体から立ち昇る気が、天を刺し、雲を突き破る。
 ブラックはその様子を唖然として眺めていたが、やがて何事もなく収まると強気に悪態をついた。

 「ついにくたばったか。しかしよくもあれだけ長い間持ちこたえたもんだ。出来損ないの化け物にしては」

 その一言が悟空の怒りに火をつけた。
 ハッチャンは出来損ないなんかじゃない。
 出来損ないの化け物は、お前のほうだ!
 怒る悟空の周囲がわずかにスパークし、白いオーラが噴出する。
 両手に凝縮されていく怒りの気は、かめはめ波となって超巨大バトルジャケットを撃った。

 「そんなの効かないっていってるだろ! ハッハッハッ―?」

 勝ち誇るブラックは、だが、すぐに絶望の淵へと落とされる。
 悟空のかめはめ波は超巨大バトルジャケットの腹部を貫通した。
 レーザーの暴発で腹部が損傷していたとはいえ、今までの悟空のかめはめ波なら跳ね返せたはずだ。
 だが、激しい悲しみと怒りによって高まった悟空の戦闘力が、ブラックの予想を覆したのだ。
 (悟飯の怒りパワー同様の戦闘力倍加に、「気の一点集中」効果が掛け合わされた威力)
 ブラックは超巨大バトルジャケットの爆発に巻き込まれ、ブラックリボン軍の野望とともに散った。

 ハッチャンの死を嘆く悟空の叫びはなおも続き、気が大地を震撼させる。
 まるで本当に超サイヤ人に覚醒するのではないかというくらいの迫力があった。
 その段階に到達するのは当然まだまだ先のことだが、片鱗をうかがわせたのは確かだ。
 孫悟空、最強への道は、まだ始まったばかり―



神龍 200

 「さあ願いを言え。どんな願いも一つだけ叶えてやろう」

 神龍を呼び出したのはブルマだが、ブルマもヤムチャももう互いの願いを叶えていた。

 「どうした、願い事はないのか」

 誰も願いを言う様子はなく、神龍が尋ねてきた。

 「ギャルのパンティおくれーーーっ!!!!!」

 と、ここでそう叫ぶほどウーロンは愚か者ではない。

 「オラ願ぇあっぞ」

 悟空はハッチャンを地面に横たえ、願った。

 「ハッチャンを元通りにしてくれ! ただし、腹の中の爆弾は取って」

 悟空も賢い願い方をしたものだ。
 承知した、という神龍の返答に、悟空に笑顔が戻る。
 新たなるドラゴンボール伝説の幕開け―




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